ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

深夜の相談電話 熱性けいれんの予防には?

2012年03月06日 | 実践漢方

Peve_001 夜23:30に漢方の常連さんから私の携帯に相談の電話がかかって来ました。
 小さなお子様が急に熱が上がって、少し震えが来て、すぐに治まったとか。「熱性けいれん」だったらどうしよう???という相談。
 乳幼児の場合は、熱が急上昇して熱性けいれんが起こらないように、予め、葛根湯と一緒に五苓散を飲ませていけば良いんですよ~~。
 いろんな症状を確認して、常備されている漢方薬から服用方法を説明。明日は一応受診してみるとのこと。
 でも、自宅で電話を受けたので、少し確認したいことがあって、薬局に飛んで行って、「熱性けいれん」の漢方を再確認。
 高熱時には、通常の二倍量五苓散を服用とあって、それから再び、お客様に電話して説明。症状から察して、震えは多分、熱性けいれんではないと思うけど、念のため。でもその頃は、急性の症状は治まって、スヤスヤとお子様は眠っておられました。一安心。
 この件で反省した事は、乳幼児の場合には、風邪の初期でも必ず、五苓散を飲ませた方が良いことを十分に説明していなかったこと。脱水やけいれんを予防します。
今回、五苓黄解液・桔梗石膏(高熱時の解熱剤)・五加参・順気散・五苓散を常備しておられたので、急場をしのげました。やっぱり備えあれば憂いなし!

もちろん、成人も一緒です。ご相談下さいませ。(電話のご相談はお気軽にいつでもどうぞ。光田の携帯番号は、来店時に店頭にてお尋ね下さいね。)

 


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