長男の勤める特養ホームで
101才の方が、天に召されたそう
その朝まで、ほんのすこしだけども
食事もされていたそう
流動食でも、病院ではないから
なんの管もなく
ふつうに、かみかみなさったのだそう
「すごいよね
101才で、ちゃんと食べれるなんて」
長男が、なんだか
感動してました
その数日前
さつまいもの甘い煮物の日に
「なんだかそろそろな気がするから、、」と
さつまいもを、大好きな天ぷらにしてほしい、とおっしゃったそう
担当のかたからきいてチームで相談し
その日、長男は
101才のかたにだけ、
さつまいもを天ぷらにしたのですって
101才の長い長い人生の
ほんとうに最後の日々の食事を
あなたが作ったんだね、、
尊いお仕事を
してるんだね、、
しみじみおもった
101才のかた
関わってくださり
ありがとうございました
調理師
今、3年め
台風の明け方も
雪の明け方も
無遅刻無欠勤で
ごはんを作りに行くひと
3年目になってからは
なんだか、すっかり落ち着いて
あたりまえのように働いてる
それがほんとうに
うれしいな、と思うのでした