作って遊ぼう&学校の応援

 最近JavaScriptを取得、学校支援の〈動く教材〉を作っています。

〔再掲〕キッチンペーパーでひな人形を作ってみませんか。

2025-02-28 12:21:13 | 作って遊ぼう教室
 これは3年前の投稿ですが、時期が来ましたので再投稿します。
 キッチンペーパーアニマルというのは、おしぼりで作る人形があったんですが「キッチンペーパーと折紙でつくったら、簡単に子どもでもいっぱい作れる!」と思って考案したものです。
 良かったら作ってくださいね。

 もうすぐひな祭りですね。ひな人形は飾りましたか。わが家ではKPA(キッチンペーパーで作ったアニマル)をボディーにして色紙で着飾ったひな人形を作っています。
 皆さんも作ってみませんか!

 ここに作り方を紹介します。

 また別に詳しく説明したブログもあります。ここをタップすると見ることができます。

 小1の子どもたちが作りました。


キッチンペーパータオルで作る動物(キッチンペーパーアニマル) - 作って遊ぼう&学校の応援

[ハロウィンとクリスマス]バージョンのわんちゃんです。基本的なわんちゃんです。キッチンタオルでワンちゃん[犬]を作ってみました。体型はほんとうの犬と全く違いますが、...

goo blog

 これに、男雛には、束帯・烏帽子・笏を、女雛には、十二単・冠・檜扇を身に付けさせると“ひな人形”になります。

 そうやって作ったひな人形です。


作り方を紹介

 では作っていきましょう。










 次は、束帯などの衣装を作ります。

 タップで拡大図





タップで拡大

タップで拡大

 真っすぐに立たないときには、このように十二単の後ろを折ったりハサミで切ったりして調整してください。


作り方のプリント
 キッチンペーパーアニマル本体の作り方です。プリントをタップするとダウンロードできます。


 ひな人形の衣装などの作り方です。プリントをタップするとダウンロードできます。




 ご覧いただきありがとうございました。


元サイト《KPAひな人形の作り方》

〔ホームページ〕







〔動く教材〕太陽系の惑星の動き 「惑星ボタン」の追加しました

2025-02-26 13:11:52 | 教材の開発
 先に紹介したものが十分な理解につながっていないかもしれないという思いから、さらに研究を重ねて、惑星別に表示するものを追加しました。
 つまり、「水星」「金星」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」のボタンを配置して、各惑星の動きで、満ち欠けや大きさがどのように変化するかを個別に示したものです。
 これまでの表示は、初期画面や〔リセット〕ボタンで表示できるようにしました。

 各惑星の最大の大きさは、惑星と地球が最も接近したときの大きさを同じにして標準化しています。

 土星については、環を付けて実際の姿に近づけました。

 新しくなった初期画面です。
 時間表示と図の間にボタンを8こ並べました。

 これから紹介する図は、すべてシンクロしていて、最上部に表示する時間で管理されています。
 時々〔リセット〕に戻ったり、また同じボタンを押すと、各惑星の位置が同じことから、そのことがよくわかります。

 各惑星のボタンを押すと
〔水星〕ボタン
 初期画面から水星に関するところを取り出して、単純化した表示でわかりやすくしました。惑星の大きさや軌道も画面に合わせて大きくしています。
〔時間の操作〕の下のボタンを押すと時間が速く進みます。さらにその下〔◯◯時間後〕のボタンは一足飛びに時間が進みます。例えば〔1日後〕を押すと、毎日同じ時間に観測することができます。その機能を使うと〔リセット〕表示では、惑星の逆行なども観察できます。

〔金星〕ボタン
〔火星〕ボタン
〔木星〕ボタン
〔土星〕ボタン
 土星の環を表現してみました。左図では15本の環で環の面を表現しています。

〔天王星〕ボタン
〔海王星〕ボタン

 スクリーンショットなので”静止画”ですが、その動きを次のように表現してみました。
 まず〔水星〕ボタンを押します。次に〔十万倍〕のボタンを押すと時間が十万倍の速さで過ぎていきます。そのときの地球と水星の動き、水星の満ち欠けと大きさの変化が観察できます。連続して変化していきますからおもしろいです。
 どのような地球と水星の位置で”満ち欠け”や”大きさ”が変化するのがわかります。
 その他の惑星ではどう変化するのか観察できますよ。

 スマホでも観察できるように、押しボタンを大きくして「スマホ用」としました。
 このような画面です。

 実際に使ってみませんか。
 次のURLかバナー(図)をクリックすると使うことができます。

 他の人に紹介するときに使ってください。QRコードです。

パソコン用
スマホ用


 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 




〔動く教材〕長方形を横にずらした図形(平行四辺形)の面積は 大きくなる ならない ?

2025-02-20 19:17:42 | 教材の開発
 この長方形の面積は底辺b=250、高さa=300 なので 250×300=75000 と計算できます。
 小学校で平行四辺形が出てくるのは4年生、その面積が出てくるのが5年生だそうです。
 私が小学生のとき戸惑ったのが、長方形が横にずれた平行四辺形の面積でした。
 これを見ると、面積が ”大きくなっている” とは感じませんか。そのときは、「同じだよ!」という証明があったのですが、どうしても「大きくなっている」という印象がず~と残っていてすっきりしませんでした。理屈ではわかっているのですが、、、。
 そこで今になって納得できる証明を提供しようと考えたものがこの動く教材です。

 その方法は、長方形から平行四辺形にするときに、長方形を分割して、それを横にずらすかたちで移行していきます。分割しても合計した面積は元の長方形の面積と同じですから。分割数をどんどん大きくしていくとカクカクの図形から平行四辺形に見えるようになってきます。こんな方法で〝直感的な〟理解を求めるものです。

 では早速やってみましょう。
上のボタン〔2分割〕を押します。長方形の2分割です。
真ん中に白い横線が入っています。
 画面の精度不足で見えません。すみません。
他に〔5分割〕〔10分割〕~〔100分割〕〔200分割〕があります。
〔5分割〕を押すと長方形の5分割です。
   かすかに見えます。
今、下のほうには〇が赤くなっていますが、その右側をタップすると、右側にずれて・・・
さらに右側をタップすると
一番右側をタップすると

ずれても「面積はずれる前と同じ」ということが実感できました。
さらに、分割数を増やしていきます。



これが200分割です。
分割数が大きくなると、平行四辺形にどんどん近づいてきます。
長方形を横にずらして平行四辺形に変形しても面積は同じだということが納得できました。無限大に分割することですから、「高校で学習する積分や微分なんかと同じ考え方が小学校でもあるんだな~!」ということに気づきました。
 この200分割をそのまま〔〇(ずれなし)〕を押しました。
結論としては、平行四辺形の面積は、

〔平行四辺形の面積〕 = 〔底辺の長さ〕 × 〔高さ〕

 ということになります。 


するとこんな感じです。

 同じような手法ですが、三角形の場合についても作成しました。
 これです。

 では、実際に使ってください。
 次のURLかバナー(図)をタップしてください。


 お近くに小学校の先生がいたら紹介してください。
 次のQRコードを活用してください。




《再掲》ひな飾りゲーム 初めて作ったゲームです。

2025-02-16 11:52:02 | ゲーム
 プログラミングができるようになって初めて作ったものです。初歩的なものですが、図や音の活用など新しく勉強したのを覚えています。今であればそれらをプラウザに取り込んで瞬時に活用する方法もあるかな~とも考えますが、それほどの必要性があるのか、〔動く教材〕を中断してするのかなど考えると、これで十分という結論に至りました。

 ということで、そのまま再掲することにしました。

ひな飾りゲーム 
 次のURLかバナー(図)をタップしてください。

スマホ用
パソコン用

 これが初期画面です。
 〔完成〕〔名前付〕〔はじめ〕のボタンが押せる状況にあります。〔はじめ〕でゲームがスタートします。

上の〔名前付〕ボタンを押すと、名前付きでひな人形が正しい位置に並びます。

〔はじめ〕を押してゲームをはじめます。
 ゲーム途中の画面です。



 人形を選択すると赤い枠が表示されます。
 次にその位置を押すと、間違っていれば×が表示されます。すぐ次の場所を押すことができます。


 正しい位置であれば人形が表示されます。


 ゲームが終了しました。
〔またする〕〔おわり〕が選択できます。
 最下部には成績(時間、お手つき回数)が表示されます。何回も繰り返して、短時間でお手つきなしの好記録を達成してください。

 パソコン用の表示です。紹介しておきます。
 〔完成〕を押した画面
ゲーム開始画面

 楽しく遊んでください。
 次のQRコードを他の写真でとると、スマホ用のひな飾りゲームが開きます。 お友だちに紹介してください。



〔動く教材〕直角三角形の斜辺の長さ(三平方の定理)

2025-02-11 20:35:35 | 教材の開発
 「三平方の定理」は、中学校3年数学で学習する内容です。一般的には「ピタゴラスの定理」ともいいます。実際に斜辺の長さを求めるときには √ (ルート)を使いますから、3年生の最後の最後に学ぶ教材です。

 直角三角形の底辺の長さをa、縦辺の長さをb、斜辺の長さをcとすると、

 という式になるのが「三平方の定理」です。

 どのような動く教材かというと、直角三角形の直角を作る2つの辺、底辺と縦辺の長さを変えることができます。
 それにしたがって直角三角形が変化します。もちろん斜辺の長さが変化しますから、その長さを測定するような仕組みになっています。
 それぞれの辺の2乗が出てきますが、この値はそれぞれの辺を一辺とする正方形の面積にあたります。正方形を描いたり面積を求めることもできます。
 三平方の定理には100以上もの証明方法があるといわれていますが、ここでも証明例を一つ紹介します。

 ピタゴラスが三平方の定理を発見する過程をたどる学習です。

 実際の画面です。
 初期画面です。
 底辺が20.0 縦の辺が15.0の直角三角形が描かれています。
 下のボタンで辺の長さを変えることができます。

 いくらかボタンを押して長さを変えたところです。
 斜辺の長さを求めたいですね。

 そこで、右側のボタン〈定規〉を押すと、
 このように、斜辺にそって定規が表示されます。それを読むことで長さがわかります。
 写真では、初期画面での定規表示になっていますが私のミスです。実際はその斜辺にそっての定規になります。スミマセン!

 正しい測定値は〈定規〉の下の〈数字〉ボタンを押すと表示されます。

 〈数字〉の下には〈正方形〉ボタンがあります。それを押すと、
 それぞれの辺を一辺とした正方形が3つ表示されます。

 その下の〈面積〉ボタンを押すと、
 黄色い数字で面積が表示されます。この場合は20、15、25という2乗しやすい数字ですが、小数点が付いたりする数字でも、瞬時に計算して表示してくれます。
 この3つの正方形の面積の値から「三平方の定理」が成り立つこと「底辺の正方形の面積+縦辺の正方形の面積=斜辺の正方形の面積」を、実験的に”確認”することができます。底辺と縦辺の長さがどんなときも成り立つことがわかります。

 三平方の定理が図形的にも証明できるということを、次の〈証明例〉ボタンを押して、証明のヒントを表示します。

 これです。同じ直角三角形を3つ描き加えることで、〔底辺の長さ+縦辺の長さ〕の辺を一辺とする正方形が描けます。この面積は計算できます。その正方形の中にある4つの直角三角形の面積も計算できます。このことから、前者から後者を引くと、斜辺を一辺とした正方形の面積となります。先ほどのabcでいうと、abからcが求まるということですから、
 が証明されることになります。
 
 〈証明例〉だけを押したときの画面です。
 すっきりした表示になりました。この状態でも下のボタンを押して辺の長さを変えると図形が変化します。面白いです。

 実際に使ってください。次のURLかバナー(図)を押すと、プログラムのある私のホームページに飛んで使うことができます。



この動く教材は ”使ってもらうこと” が一番の希望です。中学生や中学校や高校の数学の先生がおられましたら知らせてください。

スマホで使ってみたら、下のボタンが小さすぎますね。もうしばらくしたら修正してスマホ用を提供します。

追加 R07年02月12日 10時
 スマホ用を作りました。 ボタンを大きくして、場所も下部にまとめました。





〔動く教材〕月の満ち欠けシミュレーション

2025-02-03 22:16:20 | 教材の開発
〔動く教材〕〔シミュレーション〕太陽と地球と月の動きVer.2 中学校理科 高校地学 - 作って遊ぼう&学校の応援

〔動く教材〕〔シミュレーション〕太陽と地球と月の動きVer.2 中学校理科 高校地学 - 作って遊ぼう&学校の応援

追記令和7年1月13日正午月の満ち欠けの月齢が、1日分大きく表示されているところを修正しました。今日13日正午の月齢は13.2ですが、本プログラムでは13.9と表示され...

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 先に太陽系を示して、そこでの月の動きと日本の各地から見える月の動きと満ち欠けをシミュレーションとして提供しましたが、まだまだ一足飛びな理解を求めている教材ではないかと考えるに至りました。
 そこで、その前の段階としての教材を作成しました。太陽と地球を固定して、そこで月が地球の周りを公転するときに、地球から見える月の満ち欠けを示しました。

 月の満ち欠けは、同じ日時であれば、地球のどこから見ても同じですからこういう表現ができます。

満月↑

 こんな感じです。シミュレーションですから、初期設定で、月はわずかに反時計回りに動いています。下の緑の表示がありますが、これが速さを示しています。これより左側を押すと〈遅く〉なり、右側を押すと〈速く〉なります。

 満月からの月の動きを順に観察していくと、


下弦の月↑


ほぼ新月↑

ほぼ新月↑


上弦の月↑


 このように、月の位置によって、満ち欠けを連続的に観察することができます。

 このシミュレーションからわかったことは、まず地球から見て月が太陽の反対の位置にあるときに“満月”になります。この図で月が上にあるとき、左側が明るい半月になります。その間は、満月から右側から影が広がっていく様子が観察できます。
 更に時間が進むと、右側からの影の広がりが進んで、月が太陽側にきたとき“新月”となって、影が月を覆ってしまって見えなくなります。
 その後は、右側から明るい部分が広がっていって、反対側に来るときは“満月”に戻ります。これを繰り返します。

 太陰暦では,新月から新月までがひと月です。日数にして約29.5日です。一年は12月ですから、これでは季節がズレてします。これを修正するために、3年毎に12月の後に閏月(うるうつき)が追加されます。したがって閏月のある年は13ヶ月となります。

 ニュースで中国の旧正月が紹介されますが、そのとき(太陰暦の一月一日)の満ち欠けは“新月”です。

ネットから
仕組み
  • 太陰暦の1年は約354日で、太陽暦の1年(約365.24日)と比べて11日ほど短いです。
    <svg focusable="false" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" viewBox="0 0 24 24"><path d="M3.9 12c0-1.71 1.39-3.1 3.1-3.1h4V7H7c-2.76 0-5 2.24-5 5s2.24 5 5 5h4v-1.9H7c-1.71 0-3.1-1.39-3.1-3.1zM8 13h8v-2H8v2zm9-6h-4v1.9h4c1.71 0 3.1 1.39 3.1 3.1s-1.39 3.1-3.1 3.1h-4V17h4c2.76 0 5-2.24 5-5s-2.24-5-5-5z"></path></svg>
  • この差を補正するために、約3年に1度うるう月を挿入します。
    <svg focusable="false" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" viewBox="0 0 24 24"><path d="M3.9 12c0-1.71 1.39-3.1 3.1-3.1h4V7H7c-2.76 0-5 2.24-5 5s2.24 5 5 5h4v-1.9H7c-1.71 0-3.1-1.39-3.1-3.1zM8 13h8v-2H8v2zm9-6h-4v1.9h4c1.71 0 3.1 1.39 3.1 3.1s-1.39 3.1-3.1 3.1h-4V17h4c2.76 0 5-2.24 5-5s-2.24-5-5-5z"></path></svg>
  • うるう月の日数は29日か30日で一定ではありません。
 

 スマホ用に、2つの図を縦に並べて細長くしたものを作成しました。


 実際に使ってみませんか。次のURLかバナー(図)をタップすると使用することができます。

 パソコン用です。



スマホ用です。





 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 自分ながら使い勝手の良い”理解しやすい教材”ができました。
 お近くに理科の先生がおられましたら紹介していただくと嬉しいです。

 「動く教材」を検索してもらうと、これまで紹介したものがたくさん表示されるようになりました。皆さんに使ってもらうと、検索の上位に表示されるようになりますのでよろしくお願いします。

 日本中の小中高の学校で使ってもらえたらいいな~。