プロレスの原点。

2005年06月26日 | 格闘技
坂口親子がプロレスの原点アメリカを旅していた。

昔は猪坂コンビで数々の名勝負を歴史に刻んだ。
この猪木、馬場時代から「かませ犬になりたくない」と
新団体が次々旗揚げしたが、今はもうK1、プライド等の異種格闘技に
圧倒されてしまっている。

昔はそんな秒殺的なものでない本当のレスリングに一喜一憂していた。
元気のない日本に、でも高度成長時代に力道山の空手チョップに驚き、フレットブラッシーが噛みつき、
フリッツフォン・エリックの鉄の爪で流血すれば興奮は最高潮になる。

ザファンクス、ニックボックウインクル、スタンハンセン、ブロディ、ハリーレイス
きりがないが威圧はあってもしっかりとプロのレスリングが四角いマットで繰り広げられた。

神様カールゴッチも81歳だがとても素人がかかっていったら秒殺される程
鍛えぬいている身体に驚いた。

古き良きアメリカからのプロレスを坂口親子が改めて紹介してくれたが
やはり、本場は自分で全てをやり、仕事をしながら練習に精を出す選手がいる。
厳しいけれどスターを目指す。
坂口征二は今の日本のプロレスは恵まれていると言っていた。

なんか興奮するけれど基礎の技や綺麗な技が見られないのは残念である。
鉄人故ルーテーズ、神様カールゴッチはこれからのプロレス界に何を求めているのだろう。

ともあれ久々プロレスの原点みたいのを改めて再認識させられた。
コメント (2)
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