富山駅の立山そば

富山行きキハ120は13時43分に猪谷を発車。2両編成なのでどこかで混むのだろうと思っていたら予想通りで笹津で高校生がどっと。しかし長くはこの状態は続かず速星までに殆ど降りてしまい富山到着時にはスカスカ。普通は都市部の駅に向かって混むと思うんだが一部区間とは意表突かれました。





高架の高山線ホームに着くと思ったら地平の糸魚川方面のホームに入ってこれまた意表。このまま車庫に入庫するんでしょう。



あいの風の改札に青春18を見せて通過。別に何も言われないです。言われないで当たり前なんですが今年の8月に青春18で大糸線から入って富山・金沢と抜けたんです。その時は高岡で次は降りる予定だったので青春18であいの風に乗るべく改札を通ろうとしたら年配の駅員が「どこへ行く！」ってまるで旧国鉄みたいなものの言い方。私は「高岡」と告げると「高岡だな、本当に高岡だな！」と語気を強めて言う。よほど青春18で金沢へ抜けてしまう人が多いのだろう。車内改札をすればいいのだがこの区間は2両編成だとかなり混んでおり、駅間も短いからまず無理。実際に利用して見て「馬鹿正直に切符買う必要ないよなあ」と思うほどですから。

たまに高岡～津端を買えば金沢以遠に乗り通せると言う人いるけど、特例は高岡・津幡で下車するかJR線に直通する時のみで乗り通す場合は未適用なので富山～金沢の運賃が普通に必要です。1,280円だったかと記憶しますが、どうせ別払いなら新幹線でもと思いましたがJ-westカードのeきっぷでも2,900円くらいするので却下。



駅舎の一階には立山そばがあります。かつてはホーム上にあったと思いますが今はこちらのみ。富山と言えば白えび天丼かもしれないが時間も遅いし、先ほどの食べ足りない分を補うだけだし。それに旅先の駅そばは好きなところであります。

もう15時になろうとしているのに盛況な店内。食券自販機には400円で白えび天ぷらそばが売り切れ表示。食べてみたかったが420円の”普通”の天ぷらそばを注文。麺や茹で麺でゆがいただけ、天ぷらはバットに入れてある揚げ置き。



汁は関西風で澄んでいます。お出汁が利いたなかなかうまい汁です。かき揚げは先に書いたように揚げ置きですが具材が意外に豊富に使われていますね。冷凍の既製品でもなさそうで結構旨い。麺だけは「駅そば」のもので取り立てて特徴もないし旨いわけでもないが、汁でそれをカバーしています。



食後は15時13分発金沢行きで一気に金沢へ。やはり車内改札は回って来ませんでした。これだったら馬鹿正直に切符を買わなければよかったって思いますね。