愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いもので16年を超えた。。。。

志ん朝に会えたぁ~

2008年03月30日 20時13分19秒 | 好きなアーティスト
・・・といっても、古今亭志ん朝はすでに故人、もちろん本人に面会したわけではない。

小生が落語と出会ったのはほんの数年前。親しくしている知人のAさんが落語に詳しかったので時折話を聞かされていたことと、元落語家であるTさんが1本のテープをくれたことがきっかけだった。テープに収録されていたのは五代目古今亭志ん生の「火焔太鼓」と三代目三遊亭金馬の「居酒屋」。

金馬の居酒屋は楽しく聞けたものの(しかし、サゲがよく分らなかった)、志ん生の落語は、ファンも多いと思うが初心者には何をしゃべっているのかよく分らない部分もある。したがって、テープをもらった当初はそうしたことを理由にあまり聞くこともなく、車のダッシュボードに収まったままの日々が続いた。それでも時折、本当にたま~にだが、何度か聞いているとなんとか聞き取れるようになり、すると今度はストーリーをきちんと理解したくなった(いまはもう滅多なことでは目にすることもないが、サゲに登場する「半鐘」はかろうじて知っていたのでその楽しさを理解できたのかもしれない)。そこで前出のAさんを頼りにした。コレクションは多いし頼りになる落語ファンだ。

入門者にも聞きやすい古典落語、という私のリクエストに応じて推薦してくれたのが古今亭志ん朝だった。もちろんAさんもたくさんの音源を持っていたがすべてレコード。聞きようがないので、銀座山野楽器に通うようになる。ひとつの噺を何度聞いても飽きないのだが、次から次へと新しい噺とも出会いたくなるのは心情。いつしか古今亭志ん朝のCDはラックの大部分を占めるようになっていた。

噺を聞いていると、ちょっとした「間」が時々ある。いろいろな仕草を想像し楽しんではいたが、やはりその様子を見てみたいと思うのはこれもやはり真情。山野楽器をはじめ多くのショップで志ん朝の映像を探してもらったが見当たらない。志ん朝の高座姿を目にすることは半ば諦めてた。

するとですよ、「古今亭志ん朝の落語会をDVDで本日発売」と新聞にあるではありませんか。すぐに山野楽器さんに電話。在庫を確かめ、取り置きをお願いした。それを受け取ったのが二日前の金曜日。昨晩、念願のご対面となった次第である。

いや、さすがに当代切っての名人。演じる表情を見るのも実に楽しい。制作元であるTBSさん、どうしてもっと早く世に送り出してくれなかったのですか。

今回発売された全集は上下巻に分かれており、残念ながら、どうしてもその映像が見たかった噺は上巻には収録されていなかった。秋には下巻が発売となるらしいので、いまからそれが楽しみでならない。

世間では落語がちょっとしたブームになっているらしい。NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」がどうやらそのきっかけになったようだ。人気落語家のチケットは手に入れにくくなっているらしいし、店頭で販売されるCDにも時々欠品が見られる。そんなブームを捉えての今回の発売だったのかもしれない。TBSさん、だとすると秋などといわず、すぐにも下巻を発売したほうがいいかもしれませんよ。
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吉田拓郎

2008年03月28日 18時23分18秒 | 好きなアーティスト
一昨年の夏から吉田拓郎にすっかりハマっている。そう、つま恋のコンサートに出掛けて以来・・・。

出掛けた目的は南こうせつ(かぐや姫)だった。しかし、すっかり拓郎に食われてしまったのだ。青年時代、フォーク大好きだったわけだから拓郎のことを知らぬわけはない。当時の楽曲のほとんどは知っているし、代表作くらいは演奏もできた。したがってコンサートは十分楽しめることは明白だった。

自分にとっては付録だった拓郎が、時間の経過とともに、そう、日が暮れたころにはすっかり主役に変身していたのだ。声や歌い方に味が出てきたというか、その迫力に圧倒されてしまったのだ。まさに大人の迫力だ。

以来、マイカーに装着している10枚のCDのうち半分は拓郎、ウォークマンにもぎっしりで通勤は拓郎、カラオケも拓郎一色だ。

したがって、コンサートのチェックも忘れてはいない。しかし、昨年末のツアーは体調不良を理由にキャンセル。とても残念だったし、心配もしていた。先月、オールナイトニッポンに出演したのを知ったのはつい最近。どうにか聴けないものかと昨晩あれこれとネット上をサーフしてみたら、見つかるものなんですね。無事、当日のオンエアーを入手することができました。

調べものはするし、チケットも取るし、物品購入はするし、これまで、インターネットは十分活用していたと思っていたが、もっともっと便利だったのですねぇ。昨晩のサーフではいろいろなサイトを知りそれを改めて実感した次第であります。ぎりぎりネット世代だと自負していたが、まだまだ。これからはもっと活用することにしよう。

この週末は水槽掃除と庭いじりでもしながら、拓郎復活のおしゃべりを楽しもう。
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松井秀喜が結婚

2008年03月27日 19時08分44秒 | Weblog
スクープってなんだろう?

松井秀喜さんが結婚するそうです。まずはおめでとうございます。

本日、車中でニッポン放送を聞いていると、テリー伊藤さんが松井秀喜さんの結婚報道について「スクープ、スクープ」と連呼しておりました。本件はサンケイスポーツの番記者のスクープなのだそうです。確かに有名人、けれどプライベートを公にすることが「スクープ」なのだろうか。しかも、スクープにしたいからわざわざ最終版への掲載だそうです(したがって、この記事が掲載されたのは都心部の駅売り分のみです)。早刷りで掲載すると他紙が気付いて追いかけ原稿を作られてしまう、するとスクープにならないのだそうです。どこか間違っているような・・・。

巨大企業の汚職、もしくは政治家の不正行為などを、丹念な取材で暴く、これはスクープです。間違いなく。けれど松井さんの結婚は・・・。

でもニュースなのでしょうね、きっと。興味がある人もたくさんいるのでしょうね、きっと。立派なスクープなのかもしれません。

このように書いていると、事件や事故がニュースで、めでたいことはニュースではない、こう縛りをかけている自分に気がつきます。少しものの見方を変えなければ。

うん、書くっていいことだ。昨晩、勢いでブログを立ち上げてしまったけれど、グッドチョイスだったのかもしれない。

我が家のネコちゃんのこと、熱帯魚のこと、甲虫たちのこと、そして身の回りの出来事でも書き綴ってみようかと考えていたが、時折、時事ネタに対する自分の意見をまとめてみることにしてみよう。いい勉強にもなりそうだ。
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はじまり、はじまり

2008年03月26日 22時55分18秒 | Weblog
はじめまして。(…と誰に向ってなげかているのか疑問だなぁ)

今年は結婚記念日を間違えてしまった。実は昨年も同じミスを犯したが、昨年の場合前月と勘違いしていたので記念日を祝うことができた。今年は逆で1か月後ろと勘違いしたので後のまつり。加齢とともに記憶力が落ちているのか、それとも関心が薄れたのか。

ボケ防止も含め、日記を綴ってみることにした(以前からブログには興味もあったし)。「生」をしっかりと感じるためにも…。家族のコミュニケーションのひとつに成長してくれれば嬉しくも思う。

そんなことで、はじまり、はじまり。

まずはごあいさつがてら、我が家の娘さんを紹介します(写真)。
名前は「みーちゃん」。特技は木登りです。ご自慢はふさふさでやわらか~い毛。
コメント (2)
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