思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

錦帯橋・岩国ロープウェイ・岩国城 天守閣からの眺めは絶景

2023-10-25 07:35:15 | 2023年の旅行記(国内旅行)
錦帯橋へは岩国駅からいわくにバスが毎時4本、15分間隔で運転してて所要15分ほど。この「いわくにバス」という会社、検索するとネガティブな情報や不祥事のオンパレードというか、それに対して会社も開き直っちゃって。内容は枚挙にいとまがないのでご自身で検索してください。とにかくそれがすべて本当ならば国鉄並みの荒廃した職場ですよ。事実今乗っているバスの運転手も態度はよろしくなく、ぎりぎりに走ってきた客を認めておいて直前でドアを閉めるとか。そのうえで開けて乗せてマイクで客に「発車時間ですからね、今回は特別に…」などと。



ついに来ちゃったよ、錦帯橋って感じ。最近はいろんな場所に行くから感動が薄らいでいるんですが、錦帯橋はテレビや教科書でしか見たことのないものが目の前にあるということで高揚感。



橋を渡るには料金がかかり310円。どこかの関西弁のグループが「ケチやなあ」とぼやいてたが補修維持費を捻出するためにも必要でしょう。なお私はロープウェーと岩国城のセット券(950円)にしました。300円ほど安くなるようです。





それで渡ってみた感想ですが…太鼓橋なので少し歩きにくいですね。しかし江戸時代にこれだけの橋を架ける技術があり、1950年のキジア台風(台風29号)で落橋するまで276年間も保ったというのが凄いが戦争もあって管理がおろそかになっていた一面もあったそうだ。もっとも今の橋は2004年に「平成の架替事業」としたものだから20年ほどか。



昔は慰安旅行の団体客でさぞ賑わっただろう旅館。いまも高級旅館のようで。



渡り終えると土産物屋や食堂。瓦そばの看板が見えたが、あれって山口県の味だけど下関のほうというか川棚温泉だよね、有名なのは。山口県はとにかく広い、岩国は経済的には広島都市圏だけど山口県。そして朝飯食べた福山は岡山都市圏だけど広島県。でも行政的には岩国は広島の経済圏ではないとしているらしい、わかりにくい。





かつてここに旧制中学があったそうだ。どこの街も旧制中学はいい場所にあったもの。



そこを抜ければロープウェイ乗り場。





山頂まで15分間隔での運転で往復560円。なんとものんびりしたもので改札は1分前に始まった。錦川鉄道が管理を受託してて職員バッチにも記載してありました。かなり古いロープウェイで半世紀はくだらないだろう、乗車は3分ほど。そして”広い道”を歩くこと数分、ほかに”山道”もあります。



岩国城です。



1601年に吉川広家が築城したものの幕府の一国一城令に従い僅か7年で廃却したとある。萩藩の領で萩に城があったためだが、のちに幕府も毛利家は周防国と長門国の2国で萩は長門だから廃却する必要は無かったとしている。幕府に遠慮して先走ったためだそうだ。昭和37年に若干位置をずらして鉄筋コンクリートの復興天守が建てられたというので築60年弱ということか。元来の城よりずっと長持ち。



しかし中の展示は歴史的なものは殆どなくて刀ばっかり…。



ほかには地元の名士の顔写真とか、展示するようなものがないんでしょう…。最上段の展望台へ向かいますと。



やー!素晴らしい。さすが山の上の天守閣だ。かつての殿様もこうやって下々を見下ろしたのでしょうと思うと。



なんだかミニチュアを見ているようで。





米軍岩国基地(岩国錦帯橋空港)の上空に白い?機体が。ANAかと思ったが訓練機でしょうか。そして近くのカップルが大きな望遠で「そろそろ通過する」と。最初はなんだろ?と思ったがすぐに気づいた。多分あれだろうと。





岩徳線の気動車でした。岩徳線って元は山陽本線なのでどの駅も有効長もホームも無駄に長いですね。ホーム短縮工事もしてませんし。なので山陽本線の柳井経由が災害で不通になった時に〈あさかぜ2号〉を電気機関車ごとディーゼル機関で引っ張って迂回したという荒業を。しかし岩国に着いてみるとEF66のパンタグラフがトンネルに接触したために破損…。そこまで考えてなかったんでしょうね。1993年7月の話です。



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