故人からのメッセージです
前原と申します
さいたま市に住んでる家族の元へ、お手紙をしたためます
御縁とは不思議なもので、孫がそちらに伺わなければ出すことも叶わなかったでしょう
数年前に他界しました、何処にでも居るような孫を可愛がるお祖母さんで
幼き頃の戦時体験以外は概ね順調だったかと思います
長男のお嫁さんに看取ってもらえ、今でいう介護施設には行かず、よくしてもらった
面倒なことも沢山あったろうに、ほんとうにご苦労様でした
家にお嫁に嫁いできてから一緒に過ごすうち、いつしか息子たちよりも頼りになり
一切を任せれる好いお嫁さんでした
これから先も、息子や二男夫婦・娘夫婦の事をよろしくお願いしますね
長男の嫁は何かと頼りにされ大変だとは思いますが。
それから、娘へ
まだ若く正直な性質のあなただから、お母さんは少しだけ心配もしています
上手にお姑さんを立てて、舅さんにも可愛がって貰えるようになさいね
自分のすることは、自分に若しくは子供たちに返ってくるのだから
旦那様に、ふつつかな娘ですがこれからも宜しくお願い申し上げますと
お伝えしてね。
二男夫婦へ
お互いに好きなことをして過ごすのもいい、たまにお互いを気遣ってさへいれば
子供の事も、あまり心配し過ぎず信じて見守って
少なくともお祖母ちゃんは、あなたの事を信頼しているし、とてもいい子だということを
知っている、言葉に出来ないくらい愛していますと伝えてちょうだい。
最後に長男とその孫たちへ
仕事に家庭によくしていると思います
体にだけは気を付けて、いろいろ出てくる歳に近づいてるから
子供たちやお嫁さんの為にもね。
孫たちと一緒に過ごせて沢山の幸せを与えて貰えました
優しいあなた達はいつも自慢の孫です。
皆に沢山の幸せがこれからも降り注ぎますように。
☆初めてお読みくださった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
茶文字は私自身の言葉です