意識と無意識の間の広大な空間

北山修著「意味としての心」のあとがきで、心臓手術を受けた少女が全身麻酔から覚める時に見た夢の彼の解説で、無意識と意識の間の奥行きにある広大な空間の存在の話しを読んでいたら、
養老孟司著「自分の壁」の中で、アメリカの脳神経解剖学のテイラーさんが、脳卒中を起こして左能が損傷した時に感じた宇宙との一体感の話を思い出し、
そして、そのテイラーさんの実際のTEDでのプレゼンテーションを思い出した。
これらの表現を勘案すると、意識と無意識の間の広大な空間とは、座禅や自律神経訓練法、お題目を唱えて瞑想状態に入った時に感じる俯瞰感、宇宙との一体感と同じでは無いかと。