北陸の味と言えば…「８番ラーメン」！？

今回の旅行で昼食にぜひ食べたい物がありました。富山・石川・福井の国道沿いを走っているとよく見かける「８番ラーメン」です。

初めて食べたのは昨年７月、列車で旅行中に富山駅構内の店で野菜味噌ラーメンを食べているのですが、短い乗り継ぎ時間の間に慌てて食べたので味についての印象が全く残っていないのです。その後も何回か北陸には来ているのですが、金沢競馬場に遠征するのが目的のため食べようと言う気にはなりませんでした。

この日（火曜日）も金沢競馬は行なわれているのですが、行きたいのをぐっとこらえて観光旅行。高岡から七尾へ向かう途中、氷見の国道沿いに見つけたので入ることにしました。

ちょっと遅い時間（１３時半頃）だったのですが店はそれなりに混んでいて、迷う事無く野菜味噌ラーメンを注文。１０分くらいで注文の品は出てきました。

一口食べての感想は味噌ラーメンらしくない。北海道で生まれ育っているのと、彼の地では昨今トンコツベースのこってりしたものが主流になっているので、それに慣れているため薄く感じ、味噌自体も少なめに使用しているように感じた。良くも悪くも昔の味噌ラーメンという感じである。逆にこのほうが老若男女に好まれる万人向けの味なのだろうか。同社のサイトによれば昭和４２年創業で大人気だったとあるのも理解できる。中華そば一辺倒の時代に炒め野菜が入ったラーメンは画期的だったろう。だが褒める点もある。麺の食感がもちもちしていてこれは私好み。

価格も５２５円なので、手軽に食べられる着飾らないラーメンといったところかな。

ちなみにラーメンの写真はありません。店内で撮影なんかしたら産業スパイかラーメンオタクに間違われること必至ですからね。
＃私はラーメンオタクではない。旨い不味い以外は解らないから。