昨年の5月に投稿した『牛乳パックでパッチンガエル』の教室をします。自分では何度も作っているんですが、何といってもこのコロナ禍初めてする教室なんです。それをどのような1時間に組み立てようかと考えてみました。どこで子どもたちがつまずくか予想したり楽しいことも準備したいと思います。
ここから先は教室で子どもたちにやってもらう作業です。(想定)
「こんなものを作ります。パッチンガエルと言います。」「こんな風に遊びます。」と実物でデモンストレーション
興味を引き起こしてくれたら最高です。
ハサミと牛乳パックを配布します。
このように一番底側の切り線を切ってもらいます。
「切り口がありますから、そこにハサミの下側の刃を入れて線に沿って切ってください。一周すると底が取れます。」
切り口が空けてあるのでそこにハサミの動刃(下側の刃)を入れて切っていきます。一周すると切れました。
「切った後は”押しつぶし”て平(たいら)にします。」
他の3つの線は平らですから切りやすいですね。しかし2枚をいっぺんに切らなければならないので力が必要です。そんな子どもたちのためにここにも切り口を空けてありますから、一枚ずつ切ることもできます。
「切るのが難しい人は切り口がありますから、さっきと同じように1枚ずつ切ってもいいですよ。」
そうやって後2回切ると4つの部分に分かれます。一番左側は使いませんから、その右側の3つでパッチンガエルを作っていきます。
以前の投稿『牛乳パックでパッチンガエル』で2つの作り方を紹介しましたが、まずそのひとつを作ります。Aタイプとします。
Aタイプは一つの切り片でひとつのパッチンガエルができます。
「ひとつの切り片を出してください。」
「平(たいら)にして四隅(よすみ)をこのように切ります。」
四隅を切ったところです。この程度切ってください。
次のようにこの切り片を輪にして切ったところが中央にくるように折りたたみます。
実はこれに輪ゴムひとつをはめるだけで完成です。簡単でしょう。
このように溝になっているところに輪ゴムをはめます。
さあ、遊び方です。
輪ゴムが伸びる方向にパッチンガエルを広げて、
輪ゴムが伸びきるようにパッチンガエルを閉じます。
全体を写真のように折りたたみます。
輪ゴムの伸びたエネルギーがいっぱいのパッチンガエルです。これをどこかに置くと・・・・・・
何秒後・何分後かに”パッチン”と飛び跳ねます。
最初はなかなか飛び跳ねませんが、時間が過ぎると”必ず”飛び跳ねます。
何回も繰り返すと、だんだん早く飛び跳ねるようになります。
同じように、折れ曲がったところを何度も折って柔らかくすると早くなります。
次はBタイプです。切り片1つから2つのパッチンガエルが作れます。
「これをひとつ出してください。真ん中の折り目を切ってください。2枚いっぺんに切らなくても1枚ずつ切ってもいいですよ。」
「2つにわかれましたか。それぞれからパッチンガエルができますから、2つのパッチンガエルができます。」
「そのひとつを出してください。」
「次のように4カ所をハサミで切ってください。深さは1cm程度です。」
実はこれもほぼ完成です。
「輪ゴムひとつをこのようにハメると完成です。」
「ハメるのはちょっと大変ですが、紙は”折らない”ように気をつけてください。折れてしまったら遊べなくなります。」
遊び方です。
「写真のように広げると輪ゴムが伸びて、エネルギーがたまってきます。」
「このように折りたたむと輪ゴムエネルギーのいっぱい詰まったBタイプのパッチンガエルができました。」
「これをどこかに置くと何秒・何分後には”パッチン”と鳴って飛び跳ねます。」
材料がまだありますから、Aタイプ・Bタイプを自分で決めて作ります。作ったらすぐ子どもたちは遊んでくれます。
私が作ったものです。Aタイプが1つ、Bタイプが4つできました。
Aタイプは丈夫(じょうぶ)ですが重さのわりに輪ゴムのエネルギーが小さいので飛び跳ね方も音もチョッと弱いです。Bタイプは高く飛び跳ねて大きな音がします。輪ゴムのエネルギーが大きいので、折れやすく壊(こわ)れやすいのが欠点です。オモチャはいずれは壊れるもの・捨てるものですから、しっかり遊べるBタイプが私は”好き”です。
蛙のシールを準備していきます。
無料イラストサイトからいただきました。かわいいのやらちょっと不気味のものやらいっぱい準備しました。これを貼ってもらったら、
楽しいと思います。
いかがですか。思い出になる作って遊ぼう教室になるかな。
パッチンガエルAタイプの飛び跳ねている動画(52秒)
パッチンガエルBタイプの飛び跳ねている動画(21秒)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
簡単ですからやってみませんか。お子さんとお孫さんと、または近所の子どもさんと!
《パッチンガエル》って構造的にはかんたんなオモチャですね。牛乳パック一つからいくつも作れそうです。しかし牛乳パックは”小学低学年がハサミで切る”のが大変じゃないかと考えました。その工夫をする必要があります。また、オモチャを見ても”蛙(かえる)”の姿はどこにもありません。イメージ的にも何か工夫が必要です。
そこで考えたのがこれから紹介する”作って遊ぼう教室”です。
まず、準備に必要なものです。
〇 牛乳パックはひとり1コです。
〇 輪ゴムは”パッチンガエル”ひとつに1つ必要ですから、必要な個数子どもが取れるよう箱で準備します。
〇 ハサミはひとり一つずつ準備します。
・ 定規とボールペンは準備のときのみ使いますから、教室当日は必要ありません。
次は準備です。
牛乳パックをハサミで切るのは難しいですから、予(あらかじ)め線を入れたり切り口を作っておきます。
写真のように”切る線”を引くために目印を入れていきます。牛乳パックの注ぎ口側の注ぎ口のところの紙は使いません。その付け根の側面とつながった境目の線から使います。その線に定規の0cmのメモリを合わせて、6cm幅ごとに”印”を引いていきます。0cm・6cm・12cm・18cmです。この印のところに”切る線”を引きます。グルっと一回りに線を引きますので、側面が4枚ですから、1面に印が2つあって線が引けますから、全部で8回定規で計って印を付けなければなりません。私の場合は”いっぱいの牛乳パック”に印を付けなければなりませんから、ひとつ線を引いたら、その横に牛乳パックをいっぱい並べて、いっぺんに線を引いてしまいます。それぞれの牛乳パックを回してやるとまた線が引けます。4回繰り返すと”一周する切り線”が完成します。元の牛乳パックも後3回まわして線を引くと”切り線”が引き終わります。
切り線がこのように引き終わりました。
子どもたちの人数分準備します。
これをどう切ってもらうかです。写真の一番右[底側]の切り線は切りにくそうです。そこで私のほうで大きなハサミを使ってチョッとだけ切り口を作っておきます。
その左側も見えていますが、全部の切り線にも切り口のハサミを入れておきます。子どもたちは、ここの隙間(すきま)にハサミを入れて切ることができます。ひとつの牛乳パックで4カ所の切り口を作ります。
これで準備完了です。これだけの準備をして教室に臨みます。
そこで考えたのがこれから紹介する”作って遊ぼう教室”です。
まず、準備に必要なものです。
〇 牛乳パックはひとり1コです。
〇 輪ゴムは”パッチンガエル”ひとつに1つ必要ですから、必要な個数子どもが取れるよう箱で準備します。
〇 ハサミはひとり一つずつ準備します。
・ 定規とボールペンは準備のときのみ使いますから、教室当日は必要ありません。
次は準備です。
牛乳パックをハサミで切るのは難しいですから、予(あらかじ)め線を入れたり切り口を作っておきます。
写真のように”切る線”を引くために目印を入れていきます。牛乳パックの注ぎ口側の注ぎ口のところの紙は使いません。その付け根の側面とつながった境目の線から使います。その線に定規の0cmのメモリを合わせて、6cm幅ごとに”印”を引いていきます。0cm・6cm・12cm・18cmです。この印のところに”切る線”を引きます。グルっと一回りに線を引きますので、側面が4枚ですから、1面に印が2つあって線が引けますから、全部で8回定規で計って印を付けなければなりません。私の場合は”いっぱいの牛乳パック”に印を付けなければなりませんから、ひとつ線を引いたら、その横に牛乳パックをいっぱい並べて、いっぺんに線を引いてしまいます。それぞれの牛乳パックを回してやるとまた線が引けます。4回繰り返すと”一周する切り線”が完成します。元の牛乳パックも後3回まわして線を引くと”切り線”が引き終わります。
切り線がこのように引き終わりました。
子どもたちの人数分準備します。
これをどう切ってもらうかです。写真の一番右[底側]の切り線は切りにくそうです。そこで私のほうで大きなハサミを使ってチョッとだけ切り口を作っておきます。
その左側も見えていますが、全部の切り線にも切り口のハサミを入れておきます。子どもたちは、ここの隙間(すきま)にハサミを入れて切ることができます。ひとつの牛乳パックで4カ所の切り口を作ります。
これで準備完了です。これだけの準備をして教室に臨みます。
ここから先は教室で子どもたちにやってもらう作業です。(想定)
「こんなものを作ります。パッチンガエルと言います。」「こんな風に遊びます。」と実物でデモンストレーション
興味を引き起こしてくれたら最高です。
ハサミと牛乳パックを配布します。
このように一番底側の切り線を切ってもらいます。
「切り口がありますから、そこにハサミの下側の刃を入れて線に沿って切ってください。一周すると底が取れます。」
切り口が空けてあるのでそこにハサミの動刃(下側の刃)を入れて切っていきます。一周すると切れました。
「切った後は”押しつぶし”て平(たいら)にします。」
他の3つの線は平らですから切りやすいですね。しかし2枚をいっぺんに切らなければならないので力が必要です。そんな子どもたちのためにここにも切り口を空けてありますから、一枚ずつ切ることもできます。
「切るのが難しい人は切り口がありますから、さっきと同じように1枚ずつ切ってもいいですよ。」
そうやって後2回切ると4つの部分に分かれます。一番左側は使いませんから、その右側の3つでパッチンガエルを作っていきます。
以前の投稿『牛乳パックでパッチンガエル』で2つの作り方を紹介しましたが、まずそのひとつを作ります。Aタイプとします。
Aタイプは一つの切り片でひとつのパッチンガエルができます。
「ひとつの切り片を出してください。」
「平(たいら)にして四隅(よすみ)をこのように切ります。」
四隅を切ったところです。この程度切ってください。
次のようにこの切り片を輪にして切ったところが中央にくるように折りたたみます。
実はこれに輪ゴムひとつをはめるだけで完成です。簡単でしょう。
このように溝になっているところに輪ゴムをはめます。
さあ、遊び方です。
輪ゴムが伸びる方向にパッチンガエルを広げて、
輪ゴムが伸びきるようにパッチンガエルを閉じます。
全体を写真のように折りたたみます。
輪ゴムの伸びたエネルギーがいっぱいのパッチンガエルです。これをどこかに置くと・・・・・・
何秒後・何分後かに”パッチン”と飛び跳ねます。
最初はなかなか飛び跳ねませんが、時間が過ぎると”必ず”飛び跳ねます。
何回も繰り返すと、だんだん早く飛び跳ねるようになります。
同じように、折れ曲がったところを何度も折って柔らかくすると早くなります。
次はBタイプです。切り片1つから2つのパッチンガエルが作れます。
「これをひとつ出してください。真ん中の折り目を切ってください。2枚いっぺんに切らなくても1枚ずつ切ってもいいですよ。」
「2つにわかれましたか。それぞれからパッチンガエルができますから、2つのパッチンガエルができます。」
「そのひとつを出してください。」
「次のように4カ所をハサミで切ってください。深さは1cm程度です。」
実はこれもほぼ完成です。
「輪ゴムひとつをこのようにハメると完成です。」
「ハメるのはちょっと大変ですが、紙は”折らない”ように気をつけてください。折れてしまったら遊べなくなります。」
遊び方です。
「写真のように広げると輪ゴムが伸びて、エネルギーがたまってきます。」
「このように折りたたむと輪ゴムエネルギーのいっぱい詰まったBタイプのパッチンガエルができました。」
「これをどこかに置くと何秒・何分後には”パッチン”と鳴って飛び跳ねます。」
材料がまだありますから、Aタイプ・Bタイプを自分で決めて作ります。作ったらすぐ子どもたちは遊んでくれます。
私が作ったものです。Aタイプが1つ、Bタイプが4つできました。
Aタイプは丈夫(じょうぶ)ですが重さのわりに輪ゴムのエネルギーが小さいので飛び跳ね方も音もチョッと弱いです。Bタイプは高く飛び跳ねて大きな音がします。輪ゴムのエネルギーが大きいので、折れやすく壊(こわ)れやすいのが欠点です。オモチャはいずれは壊れるもの・捨てるものですから、しっかり遊べるBタイプが私は”好き”です。
蛙のシールを準備していきます。
無料イラストサイトからいただきました。かわいいのやらちょっと不気味のものやらいっぱい準備しました。これを貼ってもらったら、
楽しいと思います。
いかがですか。思い出になる作って遊ぼう教室になるかな。
パッチンガエルAタイプの飛び跳ねている動画(52秒)
パッチンガエルBタイプの飛び跳ねている動画(21秒)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
簡単ですからやってみませんか。お子さんとお孫さんと、または近所の子どもさんと!