丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(11/24_夕)の その他ニュース

2019-11-24 17:15:10 | 2017年3月~2021年7月
中国が主導する広域経済圏構想「一帯一路」の中で、パキスタンが経済成長を後押しする主要事業として期待している「中国パキスタン経済回廊(CPEC)」。中国西部からパキスタンを南北に縦断する道路やパイプラインなどを建設する大規模インフラ整備事業だ。だが一帯一路事業に伴うパキスタンの対外債務の増加もあって、先行きを不安視する声があがっている。(中略)一帯一路を掲げる中国側がパキスタンからの提案に慎重になっているのは、(中国から見ても)パキスタンの経済が深刻な状況に陥っているからだ。パキスタンは一帯一路のインフラ整備に伴い、(中国からの輸入が急増して)対中貿易赤字が膨らみ、国際収支が悪化。対外債務の償還に追われている。パキスタン政府は今回の会合に備えて、いくつか手を打っていた。カーン政権は一帯一路事業を迅速に進めるため、通常の手続きを踏まずにCPEC専門の部署を政府内に新設した。また、CPECの最南端にあたる港湾都市グワダルで操業している中国企業への免税措置なども用意した。だが会合では、新規事業にさらなる資金をつぎ込むといった進展はみられなかったという。国際情勢に詳しい在米アナリスト、マリク・シラージ・アクバル氏は、「パキスタンが一帯一路事業で中国に服従し続けることは、インフラ整備や開発といった側面だけでなく、インドなど(対立している国々)を遠ざけるという意味でも価値がある」としている。(日経 記事より) . . . 本文を読む