世界的な通信社の記者をしていた ひさのぶさん との初対面は25年くらい前だったろうか。
研修のためニューヨークのオフィスを訪ねたときだった。
その後ロンドンに転勤となったけど、定年を機に帰国。
伊豆半島の別荘地で、温泉とガーデニング三昧の生活はとてもうらやましく、
計画的なその人生設計は是非見習いたいと思っていた。
とても真似できないけどね。
このお家、一度だけお邪魔させてもらったけど、とても素敵な建物で、
これをロンドンからネットでみつけちゃったというから、すごい。
そんな、ひさのぶさんに膵臓ガンが見つかったのは、昨年6月のこと。
余命1年の宣告を受けるも、新薬の治験に挑戦し、ガン細胞と闘っていた。
およそ1ヶ月ぶりの便りが一昨日の日曜日に届いた。
静岡ガンセンターの緩和病棟(ホスピス病棟)に入院したという。
つまりは、そういうこと。。。。。
どう返信してよいのか迷った挙げ句、昨日、直接会いに行ってきた。
「いきなり来ちゃうなんて、hiiragiらしいね」 と笑われた。。。。
本人はもちろん、奥さん、娘さんも覚悟はできているようで、
葬儀のことなどを本人から語られるとこっちが戸惑っちゃう。
ひょうひょうとしすぎてるでしょ。。。
何を話したかあまり覚えていないんだけど、きっと無礼な発言もしちゃったんだろうなぁ。
かたい握手と笑顔で見送ってくれた。
久々のこだま号。
我々世代は、こだま号というと初期の新幹線を思い浮かべちゃうけど、いまは700系が運行している。
とっても、快適だったよ~