おのれっ 憎っくき…
やっと気温が平年並みになって来たかなと思ったら、途端にバラの天敵・バラゾウムシが姿を現して、芽吹き始めたばかりの花茎に狼藉を始めた。 頭の先にゾウのような長い鼻を持った虫で、この...
心地よく寝坊した
春眠不覚暁…シュンミンアカツキヲオボエズ…孟浩然の漢詩にならって寝坊した。 ベランダに出ると既に東の空は白み、処処聞啼鳥...
半年ぶりの参禅
昨日に引き続き、今朝も気持ちよく寝過ごした。 目覚めて見ると外はもう白んでいて、時計を見ると「4:38」という電光表示が見えた。 孟浩然の「春暁」の境地そのままだが、目覚まし代...
ニューフェース現る
山形の鶴岡で30℃を超える「真夏日」になったり、東京でも26℃の「夏日」を記録したというニュースを耳にするにつけ、ふ~ん...
山、笑い出す
わが家から見える周囲の低い山波の中に明かりを灯したように点在していたヤマザクラもだいぶ散ってしまった。 散り残しの花も追いかけてきた葉っぱの数の方が多いくらい、攻守交代が顕著にな...
色めいた春の光線の下で
ベランダの防水工事で非難させていた鉢やプランターの土の総入れ替えがようやく終わり、午前中の曇り空とは打って変わって午後になると春光が降り注ぎ、身中の虫に「せめて近場をパトロールしよ...
"縁切寺"から"べからず寺"へ
横須賀線の北鎌倉駅を降りて徒歩3、4分、線路を挟んで円覚寺と向き合う位置にその寺は建つ。 江戸時代、女性の権利が極端に制限されていた時代に唯一、ここに駆け込みさえすれば嫌な夫に連...
春霞+黄砂+松花粉
3週間ぶりに自転車でパトロールしてきた。 強風や雨など天候に邪魔されつつ、ヤマザクラを愛でるために尾根道歩きをしたり、家の補修工事が入ったりで自転車を引っ張り出すチャンスがなかっ...
筍の味
わが家の周りには竹藪が多い。 したがって、竹藪の持ち主の家の前や道端の野菜を売る無人スタンドにはこの時期、朝掘り出したばかりのタケノコが土の香りとともに売られている。 そんなわ...
もう一つの花の寺
わが家の東側の窓から、崖のような山腹をキャンバスに見立てたかのように、赤やピンクの絵の具を置いたような光景が際立つようになってきた。 近所の寺の本堂裏手に広がる光景で、山の急斜面...