東北震災あれから7年
福島で亡くなられた女性からのメッセージです
福島に居りました
一人、高齢にもかかわらず主人だけを残して逝くのは忍びなく
今まで主人の傍に居りました
戻れるものなら、あの日に還り避難して安全な場所で
主人と苦労を共にして生きたい どれほどそう願ったか
仮設住宅で一人は侘しく 孤独に耐える主人を見ていられず
声は届かないふれあえないと分かってはいても離れられず傍に居ました
それでも 旅立つ決心がようやくつけたのは 同じ仮設住宅に居る似たような境遇のご近所さんや
主人のそれでも生きていかにゃならねけば と思っていてくれるから
いつも傍に 私は居て あなたが天寿を全うした時には 真っ先に会いに来るわ
どうか あなたが生きがいをみつけて残りの人生を過ごせますように
彷徨う心が残り 光の世界に還らない 還れなかった人も
今を生きている人が 懸命に 輝いて 生きていてくれることが
亡くなられた方をもを勇気づけて
心残りに終止符を打つことになると この方のメッセージから教えていただきました。