はるからふゆまで!!

季節やテーマにこだわらず、常に自由なブログ、という意味。

はるからふゆまで!!・・・567  達谷窟(たっこくのいわや)

2008-05-15 23:16:35 | 旅行・観光、名所、旧跡、紀行
 達谷窟 、たっこくのいわや。  清水寺を模した毘沙門堂と北限の磨崖仏 。  西光寺は、清衡が平泉に居を構える以前からあった寺院のひとつ。 蝦夷を破り東北を平定した坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立、鞍馬寺にならい108体の多門天を奉った。 火災で焼失し、現在の建物は1961(昭和36)年の再建。堂内には28体の多聞天が安置されている。 堂の西側の岩壁に彫られているのは源義家作と伝わる高さ約17mの阿弥陀如来(大日如来)像で、顔面と肩辺が残っている。

はるからふゆまで!!・・・565  猊鼻渓

2008-05-15 22:50:08 | 旅行・観光、名所、旧跡、紀行
 厳美渓から比較的近いところにある川下りが楽しめる渓谷の景勝地、猊鼻渓。 石灰岩の断崖が迫る渓谷を手漕ぎ舟で探勝する。 北上川の支流、砂鉄川が石灰岩を浸食した渓谷美が見もの。 約2kmにわたって高さ100m程の絶壁や奇岩が屹立する。 探勝には手漕ぎ舟が風情があり、人気だ。 船頭の歌う「猊鼻追分」を聞きながら渓谷美を堪能できる。 売店でエサを買って川にまくと、多くの魚が舟についてくる。 5月下旬には藤の花が絶壁に咲き、10月下旬には紅葉が美しい。 国の名勝。

はるからふゆまで!!・・・563 厳美渓

2008-05-15 07:17:23 | 旅行・観光、名所、旧跡、紀行
 一関から近い景勝地、厳美渓。 厳美渓は栗駒山の噴火によって堆積した凝灰岩が、磐井川の水流によって浸食され、出来た。 奇岩、瀑布、深淵と様々な表情を見せるが、特に川底には甌穴の発達が顕著。 これは巨石の隙間を流れた礫(小石)が水流の中で暴れて弧を描き、岩盤を球状に削らえたもの。 対岸から運ばれる「空飛ぶだんご」=郭公だんごが名物となっている。 これはワイヤーロープでつないだ籠に代金を入れ合図の板を叩くと、対岸の店が注文を聞いて、だんごと茶を提供してくれる。 販売している団子はあん・ごま・みたらしが主で、「空とぶ団子」では三本セットで売られている。