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ELECTRIC PENTAGRAM / LOVEBITES もうすぐ発売1周年

2021年01月25日 | 音楽

2020年1月29日に発売されたLOVEBITESのサード・アルバム『ELECTRIC PENTAGRAM』が早いもので間もなく発売から1周年を迎えようとしています。最高傑作の呼び声が高いですが、今の勢いでいくと彼女たちは新しいアルバムを出すたびに最高傑作を更新していくことでしょう。POWER ROCK TODAYの2020年 第32回 GRAND COUNTDOWNは惜しくも2位でしたね。連覇はならなかったけど、こんなご時世にもかかわらず大健闘だったと思います。
伊藤政則氏のラジオ番組『ROCK THE NATION』2020年2月2日放送分にリーダーのMIHOさんが出演され、このアルバムについて語りました。1周年を記念して、その模様を文字起こししてみました。

伊藤:さて今日はMIHOさんをゲストにお招きしまして発売になったばかりの『ELECTRIC PENTAGRAM』についてね。たっぷりと語っていただこうと思います。ついに出ました。
MIHO:はい発売になりました。
伊藤:ねえ、だけど、レコーディングは随分前に終わっていますからね。
MIHO:そうですね。9月頭とかにはもう録りは終わっているので。
伊藤:そうか、10、11、12、1。4~5ヶ月もうねえ。
MIHO:そうですね。けっこう、ようやくこの時を迎えられたなという気持ちが強いですね。
伊藤:まあ、あのMIHOさんから見たこの『ELECTRIC PENTAGRAM』、12曲入りのアルバムですけど、これどうですすか?このアルバム。
MIHO:そうですね、過去最高のメタルアルバムになったんじゃなかなと思います。
伊藤:それはいえるな、うん。
MIHO:全曲通してメタル。もう絶対にメタルではあります、ということを声高にお伝えしたいなというアルバムになったと思います。
伊藤:たしかに、あの、ダレる曲ないんだよ。
MIHO:うーん。
伊藤:なんかどうしてもやっぱアルバム1、2曲さ。
MIHO:そうですね。
伊藤:ちょっと場面変えたいからと入れるじゃない。だけど、もうほんとにさ、あの、まあほんとに攻めているアルバムだなと思いますし。あのもう終盤にいっても落ちないからね。
MIHO:そうですね。もう怒涛のような曲順で。怒涛に攻めている曲。。。
伊藤:そうだよね。だって終盤だって、SIGNS OF DELIVERANCE、SET THE WORLD ON FIRE。
MIHO:はい。
伊藤:THE UNBROKENでちょっとシャッフルっぽい感じ入りますが、SWAN SONGとか。ほんとに。あとね、曲順がやっぱりよく考えられているなっている感じがしたんだね。ぼくも。これたいへんだね。だけど、1、2、3、4、休むとこなくて。
MIHO:はい(笑)
伊藤:これ世が世であれば1、2なんてのは、あのツアーのセットリストに入れたら、息できなくなっちゃうね。
MIHO:(笑)
伊藤:これすごい曲だよね。でも、やっぱり頭じゃないですか。ぼくは、やっぱりその当然音源をいただいたとき1曲目のTHUNDER VENGEANCEから聴くわけですけれども。
MIHO:はい。
伊藤:強烈だな曲だなと思って、間違いなくこれはMIHOの曲だなと思いました。
MIHO:おお!もう、正解です(笑)。
伊藤:ねえ、ちょっとこのTHUNDER VENGEANCEについて語っていただきましょうか。
MIHO:はい、これDOWNLOADの去年の3月でしたっけ?DOWNLOADのスレイヤーを見ながら思いついた曲で、もう頭の中にこのリフが浮かんできて、すぐ家に帰って形にしたような。
伊藤:スレイヤーのコンサート見ながらリフ浮かんでたの?
MIHO:いや、ぱっと何となく浮かんだんですよね。
伊藤:おー!
MIHO:もう、どの曲っていうよりは、全体ライブを通してみて、セットとかも込みですよね。なんていうんですか、演出も込みで、ああ、こんな曲をLOVEBITESでやりたい……。
伊藤:ええ、すごい!
MIHO:っていうのが浮かんできて、メモだけまあ、確か次の日から中国だったので、私たち。
伊藤:ああ、そう?
MIHO:メモだけ残して確か行ったような記憶があるんですけれども。
伊藤:ほんとう、そうかあ、でもあのスレイヤーすごかったよね?
MIHO:すごかったですね、最初の十字架の演出から。
伊藤:ねえ、なんだろう!?っていうくらい,もう激しかったねえ。
MIHO:伊藤さんとたしか(笑)。
伊藤:そうそうそう(笑)そう、あのJUDAS PRIESTが反対側でステージセットを作っているときに、一応堂々とそのJUDAS PRIESTのステージの真ん中へんくらいで見てたんだよね。
MIHO:はい(笑)。
伊藤:そうしたらクルーの人が「マサ、マサ」って、何かな?と思ったら 「邪魔だからどいてくれ」って言われて(笑)。
MIHO:(笑)途中でちょっとソデに行きましたね。
伊藤:ソデになんかひっこんじゃって(笑)。あのときに、じゃあこのリフが浮かんだんだね。
MIHO:そうですね。伊藤さんとにいるときに浮かんだ曲ですね。
伊藤:いや、素晴らしい!もうほんとに!だけど、これやっぱりもういかにもMIHOらしい曲だと思うよ。
MIHO:ちょっとなんですかね、オールドスクールのスラッシュ、さっきもかけたBAKA(番組の1曲目にASSASINのBAKAがかかった)じゃないですけど、オールドスクールのスラッシュも残しつつ、ちょっと変拍子があったりして……。
伊藤:そうなんだよ!
MIHO:ちょっとアカデミックな感じにしています。
伊藤:そうそう、そこだよね。ただ単にスラッシュだけじゃなく変拍子が入っているんで、グっとやっぱりこう聞き手の注意をそこに、こう持っていかれる、いい意味でね、はい。
MIHO:それがフックになったかなと。実は考えた側としてはそんな変拍子じゃなく考えたんですけど、実は変拍子だったっていう。
伊藤:何、それ?よくわからない(笑)。考えたときはそうじゃない?
MIHO:あまり頭の中に拍を考えずに……考えていたんですけど。あれハマらないな?っていうところで、うまく変拍子にして構成していきました。
伊藤:そうだよねえ、本当にまあTHUNDER VENGEANCEとつづくHOLY WARもそうだけどね。
MIHO:はい。
伊藤:あのTHUNDER VENGEANCEとHOLY WARはタイプ違う曲じゃない。
MIHO:はい。
伊藤:で、THUNDER VENGEANCEはスラッシュなんでリズムにヴォーカルが乗らないとグシャグシャになっちゃうんだよな。
MIHO:うん。
伊藤:それでHOLY WARはちょっとやっぱシンフォニックな感じだけど、あのやっぱ強烈な曲なんだよ。
MIHO:はい。
伊藤:だけどこのタイプが違う曲をおたくのヴォーカルってサクッと歌っちゃうんだよな、これ強力だよこれ。
MIHO:ほんとうTHUNDER VENGEANCEなんか、すごい早く録り終わりましたから。
伊藤:あ、そうなの?早かった?
MIHO:早かったったですね。
伊藤:やっぱり、絶対的なリズムを自分でもってんだよね、あの子は。
MIHO:あとは、Bメロとかも当日レコーディングのときにちょっと「DO IT!」ってスクリーム……スクリームじゃないや、ウイスパーボイスが入っているんですけど、あれも当日アイデアを出して実は録ったという秘話もあります。
伊藤:すごいなそれ!じゃ早速渾身の曲でございまして、アルバムのオープニングを飾るこの曲をね、聴いていただきたいと思います。じゃあ曲を作った本人から曲紹介をお願いします。
MIHO:THUNDER VENGEANCE!

LOVEBITES / Thunder Vengeance [Live at Zepp DiverCity Tokyo 2020]

つづく






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