ジョージクルーニー主演の映画フィクサーを見た。 彼が演じるのは大手の法律事務所の弁護士だ。 しかし、法廷弁護士ではない。 フィクサーと呼ばれるトラブルのもみ消し専門の弁護士で、あまり表舞台に建つことはない。 事務所の有力クライアントのトラブルや揉め事などを一手に引き受け、 出来るだけクライアントに有利になるように暗躍する。 この映画でも公害問題で苦しい立場に追い込まれている企業のため、 有利な条件での被害者たちとの和解にこぎつけようとする事務所のチーフ弁護士が突然、 良心の呵責に耐えかねて被害者擁護に立ち回るというパプニングが起きて、大混乱。 ジョージクルーニーにその後始末、処理のお鉢が回ってくる。 もみ消し屋の彼はこのピンチをどう切り抜けるのか! 最後の12分間が圧巻な映画だ。 はじめのうち30分くらいはとても難解だ!