思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

JR北海道の割引切符の設定は絶妙かも

2016-01-07 11:16:11 | 鉄道
さて、お次は割引切符の話。こちらも相当鉈が振り落とされた感じです。

北海道新幹線開業に伴うおトクなきっぷの設定・見直しについて

(JR北海道公式より)

区間によっては値上げも見られますが、札幌~苫小牧、苫小牧~東室蘭に普通運賃のみの往復割引切符が設定されたのは地元にとっては福音じゃないかって思うんですね。札幌~苫小牧は直通の普通列車が毎時1~2本走っていて、札幌の最終は23時25分。所要時間もエアポートに途中で乗り換えれば1時間ほどと許容範囲です。今後は特急から普通・快速への転移が相当数見られると思います。これで北斗に2両しか無い自由席の混雑率がまず低下します。その空いたところに伊達紋別や洞爺へ行く人が入るでしょう。こちらには北斗限定の割引特急券が売られますので、そして指定席の混雑率が低下し、そこに函館や北海道新幹線乗り換えの長距離客を入れれば、すごく効率いいと思うんですね、私には。

また、苫小牧~東室蘭・室蘭は普通列車で往復する人もかなり多いですから、そういう人にしてみれば嬉しいでしょうね。こちらも毎時1本はありますから。

それと、快速エアポートの指定料金を310円から520円に値上げするとのことですが
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160105-5.pdf

これに対して「値上げはあり得ん」とか「最近のエアポートはロングが増えて、確実に座るにはuシートだけど、足許を見ている」と騒ぐ人もいるようです。そもそも、座席指定料金は520円が全国統一料金で、北海道と九州だけが国鉄時代からなぜか割安に設定されていただけで、私はあまり違和感を感じませんね。これが青函から転属する789系を使って〈成田エクスプレス〉のような特急を設定し、快速を置き換えるというのなら暴挙だと思うんですけど。

個人的には札幌~岩見沢・美唄・滝川なんかも普通運賃のみにしてほしいなあと。そのうえで特急料金券を売ればいいんだし、岩見沢から快速で移動する人には大喜びですけどね。