年の瀬を迎え、親しい人の訃報が続く。
残念でなりません。
以下は、共通の知人たちにお知らせすることを目的に、葬儀後にフェイスブックに投稿した文。
(実名の部分を伏せてここに記録することとした)
Kさん逝く
山ゴリラの愛称で親しまれたKさん(○○○○・○○○○)が15日、亡くなった。
68歳だった。
葬儀は近親者で済ませた。
Kさんは8年(くらい?)前に故郷である岡山県真庭市に居を移し、
趣味であるゴルフや渓流釣りを楽しみながら第二の人生を送っていた。
2年ほど前に肝臓がんを発症、入退院を繰り返しており、
11月には余命が半年であることを医師から告げられていた。
腹水を抜くために16日には再入院を予定していたが15日に吐血、救急搬送されたが帰らぬ人となった。
所属する千葉県内のゴルフ倶楽部では、常人離れした飛距離と曲がり、
プレー後の団らんにおける痛飲などで数多くの伝説を作った。
林の中でゴルフクラブを振り回している姿がしばしば目撃されたことや、バナナが好きなこと、
その風貌から山ゴリラの愛称がついた。
合掌
愛情を込めて、新聞記事風にまとめたつもり。。。。
Kさんとは30年来のおつきあいとなる。
仕事で知り合ったが、プライベートでのお付き合いが9割を占めていた。
引退し岡山に戻ってからは会う機会も少なく、
夏にはKさんが釣った鮎を、、、、
秋には90歳を超えたご母堂特製の鯖寿司を、、、
そして今頃は地元の銘酒「御前酒」の初荷を、、、送ってもらうのが慣例となっていた。
肝炎から肝硬変、肝がんへと蝕まれていった経過は逐次報告を受けていた。
正直、こんな日が来ることの覚悟はしていた。
そして、先月の余命宣告。
仲間とは、年明けにも岡山に会いにいこうと相談していたところだった。
励ますつもりで、終末期の過ごし方について、手紙を書いて送った。
まさか、宣告から1ヶ月で逝ってしまうとは・・・・・
豪快だけど本当は寂しがり屋だったKさん。
黄泉国ではのんびりと過ごしてください。
合掌