霧多布は17時だというのにすっかり夜だ、日没時間が16時20分とかでやはり東なだけ早いよなと思う。ここから国道44号線までは10キロ以上、なにもない闇夜の原野の中を進んでゆくと再び道路に鹿が2頭！ほんと危なくてシカたない…。ちなみに霧多布から国道まで15キロ離れていて、鉄道の浜中駅もこっち寄りなので昭和の大合併で霧多布と浜中が合併していまなのかなと思ったらそうではないんですね。としたら駅前が全く栄えずというのは北海道では珍しいパターンかなと。
あとは浜中と言えばルパン三世のモンキーパンチ氏の出身地、霧多布の生まれ。なのであちこちにルパンの絵がある。国道44号に入っても沿線になにも無く闇夜が続く、北海道特有の路肩を示す↓が点滅して光っているだけ。もう鹿出てくるなよ…。ようやく明るくなった、集落に入るとオアシスに感じるね。
トイレがてら厚床駅に寄った。根室行きが行ったばっかりであるが人影はない。
暖房が効いている、かつては標津線との乗換駅で駅弁も販売していたほど、いまも当時の駅弁屋の廃屋が見えます、たしか田中屋でなかったかな。ほたて弁当で有名でした。
そのため標津線の代行バスが発着して、このあとも中標津行き代行バスと根室行き空港連絡バスがあるようだ。根室と中標津空港は80キロ以上離れていて、北海道とはいえさすがに遠い。
駅は1面1線で棒線化されており、2000年夏の青春18のポスターに出てきたホームは使われていません。ただし棒線化したといえど布部スタイルと言いましょうか、実は信号機もポイントもそのままで使っていないだけ。なので情勢が変われば簡単に復活することは可能。さらに先に進みましょう！ってここは根室市、日本の果てだ。進むには限度があるけどね。
再び闇夜の国道を進むも突然高速道路に変わる、根室道路という自動車専用道路だが果たしてこんなものが必要なのか？とは思う。一般道が劣悪ではないからだ、それにこの道路が釧路から高速が延びてつながるなんてことがあるわけもない。しかし根室市街に入ると明るくなって店が立ち並びすき家まで進出しているんだ！今夜の夕食は根室はなまる寿司の本店と決めているんだ、札幌駅では劇混みでも根室が混むわけはない…
なんと定休日だ！！店が真っ暗だ。私の気持ちも真っ暗だよ！ともかくホテルにチェックインしましょうか…。
今夜の宿は「ねむろ海陽亭」、まるで料理屋か居酒屋のような名前だけども宿屋です。場所はイオンの斜め向かい。19時前なのに誰も歩いていない。
ビジネスホテルと旅館の折衷のような感じの宿でチェックインを済ませて部屋は3階建ての3階。
たまには旅館の和室というのもいい、暖房も弱でかかっており寒くない。外気はすでに5度を割り込んでいます。
根室というのは宿の供給とバランスがあっておらず、どこの宿も強気だ。いまでは2万人弱の街ですが根室振興局があり支店を設けている会社も多いので出張需要が高く、部屋も埋まるので値引きする必要もない。当初はここではなく「イーストハーバーホテル」という宿を7,800円で予約した。素泊まりでこの値段、地方の田舎ではなかなかないが、これが根室で最安だったんです。その後9,800円まで値上がりするものの残室が2とあり、楽天でも自社サイトでも2とあったから間違ってないでしょう。10月末の平日で大層賑わっているなあと思ったら全国旅行支援が始まりました。しかしイーストハーバーは参画していなかった！なので事後の割引申請ができない。ほかの宿も参画してないのが大半で、そんな施策に頼らなくても部屋が埋まるんでしょう。そんな時にじゃらんでこちらのねむろ海陽亭が旅行支援に根室で唯一参画している宿として予約しなおし。楽天には部屋が出ていなかったので。
宿泊料金は朝食付きしたといえ11,400円とこれまたオフシーズンの地方都市のビジネスホテルではありえない価格ではあったが、40％引けば6,852円で1,000円ほど安くなるしクーポン平日3,000円ぶん貰えば実質3,852円になるのだからイーストハーバーはキャンセルして予約しなおしたのですが「観光協会からもクーポン出ています」
なんと独自施策で宿泊客にクーポンを配布しているのでした、使える店も飲食などに限らず小売りやコンビニ、ガソリンスタンドと幅広い。詳しくは次をクリック。
Welcome To ねむろクーポン券
ということで実質1,852円は脅威だ、なので今夜はこのクーポンを使える店を率先して探さないとね、ちなみに旅行支援のクーポンは使える店は少ない。
今日だけですべて合わせると280キロほど走行、燃料計は半分になっていた。あまり遅くないうちに夕食食べて宿に戻って寝ようと思う。
イオンの1階に回転寿司があり客もそこそこ見えるが、根室花まるの代わりにするのはなんだか…。
ここがあの梅ヶ枝町、そらあ薬局の娘さんが宮脇俊三氏の問いに「ここは違います、梅ヶ枝町はあっち」と言いたくなるような歓楽街だったのだろう。いまでは如何わしい店もないし、そもそもやっていない店のほうが多い。当時は北洋漁業で羽振りのいい漁師が夜な夜な来てたと思われる。ほんと、入りたくなるような飲食店が無いなあ…。やっている店も明らかに一見客には入りづらい雰囲気を醸し出しているのね。こんな地方だもの、入って店員も客も「誰だこいつ？」と思われかねないし、実際にそういう店に入ってしまうと居づらいんだ。そんなときに浅草軒というラーメン屋が見え流行っているようだけど、さっき貰ったクーポンは使えない。観光協会と仲が悪いのかな？
ここなら入りやすそうだ、壱炉という店に入ることにする。引き戸を開けて入ればすぐにカウンター、先客はひとりだが座敷の方はにぎやかだ。テレビが点いており京セラドームでの日本シリーズ。ここまでオリックスは0勝1敗1分で勝ててないが引き分け試合はよかった。あとは本拠地に戻って”内弁慶”でも発揮してくれれば面白くなりそうだ。
いつもなら瓶ビールだけどアサヒしか扱ってないのでジョッキでもなんでもよい。お通しは鮪の山掛け。山掛けの旨さが分かる齢になりました。子供の頃は口が痒くなるので嫌だった。そしてカウンターの先客は代行が来たので帰ってゆく、真向いの大将が「チャンネル変えましょうか？」というが「これが見たいんです！」
まずは来年の新球場での優勝を祈念して「ハム勝つ」を、手作りだそうで造りからして大きいハムを切り出してパン粉まぶしたのかなと思う。とにかく今年の日本ハムのドラフトは100点満点に近かった。矢沢の事前公開もあったとはいえ競合なしに指名でき、2位の金村も期待できるし、なんといっても3位の加藤豪将はもし来てくれるのなら面白いことになるだろうが、マイナーとはいえMLB辞めてまで日本に来るのかなあ？あとは育成3位の山口アタルって何者だ？あたるなんてのは諸星あたるしか知らんのよ。あとは江越と齋藤友貴哉にも期待が持てる！齋藤はコントール次第だが。
さんま焼きは脂があって美味しい、さすが地物だ。はらわたはないほうが食べやすくて好きだけどね。ビールは2杯目、座敷で宴会している人がひょこっと顔を出して「大将、（吉田）正尚ホームラン打った？」。これはね、思うに北海道のひとは村上よりも普段対戦している吉田正尚に親近感があるんだろうね。だけど、それが打たないんだよね…。
知床地鶏の塩焼きではハイボールを。そんな感じで1時間弱滞在して3,600円ほどだったか。旅行支援のクーポンは使えないが観光協会の2,000円分は使えるので、差額1,600円ほどは現金で。さすが、さんまは旨かった。さんまは根室に限る！
宿に戻って地下にある大浴場、小さいながらもサウナもあった。足を延ばして風呂に入れるのはいいけどちょっとぬるかったなあ…。なかなか温まりにくい。昨今の情勢で燃料抑制のためか？
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あとは浜中と言えばルパン三世のモンキーパンチ氏の出身地、霧多布の生まれ。なのであちこちにルパンの絵がある。国道44号に入っても沿線になにも無く闇夜が続く、北海道特有の路肩を示す↓が点滅して光っているだけ。もう鹿出てくるなよ…。ようやく明るくなった、集落に入るとオアシスに感じるね。
トイレがてら厚床駅に寄った。根室行きが行ったばっかりであるが人影はない。
暖房が効いている、かつては標津線との乗換駅で駅弁も販売していたほど、いまも当時の駅弁屋の廃屋が見えます、たしか田中屋でなかったかな。ほたて弁当で有名でした。
そのため標津線の代行バスが発着して、このあとも中標津行き代行バスと根室行き空港連絡バスがあるようだ。根室と中標津空港は80キロ以上離れていて、北海道とはいえさすがに遠い。
駅は1面1線で棒線化されており、2000年夏の青春18のポスターに出てきたホームは使われていません。ただし棒線化したといえど布部スタイルと言いましょうか、実は信号機もポイントもそのままで使っていないだけ。なので情勢が変われば簡単に復活することは可能。さらに先に進みましょう！ってここは根室市、日本の果てだ。進むには限度があるけどね。
再び闇夜の国道を進むも突然高速道路に変わる、根室道路という自動車専用道路だが果たしてこんなものが必要なのか？とは思う。一般道が劣悪ではないからだ、それにこの道路が釧路から高速が延びてつながるなんてことがあるわけもない。しかし根室市街に入ると明るくなって店が立ち並びすき家まで進出しているんだ！今夜の夕食は根室はなまる寿司の本店と決めているんだ、札幌駅では劇混みでも根室が混むわけはない…
なんと定休日だ！！店が真っ暗だ。私の気持ちも真っ暗だよ！ともかくホテルにチェックインしましょうか…。
今夜の宿は「ねむろ海陽亭」、まるで料理屋か居酒屋のような名前だけども宿屋です。場所はイオンの斜め向かい。19時前なのに誰も歩いていない。
ビジネスホテルと旅館の折衷のような感じの宿でチェックインを済ませて部屋は3階建ての3階。
たまには旅館の和室というのもいい、暖房も弱でかかっており寒くない。外気はすでに5度を割り込んでいます。
根室というのは宿の供給とバランスがあっておらず、どこの宿も強気だ。いまでは2万人弱の街ですが根室振興局があり支店を設けている会社も多いので出張需要が高く、部屋も埋まるので値引きする必要もない。当初はここではなく「イーストハーバーホテル」という宿を7,800円で予約した。素泊まりでこの値段、地方の田舎ではなかなかないが、これが根室で最安だったんです。その後9,800円まで値上がりするものの残室が2とあり、楽天でも自社サイトでも2とあったから間違ってないでしょう。10月末の平日で大層賑わっているなあと思ったら全国旅行支援が始まりました。しかしイーストハーバーは参画していなかった！なので事後の割引申請ができない。ほかの宿も参画してないのが大半で、そんな施策に頼らなくても部屋が埋まるんでしょう。そんな時にじゃらんでこちらのねむろ海陽亭が旅行支援に根室で唯一参画している宿として予約しなおし。楽天には部屋が出ていなかったので。
宿泊料金は朝食付きしたといえ11,400円とこれまたオフシーズンの地方都市のビジネスホテルではありえない価格ではあったが、40％引けば6,852円で1,000円ほど安くなるしクーポン平日3,000円ぶん貰えば実質3,852円になるのだからイーストハーバーはキャンセルして予約しなおしたのですが「観光協会からもクーポン出ています」
なんと独自施策で宿泊客にクーポンを配布しているのでした、使える店も飲食などに限らず小売りやコンビニ、ガソリンスタンドと幅広い。詳しくは次をクリック。
Welcome To ねむろクーポン券
ということで実質1,852円は脅威だ、なので今夜はこのクーポンを使える店を率先して探さないとね、ちなみに旅行支援のクーポンは使える店は少ない。
今日だけですべて合わせると280キロほど走行、燃料計は半分になっていた。あまり遅くないうちに夕食食べて宿に戻って寝ようと思う。
イオンの1階に回転寿司があり客もそこそこ見えるが、根室花まるの代わりにするのはなんだか…。
ここがあの梅ヶ枝町、そらあ薬局の娘さんが宮脇俊三氏の問いに「ここは違います、梅ヶ枝町はあっち」と言いたくなるような歓楽街だったのだろう。いまでは如何わしい店もないし、そもそもやっていない店のほうが多い。当時は北洋漁業で羽振りのいい漁師が夜な夜な来てたと思われる。ほんと、入りたくなるような飲食店が無いなあ…。やっている店も明らかに一見客には入りづらい雰囲気を醸し出しているのね。こんな地方だもの、入って店員も客も「誰だこいつ？」と思われかねないし、実際にそういう店に入ってしまうと居づらいんだ。そんなときに浅草軒というラーメン屋が見え流行っているようだけど、さっき貰ったクーポンは使えない。観光協会と仲が悪いのかな？
ここなら入りやすそうだ、壱炉という店に入ることにする。引き戸を開けて入ればすぐにカウンター、先客はひとりだが座敷の方はにぎやかだ。テレビが点いており京セラドームでの日本シリーズ。ここまでオリックスは0勝1敗1分で勝ててないが引き分け試合はよかった。あとは本拠地に戻って”内弁慶”でも発揮してくれれば面白くなりそうだ。
いつもなら瓶ビールだけどアサヒしか扱ってないのでジョッキでもなんでもよい。お通しは鮪の山掛け。山掛けの旨さが分かる齢になりました。子供の頃は口が痒くなるので嫌だった。そしてカウンターの先客は代行が来たので帰ってゆく、真向いの大将が「チャンネル変えましょうか？」というが「これが見たいんです！」
まずは来年の新球場での優勝を祈念して「ハム勝つ」を、手作りだそうで造りからして大きいハムを切り出してパン粉まぶしたのかなと思う。とにかく今年の日本ハムのドラフトは100点満点に近かった。矢沢の事前公開もあったとはいえ競合なしに指名でき、2位の金村も期待できるし、なんといっても3位の加藤豪将はもし来てくれるのなら面白いことになるだろうが、マイナーとはいえMLB辞めてまで日本に来るのかなあ？あとは育成3位の山口アタルって何者だ？あたるなんてのは諸星あたるしか知らんのよ。あとは江越と齋藤友貴哉にも期待が持てる！齋藤はコントール次第だが。
さんま焼きは脂があって美味しい、さすが地物だ。はらわたはないほうが食べやすくて好きだけどね。ビールは2杯目、座敷で宴会している人がひょこっと顔を出して「大将、（吉田）正尚ホームラン打った？」。これはね、思うに北海道のひとは村上よりも普段対戦している吉田正尚に親近感があるんだろうね。だけど、それが打たないんだよね…。
知床地鶏の塩焼きではハイボールを。そんな感じで1時間弱滞在して3,600円ほどだったか。旅行支援のクーポンは使えないが観光協会の2,000円分は使えるので、差額1,600円ほどは現金で。さすが、さんまは旨かった。さんまは根室に限る！
宿に戻って地下にある大浴場、小さいながらもサウナもあった。足を延ばして風呂に入れるのはいいけどちょっとぬるかったなあ…。なかなか温まりにくい。昨今の情勢で燃料抑制のためか？
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