よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

ただ、あなたに逢いたくて

2017年01月08日 | 神社仏閣
やはり、どうしてもあの方に逢わなくてはいけない。
焦燥感に突き動かされ、憧憬を抱えて電車に乗り込んだ。

いつものとおり、電車はすべてタイミングよく発着し、あの方の力をひしひしと感じる。
歓迎されていることが、逢う前からわかる。

7日になれば、少しは空くと思っていたが、やはりあの方の人気は尋常でない。











そう、高幡不動尊である。

不動堂内で参拝する人の列は仁王門までのび、そこで折り返すほどの長さとなっている。

やはり午後の参拝は混雑するという情報は本当だった。
しかも今年は酉年。守り本尊のお不動様の人気はいつもより高いのかもしれない。

「本来ならば、皆様方にゆっくり参拝をしていただきたいのですが、混雑のため、速やかにお進みください」
そんなアナウンスが聞こえてくる。

不動堂前の賽銭箱でご挨拶を済ませ、私は奥殿に向かう。



こちらには、重要文化財の木造「丈六不動明王像と両童子象」がいらっしゃる。



もともと鎌倉時代から不動堂にいらしたお不動様がこちら。

現在、不動堂にいらっしゃる「新丈六不動明王像」は、先代像修理のため身代わり本尊となった方だ。


奥殿は(拝観料300円が必要なためか)あまり人がおらず、先代のお不動様近くでゆっくり時間を過ごすことができた。

なんとなくここに来ると、胸がいっぱいになり、鼻と目がすんすんしてくる。

心の内で、お不動様と語らうことができ、ああ私はお不動様に守られているんだな、ありがたいことだという気分に満たされた。




大師堂は列も少ない。ありがたくゆるりと参拝する。





ほのうちわを授与していただく。


おみくじは漫然と引くのではなく、神仏に問いかけながら行うものだというから、そうしてみた。



巨大な「望」。
こんなおみくじは、初めてだ。
よくよく見ると、おみくじ袋が「高幡不動尊」でなく「日野七福神」となっている。
いつもと違うバージョンなのだろうか。

しかし書かれていることは、すべて腑に落ちる。

末吉ということは、これからどんどん良くなる兆し。



もうすぐ転属になるので、仕事について尋ねてみたら「希望の仕事に就き打ち込めるでしょう」とあり、とても安堵した。

金運は右肩上がり。

旅行は、節目に行えば運気上昇。

松の内に、ありがたい答えをいただいたと思った。

健康は好調。運動、食事で精神面を整えよとある。
面白いことに、同じ日に読み見返した矢作直樹さんの著作にも、まったく同じことが書いてあり、これは見直さねばと心した。


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