思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

釧網本線を北上する 私が日本酒飲めるようになった理由

2021-10-16 06:16:05 | 2021年の旅行記(国内)
とにかく列車に乗客が乗っていないのが気になる。



車内を見渡してざっと15~20人程度。しかも通院通学など用務で乗っていると思われる地元客は5人いるかどうかで残りは観光客。2時間に1本程度と少ないのに地元から見放されてしまうとさすがに厳しいかな。その観光客も釧路湿原で3人降りたが代わって10人弱乗ってきた、なんと添乗員付きのバスツアー。



次の細岡で下車して駅前で待機しているバスに乗り込んでいった。でもこれはJR的には有難い乗客だろう。定期や乗り放題とは違うので。



しかしこんな日本離れした景色のなかを進むのっていいよね。



標茶を過ぎれば用務客もすべて下車して、転換シートを向かい合わせにしてぬるくなったハイボールを飲みながらうとうと、ド短足で見苦しくてスミマセン。この転換シートは元々は0系のシートだが海峡線用の50系に付いていたものの再利用。今後は経年的にも721系のシートの再利用なんてのが出てくるかも。デビューから33年目の秋ですからH100投入が落ち着けば電車の置き換えが始まるかもしれません。



摩周は寝ていたようで川湯温泉であらかた降りて車内に残るはたったの4人!みなカメラ構えた旅行者ばかり!この先で釧北峠を越えて網走側になりますがとくに大変な峠ではない、キハ54なので案外軽快に進みます。緑までの間で警笛2回急ブレーキ1回、幸いに鹿との衝突は回避しています。峠を越えた緑は思い出深い駅だ。話は1999年5月に遡る。

札幌駅で当時札幌勤務の辻聡氏(余談だけど近鉄富田駅の西口を管理している三岐鉄道の富田駅長と同姓同名、GoToの地域共通クーポンのポスターの責任者名を見てびっくりした)、現在は実業之日本社の社長で当時は編集者の岩野裕一氏、そして南正時カメラマンに見送られて種村直樹氏と2人で釧網本線を乗ったで降りたでをした。その日の夕方に緑で下車をして緑の湯という温泉に入り近くで夕食できるところはないか?と聞いて食堂があると案内を受けて2人で入った。なにを食べたかは覚えてないが恐らくはカツ丼とか親子丼とかだと思う。オバサン1人でやっている店だったのは覚えている。その時に種村氏が男山を置いているのが分かり冷酒のコップ酒を2つ注文し「知っているとは思うが、美味い酒だから」と差し出された。

実は当時は日本酒があまり旨いとは思わなかった。美味い酒を知らないだけだったと思うがとにかく苦手、ビールやウィスキーはよく飲んでいた。それまでも乗り継ぎ途中で種村氏と一緒に離脱して造り酒屋でワンカップを買って飲んだのだが、なぜこれが旨いのかが理解できなかったほど。ちなみにその時に一緒にいた人だが、数年は年賀のやり取りをしたけども会うこともなかろうとこちらから出すのを止めて程なく相手からも来なくなったが、15年以上のブランクが空いてから年賀状が来始めて退職しただの再就職しただのって書いてあるが毎年くるのでどうしたもんだろ?気持ち悪いと思っています。普通は住所録など整理するでしょう。私はばかばかしいので年賀状は一切止めております。そしたら3年もしたら誰も送ってこなくなりますから、この人を除き。

それで話を戻します。飲めと言われている以上日本酒は…とも言えずぐいと飲んだら旨いじゃないか!そこからですよ、日本酒が美味しいと思えるようになったのは。まあここまで書けば私が誰か分かる人は分かると思うが、この話はここまでにしておこう。風の噂で、名も明かさないどこの誰か知らない人に種村直樹氏のことをネット上に書かれることに面白くない人がいるようですので、自分のブログには回顧録のように書く癖に。あと、先日のヤフーみてたらえちごトキめき鉄道の社長が知人のブログを介しているとはいえ(その知人とは私も面識はあるが10年以上は会ったことが無いし今後も会うことも無かろう)種村直樹氏に言及しているのは驚いたが、あの人読者とかTTTTじゃなかったよね?まあこんなことを書けば分かる人が見たら私が誰なのかは分かるでしょう。でも自分からは明かしませんし質問にも答えません。分かる人が分かればいいのです。



斜里岳を望み清里町へ、ここで20人ほどまとまって高校生が乗ってきて久しぶりに賑やかになる。勿論前の席の向きは直しましたが、その席に収まったJkがスタイル抜群のサラサラロングヘアでマスクしててもかわいいに違いないタイプ。こんな田舎にいるなんて!と思われるほど。もっとも田舎の女子高生は擦れてなくてよい。東京のスカート短すぎのケバいメイクしたJKには興味がわかない。斜里で降りてゆき、かわりに10人弱乗車。



止別ではホームで見送る人が、てっきり駅舎で営業しているラーメン屋「えきばしゃ」の経営者なのかな?と思ったが制服着て名札つけているので社員ですね。見回り点検に来ているのかな?釧網本線は国鉄末期に駅を簡易委託化して飲食店として営業することを認めた。川湯温泉のオーチャードグラスとか北浜の停車場とか。いまは簡易委託はすべて解除しているが、店はそのまま営業を続け旅行者にはすっかりお馴染みとなった。



どこまでも続く原野、そして濤沸湖。知床斜里で季節を間違ったような恰好をした男が(寒いのにタンクトップ)原生花園で降りていった。もうかなり暗くなっているのにどこへ行くのかなにをするのか。



17時17分に網走に到着。



ステップ付きの気動車なのにホームがあまりに低くてバリアフリーとは無縁。かさ上げ予算が無いのだろうし、昨今ではホームかさ上げとなると長いホームを柵で詰めてしまうので、石北本線という性質上長大編成がないとも言い切れずというところか。私的には北陸本線の普通列車しか停まらない駅はホーム長くても4両分だけかさ上げてあとは金網で詰めているのを見て寂しくなるね。なお釧路から網走まで3時間1分で161.9キロあるので表定速度は53.66キロとローカル線にしては速い。比較すると大阪難波から近鉄富田が158.1キロと近似値で、急行で伊勢中川乗り換えで平均2時間55分。表定速度54.2キロと電車とさして変わらないことに気づく。気動車ながら比較的平坦で西日本みたいに必殺徐行ないし、駅間長いのが功を奏しているのだと思う。



1番ホームには札幌行き〈オホーツク4号〉が停車中、これに乗れば旭川に21時14分、札幌には22時53分に着ける列車であるが車内はガラガラで自由席は5人しか乗っていないし、グリーン車は1人か2人で全部合わせても20人台というところか。これでは4両でも輸送過剰すぎる。バスなら札幌まで8往復もあり6,800円。えきねっとトクだ値の30%引き(当日1時40分まで発売)でも7,360円となぜか勝てない。40%引きにしたら勝負になるのにやる気がないのか。ちなみに夜行列車が無くなって久しいが夜行バスもコロナ禍で運休中、なぜか道内の都市間夜行バスは夜行便のみ運休を継続しているのは不思議。しかし網走~北見~新千歳空港を道東道経由で運行している「千歳オホーツクエクスプレス」は夏から運行再開している。網走22時20分発、北見23時40分発で新千歳空港には5時35分、終着南千歳駅には5時50分着。札幌方面始発が5時59分で6時46分には着けるので、札幌と新千歳空港の夜行利用をまとめているのだろう。というかこんな夜行バスがあるのを知らなかった。運賃も6,500円と札幌よりも安い。ネットで調べると近鉄バスから中古車を調達して専用車にしたとか。

それで話は長くなったがキハ183がボロボロ。





近い将来キハ261が投入されて廃車になるし修繕費用が捻出できないんですね。ともかく今夜のホテルへ向かいますか。



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10 コメント

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Unknown (元会員)
2021-10-16 23:02:39
あの社長は種村氏の読者でもありませんし、親睦団体にも関与していませんよ
むしろ、反種村派と言っても過言ではありません
彼の「房総半島時代」のブログを読めば分かります
かなり辛辣な種村氏生前の言動批判を展開しています
稚内~枕崎の乗り継ぎを引用した先日のブログは
恐らく、というより確実に彼の本音ではありません
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元会員さま (admin)
2021-10-16 23:12:18
TTTTの名簿はとうに手元にないので分かりませんが鳥塚亮なんて名前を見た記憶もないし、一度は会員になったけどさっさと退会したのかなと思ったが、やはりそうではありませんですか。
というかあのブログは気持ち悪いんですよ、なぜ急に種村直樹氏に言及しようとしたのか、懇意のある札幌のOのブログを紹介というかたちなのか、そしてOも自身のブログで455系の急行に乗りに行ったことを記事にしていますし、懇意があることは以前から明かしていました。そしてそれに乗っかるように東京の種村氏の似顔絵書いてたKもブログ書いたりと。
Kのブログによれば今夜札幌にいるみたいだから、Oと食事しているのでしょう。
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Unknown (元会員)
2021-10-16 23:42:17
早速の返信、ありがとうございます
あの社長が親睦団体の会員・予備会員に属したことは、少なくとも本名を見る限りはありません
ただ、仮名ならば、ホンの少し思い当たるという心当たりはあります
いろいろ、国鉄時代の内部の符丁というか、知識をひけらかしていた奴が千葉在住で居たので

言及なされているのはイラスト担当、のあの人ですね

彼は、いわゆる取り巻きの筆頭とも言える存在ですけど
あの連中が歓談を繰り返している場所に偶然行き合わせたことが、私にはあります(私は同席してません)

イラストさんは、自らを
「高学歴、高収入、高社会的地位」と言っていましたが
私は、その後に
「分別無し、礼節無し」と付け加えるのが適切と思いました

多くを言いますと私も身バレしますので
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元会員さま (admin)
2021-10-17 00:03:08
>イラストさんは、自らを
「高学歴、高収入、高社会的地位」と言っていましたが

Kの個人ブログみたら分かります。自慢話ばっかりでしょう。どこか鼻につくというか、年齢的に身の丈に合ってない生活しているような気がして。それにあの人は言動不一致なんですよ。何年も前に食べログなど当てにならない評価しないという記事を書いているが自身はせっせと更新している。今日札幌へジェットスターで行っているが、やはりLCCなど当てにならない評価できないという記事を書いているしで。

もしかしてどこかで会っているかもしれませんね(それ以上言及するのはやめておきます)。
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Unknown (元会員)
2021-10-17 00:17:03
″もしかしてどこかで会っているかもしれませんね″
会っている可能性はありますけど、種村氏の書籍に私の名前は一切掲載されていませんよ

私が種村氏に拒否していたからです

もっとも、ブログ主さんのように、二人きりで旅を共にして、宿を共にしてという間柄ではありませんでした
種村氏が病に倒れる直前の乗り継ぎ旅には総ての参加者が巻末に列記される書籍が有りましたが、それには参加してませんでした
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元会員さま (admin)
2021-10-17 00:25:00
私はその頃にはTTTT退会していますので、それには参加していませんね。いろいろ考えるところに相違を感じていたので。恐らく最後に種村氏と会ったのも2006年あたりだと思います。
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Unknown (元会員)
2021-10-17 00:38:58
貴殿が種村氏と離反した経緯はブログを熟読しているので承知しているのですが、私が違和感を憶えて離れたのは、種村氏の書籍に名前が掲載されれば偉い、そのうえ渾名を種村氏から賜れば更に偉い、名前も覚えられない会員は存在意義なんか無いんだという親睦団体のある会員の言動に腹を立てたからです
関西の名も知れぬ旅行業の奴に得々と威張り散らされて本当に嫌気が差しました
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Unknown (adimin)
2021-10-20 00:09:54
本文をいじるわけにはゆかないのでこちらに気になったことを書いておきます。

Kの個人ブログの最新記事の最後に
「私は誰に会っても富裕層で悠々自適と思われていますが、それは誤解です。ヤンキーと共にLCCとLCB(低価格バス)を利用する、心も財布も貧しい人です。

恐らくこの記事で批判されていることを知ってのコメントでしょう。ただしその言い分には承服しかねます。
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Unknown (元会員)
2021-10-20 00:33:33
″ただしその言い分には承服しかねます″

貴意に全くの同意を表明致します
別段、イラスト氏のブログに一々反応する意思などありませんけれど
余程、先日のブログ主さんとのやり取りが種村氏側近筋の神経を刺激したんでしょうね
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Unknown (元会員)
2021-10-21 23:49:23
別段、イラスト氏のブログに一々反応する意思は無いと投稿しましたけれど
御指摘の南郷13丁目に於ける酒席は
普段は同席の面々に当てるモザイクを施す余裕の無い慌てぶりが丸見えの投稿(笑)
今夜、先程になって、やっぱり「都の西北」の面々と飲んでいたことを表す慌てぶりがミエミエですよ
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