【2013年Fsキャンプ】2．新千歳空港の「空弁」といえば

セキュリティーを抜けてレシートに印字された12番ゲートへ進むと様子がおかしい。先発として14時の羽田行きが表示されている。一体どうなっているんだ？？するとアナウンスが入って、急遽17番ゲートに変更しましたとの事、なんとも都合いいというか…。

新しいゲートの17番ゲートへ移動。こんなタイミングよく移動するから、最初は「？」と思ってしまったのだ。

12時丁度と13時05分に挟まれたB737－800による便、当然混んでいるはずも無くどう見ても100人いない。その割には外国人が多かった。CXとのコードシェア便だからか？当初は前方窓側をチョイスしていたが、待合室のKIOSKで確認すると後方ががらがらなのでそちらへ移動。何度も繰り返すが、隣がいない普通席のほうがよっぽどくつろげる。

優先搭乗などという野暮なものも無く、12時20分になって全員の案内があり機内へ。窓から外を見るとデアイシング作業が忙しそう。雪の降りが強くなってきて、もっと奥を見ると除雪作業車の一団が滑走路へ向かう。片方を閉鎖して除雪作業が決まったようだ。これで遅れるのは必至だろう。

定刻になっても荷物が積み終わらないようで、ワゴン車でいくつか運ばれてきた。私の席の真下が搬入口なのでどんな荷物か一目瞭然。大きなスーツケースや発泡スチロールの箱、どれも羽田経由香港となっていた。やっぱりCX便に乗り換えるのだろうな。数分遅れてスポットを離れたものの、北向きに離陸するため地上を移動するのだがノロノロ運転。といっても前方に飛行機は並んでおらず、雪のため滑走防止のため低速移動を強いられていると案内があった。

結局13時丁度になって、ブレーキをかけたままエンジンは最大出力にして、ブレーキを緩めるとロケットスタートのように離陸。まるでもうすぐ廃止となる石垣空港のようで新千歳ではなかなか経験がない。雪だから滑走路を進む距離を少しでも縮めたかったのでしょう。

それでは昼ごはんにしましょう。買ったのはもうお決まりの…

佐藤水産の「石狩想い出の鮭弁当」。最後の1個で価格は580円。

新千歳の「空弁」で一番安く、そして素朴で美味しい弁当だと思います。宣伝など全然してないし、そもそもそれほど数を作ってないように思います。間違っても夕方・夜に売られているのを見たこと無いです。

北海道産米の上にもみ海苔をちらし、おかずは塩鮭と筋子だけ。最近は甘塩だの薄塩だのがもてはやされるがそんなのお構いなし。塩辛い鮭と筋子です。しかし塩辛いこそ御飯がすすみます。でも塩引きというほど辛くて固くは無く、そこは鮭屋の鮭。程よい脂もあって美味しいです。これにドリンクサービスのスープを貰えば立派な食事ですね。

ここで機長のアナウンスがあり、先ほどの低速移動の関係もあって、羽田空港に到着は14時35分頃とアナウンス。乗り継ぎの那覇行きJL919便は14時45分発なので間に合うかな？間に合わなくても15時25分にJL921便があるので振り替えてくれるし、そうなればお詫びにミールクーポンでも貰えるかな？