スケッチブック

しずかに、のんびり、ゆるやかに

葉っぱの感性

2012-10-11 08:24:06 | yoga
葉っぱが
緑色になるためには
赤い可視光と
青い可視光が必要

夕焼けと青空

主に
赤い光が必要だから
真っ赤な夕焼けを
たっぷり見た葉っぱは
豊かな緑色に…

秋が深まり
朝晩の気温差が大きくなると
植物は葉っぱを落とし、
冬を迎えるための
準備をはじめます

気温が下がると
葉っぱの付け根が
コルク状(スカスカってこと?)になり
水分は茎へ行くけど
光合成で作られる糖分は
葉っぱに残り

糖分からは
赤色の色素アントシアニンが
作られるんですって

もともとある
緑色の色素クロロフィルは
分解され
黄色の色素カロチノイドは
量が少ないので
残っても目立たず

赤色の色素アントシアニンが
残り
どんどんたまり

葉っぱは
赤くなるんですって…


たっぷり
夕焼けと青い空を見て
豊かな緑色になった葉っぱは
思い出すように
やがて
真っ赤に染まるのです
(たぶん)

大胆なカエデや
繊細なイロハモミジ

ほんとうに
真っ赤…
きれいだもの

じぶんの見た夕焼けを
再現してるのです
「こんなでした」

一枚一枚
空を見上げる位置が
ちがうので
一枚一枚
すこしちがう色になる

それだけじゃなく

一枚一枚
表現力も、
ちがうんじゃないかしら

日々聴こえる、
風の音が
葉っぱの表現力や感性を
作るのではないかしら

きらきら揺れる、
樹の葉を見上げてると
そんなふうに
おもえるのでした…



うーん
可視光てなに?
真っ赤な夕焼けの条件

ふしぎが
どんどん出てきます

ヒュパティア 2*

2012-10-06 02:18:06 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
ヒュパティアは

生きることは、
世界が広がっていくこと

と、言ったそうです


レイチェル・ワイズも
美しかったけど

ヒュパティアも
美しくて、信念のひと

映画「アレクサンドリア」は
優しかった

じゅうぶんひどい最後だったけど
調べたら
もっとありえない最後で


でも
彼女の死後
1000年以上経ち

ヴィクトール・クノール
さんが
見つけた小惑星に
このローマの
偉大な天文学者で数学者、しかも哲学者の
名前をつけたのですね


もう少し
読もうかな

秋の夜長の
ねっころがり読書