先の投稿で牛乳パックの底でブンブンごまをつくりました。大変頑丈(がんじょう)で遊びにはもってこいのものでした。
そこで、普通の厚紙でも作ってみようかと考えてみました。欠点としては牛乳パックより〔柔ら(やわら)かい〕ので早く壊(こわ)れてしまうことです。その壊れそうなところに厚紙を重ねて、欠点を少しは免(まぬが)れるように工夫しました。しかし、あまり頑丈(がんじょう)になりすぎるとたこ糸がこすれて切れてしまうと、高速に回転する厚紙が飛んでいくので非常に危険なことが起こります。2つの穴が壊(こわ)れても厚紙が回らなくなるだけですから、この方が安全です。
〔関連パソコンサイト〕
それでは作っていきましょう。
厚紙以外で必要なものです。
厚紙を切っていきますが、どれくらいの大きさがいいかよくわからないので、次の大きさの違うものを準備してみました。厚紙で作る回転板を正方形とします。 辺の長さを11cmから1cm刻みで4cmまでの8種類です。
補強(ほきょう)のために、厚紙一辺2cmの正方形を2枚準備します。回転板が8枚ですから、小さな正方形は(2×8=)16個が必要です。
定規とボールペンや鉛筆で線や印を引いていきます。
こんな感じです。全部に対角線を引きます。回転板は両面に引いてください。(小さな方は一面だけです。)
小さな正方形のひとつに穴を開けるところに印を付けます。対角線の交わったところが中心ですから、中心から4mmの対角線上のところです。中心から正反対の4mmところにも印を付けます。
ブンブンごま一つ分ではこんな感じです。
穴開けの印は、小さな方の一つだけに印(2つ)があります。
全部に線と印が付きました。
小さな方の線の無い面にノリを付けて回転板に貼ります。
対角線をそろえて貼ると、中心が重なります。回転板の両面に貼ります。
穴の印のある方を上にしておいてください。
全部がここまでできました。
・
・
しばらく乾くまで待ちます。(5分以上)
・
・
次は穴を開けていきます。
画びょうを印のところにまっすぐ上から差し込みます。厚紙が3枚重なっているので、一回では通りません。刺したり抜いたり数回して通します。2ヵ所とも忘れずに通します。
小さな穴ですから、まだまだたこ糸は通りません。
この穴を大きくしていきます。
先の尖(とが)ったものを無理(むり)やり通します。つまようじ(竹製がよい)や千枚通し、釘、焼き鳥の竹ぐしなどがいいです。刺したり抜いたり、グリグリしたりして、穴を大きくしていきます。グリグリで穴の入り口と出口が広がって、刺すときに中央部分が広がります。つまようじや竹ぐしが通り抜ければ穴の出来上がりです。
たこ糸を1m切ってください。
たこ糸の両方の端(はじ)を先ほどの2つの穴に通します。
つまようじ程度の穴であれば、スーと通ります。
通した2つの端を合わせて摘(つ)まんで結びます。一重結びで十分です。(外れません。)
これで《ブンブンごま》の完成です。
全部の完成です。
さあ、遊んでみましょう。
一本の指にブンブンごまのたこ糸の輪の2つの端をかけます。
すると、回転板が垂れ下がります。ここがたこ糸の真ん中です。ここで回すようにします。
手の両方の1~3本の指にたこ糸を引っかけてダラッとさせます。
これを十数回グルグル回してたこ糸に“より”をかけます。
さあ、ここから♬ブンブン♪が始まります。
① “より”がかかったところで両方から引っ張ると、“より”がほどけるように回転板が回ります。
② “より”がほどけ終わるタイミングで引っ張る力を弱めます。回転板はまわり続けるのでさっきと逆の方向に“より”がかかります。
③ 回転板が止まるタイミングで、引っ張る力を強めます。すると“より”がほどけるように回転板が回ります。
②③②③②③・・・(繰り返し)・・・と繰り返して、引く力が強くなったところで「ブンブン」と鳴り始めます。
こんな感じで楽しめます。
最後に、どのくらいの大きさにしたらいいかの研究です。
(タップして拡大してご覧ください。)
私見ですが、正方形では辺の長さが6cm以上がいいと思いました。11cmまでやってみましたが、十分楽しめました。しかし、大きすぎると“大きな力が必要”になります。危険も増してきます。11cmぐらいが上限のようです。
私としては 6~11cmをお勧めします。
作り方のプリントです。次の写真をタップするとpdfファイルが開きます。
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そこで、普通の厚紙でも作ってみようかと考えてみました。欠点としては牛乳パックより〔柔ら(やわら)かい〕ので早く壊(こわ)れてしまうことです。その壊れそうなところに厚紙を重ねて、欠点を少しは免(まぬが)れるように工夫しました。しかし、あまり頑丈(がんじょう)になりすぎるとたこ糸がこすれて切れてしまうと、高速に回転する厚紙が飛んでいくので非常に危険なことが起こります。2つの穴が壊(こわ)れても厚紙が回らなくなるだけですから、この方が安全です。
それでは作っていきましょう。
厚紙以外で必要なものです。
厚紙を切っていきますが、どれくらいの大きさがいいかよくわからないので、次の大きさの違うものを準備してみました。厚紙で作る回転板を正方形とします。 辺の長さを11cmから1cm刻みで4cmまでの8種類です。
補強(ほきょう)のために、厚紙一辺2cmの正方形を2枚準備します。回転板が8枚ですから、小さな正方形は(2×8=)16個が必要です。
定規とボールペンや鉛筆で線や印を引いていきます。
こんな感じです。全部に対角線を引きます。回転板は両面に引いてください。(小さな方は一面だけです。)
小さな正方形のひとつに穴を開けるところに印を付けます。対角線の交わったところが中心ですから、中心から4mmの対角線上のところです。中心から正反対の4mmところにも印を付けます。
ブンブンごま一つ分ではこんな感じです。
穴開けの印は、小さな方の一つだけに印(2つ)があります。
全部に線と印が付きました。
小さな方の線の無い面にノリを付けて回転板に貼ります。
対角線をそろえて貼ると、中心が重なります。回転板の両面に貼ります。
穴の印のある方を上にしておいてください。
全部がここまでできました。
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しばらく乾くまで待ちます。(5分以上)
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次は穴を開けていきます。
画びょうを印のところにまっすぐ上から差し込みます。厚紙が3枚重なっているので、一回では通りません。刺したり抜いたり数回して通します。2ヵ所とも忘れずに通します。
小さな穴ですから、まだまだたこ糸は通りません。
この穴を大きくしていきます。
先の尖(とが)ったものを無理(むり)やり通します。つまようじ(竹製がよい)や千枚通し、釘、焼き鳥の竹ぐしなどがいいです。刺したり抜いたり、グリグリしたりして、穴を大きくしていきます。グリグリで穴の入り口と出口が広がって、刺すときに中央部分が広がります。つまようじや竹ぐしが通り抜ければ穴の出来上がりです。
たこ糸を1m切ってください。
たこ糸の両方の端(はじ)を先ほどの2つの穴に通します。
つまようじ程度の穴であれば、スーと通ります。
通した2つの端を合わせて摘(つ)まんで結びます。一重結びで十分です。(外れません。)
これで《ブンブンごま》の完成です。
全部の完成です。
さあ、遊んでみましょう。
一本の指にブンブンごまのたこ糸の輪の2つの端をかけます。
すると、回転板が垂れ下がります。ここがたこ糸の真ん中です。ここで回すようにします。
手の両方の1~3本の指にたこ糸を引っかけてダラッとさせます。
これを十数回グルグル回してたこ糸に“より”をかけます。
さあ、ここから♬ブンブン♪が始まります。
① “より”がかかったところで両方から引っ張ると、“より”がほどけるように回転板が回ります。
② “より”がほどけ終わるタイミングで引っ張る力を弱めます。回転板はまわり続けるのでさっきと逆の方向に“より”がかかります。
③ 回転板が止まるタイミングで、引っ張る力を強めます。すると“より”がほどけるように回転板が回ります。
②③②③②③・・・(繰り返し)・・・と繰り返して、引く力が強くなったところで「ブンブン」と鳴り始めます。
こんな感じで楽しめます。
最後に、どのくらいの大きさにしたらいいかの研究です。
(タップして拡大してご覧ください。)
私見ですが、正方形では辺の長さが6cm以上がいいと思いました。11cmまでやってみましたが、十分楽しめました。しかし、大きすぎると“大きな力が必要”になります。危険も増してきます。11cmぐらいが上限のようです。
私としては 6~11cmをお勧めします。
作り方のプリントです。次の写真をタップするとpdfファイルが開きます。