千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

夢二慕情

2011年06月15日 | うんちく・小ネタ

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

はじめて夢二の絵を見たのは、高校生のとき。美術館に友達に誘われて。

その時の立田姫の絵が、印象的だった。

なんて、バランスの悪い、、、、しかし、なんて、素敵な女の人。

今でも眠れぬ夜は、アロマを焚いて、ヒーリング音楽小さくかけながら、夢二の画集をぼーーーっと眺める。

ノスタルジックな、なんともいえない大正ロマンの世界に浸ってしまう。

芭蕉と言えば、松尾芭蕉。夢二と言えば竹久夢二と言うほどに有名でありながら、画壇に無縁であった人。

日本初のイラストレーター

全然モテそうな男ではないのに、美人にめちゃモテタ男。

本郷の弥生美術館で、夢二の「女」の写真集を買って、びっくりした。

そこには、絵のまんまの たまき、彦乃、お葉さんがいた。

どうして、夢二式美人画に惹かれてしまうのでしょう。

1枚1枚の絵に、ストーリーを感じ、なにより、垢抜けている。泥臭さが全然ない。

今夜も、頼りなげな女の画集をぼんやり眺めて、眠りの世界に入るとしましょう。

コメント
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