一日の寒暖の差が大きい毎日、私はまだ鼻炎の症状が出ています。
でも、今年の花粉症は、腸管免疫力アップ、乳酸菌製剤『証陽散』のおかげで随分、楽でした。副作用ゼロですもの。
ちなみに、今年大発見がありました。
私が、20年以上、ずっと花粉症だと思っていた症状が実は、冷え(風邪)の症状だったということ。日中の温度が上がり始め、薄着になった頃から、夕方に鼻水がひどくなり、証陽散でも止まらなった時期がありました。
漢方のY師匠曰く、
「アレルギーを抑える証陽散や小青竜湯で止まらないなら、冷えのせいですよ。長く続いているから、葛根湯ではなく、麻黄附子細辛湯でしょうね。」
麻黄附子細辛湯とは、高齢者の風邪薬。若い方でも、毛穴が開いた状態(気温が高い時)で急に寒くなり、身体の奥に「冷え」が入った時に使う漢方薬で、冷房病によく効きます。
半信半疑ながら試しに飲んでみると・・・身体を温めるだけなのに、鼻水がピタリ!
今まで西洋薬で症状を抑えていただけなので、原因までわからなかったんですね~。
今年は、花粉症だと思っていたら本当の風邪で、ひどくこじらせた経験も2度ほどあります。いろんな漢方薬を自分で体験して、本には書かれていないこともわかりました。良い勉強になりました!
毎年、何らかの漢方的な経験値が上がってゆく、ひかり薬局でした。