Aロッドがイチローから学ぶ。

2006年07月13日 | MLB
MLBオールスターから一夜明けた。少しの静養からまた後半戦がスタートする。昨日イチローが3回打席に立ちベンチに退いた後にインタビューを受けていた。それはあのAロッドから、「君のストレッチを教えてくれ」と声をかけられたそうだ。「Aロッドなんて、誰でも知っている選手、しかも世界中の。それが、僕のゲーム前の準備について、興味深そうな雰囲気で話をしてきたんですよ。で、驚いたのは、あんなにすごい選手なのに、まだ、そんなことが必要なのという。まだ、そういう姿勢でいられることがすごいと思ったし、見習うべき姿勢だと思いましたね」と言った。ここの場面を何度となく繰り返しVTRで見直したがイチローがいつも紳士的に冷静に答えるのでなく少し興奮を薄っすら隠しながらも相手に敬意を表し、自分のやっている「いいと思われるようなこと」を別のチームの選手でも見ている人は見ているのだと思った。どんな選手も今よりも進化したいと思う。「もっと野球がうまくなりたい」それだけ野球というスポーツは難しい。でもそのスポーツが好きだから好きなものにはどんな人からでも、どんな角度からでも見たくなる。知りたくなる。これが一流選手の証だろう。WBCで世界一になった日本から誰もオールスターに出ないのはおかしい。堂々と且つ楽しみにしています。というオールスター前のイチローにとって野球=アメリカではもはやない。トップクラスから尊敬されるイチローがまた進化した一瞬だった。チームメイトという位チームは仲間。でも仲間もライバル、常に競争してレギュラーの座を確保しなければならないが一流同志はそんな次元を超えているのかもしれない。
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