思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

2019年プロ野球12球団合同トライアウトを見て

2019-11-20 20:21:31 | プロ野球
11月12日は朝に寝床でテレビを点けるとエレクトーンお姉さんとウサギが映っていた。やっぱり朝の番組は大阪のほうがいいなと思う。8時にチェックアウトして向かったのは西九条。そこから本日の目的地までは大阪シティバス一択になるのだが同様の目的の人で大行列。私は希望する便に乗れたけど、もし前泊しないで始発の近鉄特急で西九条まで来たら間違いなく乗れなかった。今回のために案内係が立っており、あまりの混雑に「通勤利用いませんか?通勤の方が最優先です」と誘導していた。当然だが立派だと思う。



今回やって来たのはオリックスの二軍球場でもあるシティ信金スタジアム、ここで「12球団合同トライアウト」が開催されます。



西岡の姿が見えますね、去年に続いての参加ではありますし努力は認めますが、前評判からして獲得球団があらわれるかどうか…。いま「世界野球プレミア12」が開催され、日の丸を背負った侍ジャパンが世界一を目指して熱戦を繰り広げていますがそれは「陽」、そして所属球団を戦力外されるも再びどこかでプロ野球選手として活躍するためにもがいているのは「陰」と言えると思います。丁度休みで近いところで開催しているのなら見てみようという気持ちです。



守備役の野手陣が散ってゆきました。投手が順番に登場し、カウントは1-1からスタートし3人の打者を相手にします。つまりは投手は1イニングの勝負、打者は4~5打席阿回ってくる計算です。



日本ハムからヤクルトに移籍した屋宜も戦力外だったか。あまりぴりっとした投球でないなコレ…。





その後は知らない奴が続いて、場内がどっと沸いたのは森福。



正直森福は馬鹿なんだよ。ソフトバンクを出なかったらまさか今日ここで投げるようなことにはなってないと思う。金と名誉に目が眩んで読売なんかに入ったばっかりに、なまじ自分はもっと活躍できる!と自信があったのかもしれないが、読売に移籍して1年目こそまあまあ登板機会が与えられたが2年目3年目は殆ど2軍で過ごし戦力外。惨めじゃないか。それでも今年の推定年俸は8,400万だったそうでさすが金満球団と言うか、大して仕事せずに儲けたというか。かつて日本ハムにいた武田久なんて2014年に2.4億も貰っていたのに結果が厳しくなってきて登板機会も少なくなって8,000万→1,800万→1,500万と減額制限を大幅に超える状態で税金をきちんと払えたのかとファンながら心配したもんだ。

って周囲を見渡すと武田久氏本人が見えたのでどきっとしてしまった。いまは古巣の日通野球部にいるので社会人選手として発掘に来ているのだろう。

とはいえトライアウトは発掘の場ではなく引退試合の場だという。最近ではトライアウトから這い上がった選手は少なく、その選手も戦力外になった時点で所属球団から他球団から内示があるので形式上受験してほしいと言われることが多いのだ。要は最終確認ですね。なのでそういう内示が無いとNPBから声をかけてもらうのは難しくなり、実際にバックネット裏の関係者席を見ると社会人野球や独立リーグの関係者が多い。首からIDカードを提げており、そこに書かれているからわかるのだ。そして野球と関係ない会社も多い。野球選手は屈強で、特に30歳くらいなら社会人としてもしっかりしていることが多いからと警備会社なんかが希望していることが多いそうで。私の斜め右に座っている背広4人組はまさにそんな感じ。白髪でかなり禿げあがった爺さんは社長だろうか。投手が出てきて投げるたびに「今のはいい」「これはダメ」と言いながらメモ帳に書き留めて、野球に詳しそうな同行者に助言を求めてたり。

でも野球選手は、とくに高卒だと学歴も社会経験も乏しいので、たとえ30代でも…という話はよく聞くがね。野球しか知らないから。

あとは今回受験している選手のユニを着た一団もいました。ジジババに嫁に子供に友人もか?ざっと10人くらいが家族用IDを提げているのだ。この選手の場合は完全に引退試合として最後に顔見世程度で参加ではないかと思う。一時期一世風靡はしたし戦力外に「えっ」という声もあったがね。そして若い女が3歳くらいの娘の手を引き赤ん坊を抱っこしているのもいた。ある選手は打席に立つと真剣な目で見るのでその選手の嫁と子供だろうか。なんか身につまされる思いがするね。パパ頑張ってくれないと無職だし、私もパートに出ないとと思っているかもしれないな。



最後に日本ハムを戦力外になった選手を。これは岸里。大谷の後輩という経歴はあったし二軍では活躍していた印象だったが。



立田はよくわかりません。



田中豊樹が去ることになって1983年の投手の田中幸雄から今まで連綿と続いてきた田中姓の選手もピリオド。ちょっと残念な気もしますが、ピッチングは上々な感じなのでどこかに拾われるといいのですが一番残念なのは中村勝。



「春日部のダルビッシュ」として(〇〇のダルビッシュは一時期はやった)ドラフト1位で入団してきて2014年には先発で8勝したのがピーク、肘の手術をして今年の7月9日の幕張で一軍復活登板を果たしたものの結果は…(ここ見てください)。球速が出なくなってしまったのは致命傷だわ。そして今日も結果が散々…。ちょっと期待していただけに残念だ。



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