作って遊ぼう&学校の応援

 最近JavaScriptを取得、学校支援の〈動く教材〉を作っています。

クラブ活動[紙トンボ教室]に行ってきました。

2024-12-21 08:38:02 | 作って遊ぼう教室
久しぶりのジャンル「作って遊ぼう」の投稿です。

2023年9月紙トンボ教室の投稿です。作り方を掲載しています。

 12月20日金曜日15時から15時45分まで最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。制作するのは〔紙トンボ〕です。この学校では人気のオモチャで意欲的に作ってくれます。担当の先生が2人おられますが、子どもたちと一緒に作って遊んでくれました。しかし全国の学校と同じで欠席者が30人中5人以上もいて残念でした。

準備物です。
 先ずは紙トンボの芯となる12〜3cmの竹串です。接着剤を使わなくていいように予め紙を瞬間接着剤で固定していてそこへノリで貼り付けするように工夫しています。さらにゴムの小片を突き刺して押し付けるようにしています。すると、すぐ遊びながらノリは乾くというわけです。



 これが竹串に刺すプロペラ部分です。
 キッチンペーパーの芯に長方形の色紙を斜めに貼ったものを大ざっぱに切って提供します。


 この2つを1人ひとつずつ取ってもらって制作がスタートします。

 作り方と飛ぶ原理と遊び方を一気に説明しました。

 2つ目からは自由に材料を取ってもらいます。

 材料はこのように、切り出す前のものを提供します。



 次ように、キッチンペーパーの芯から自分で切り出してもらいます。好きな色が選べますから子供たちにとっては好都合です。

 自分で切り取っています。

作っています。

 竹串の芯にプロペラ部を刺してノリ付けしてゴムで押さえる作業をしています。

 1人でこんなに作っています。目標は10個作るそうです。

 このようにいっぱい作りたいとか、作って遊びたい、良く飛ぶ紙トンボを工夫したい、プロペラを二重にする児童と色々な考えで取り組んでいます。ボンヤリしている児童はいません。
 教室の後ろでは〝跳び比べ〟が始まっています。〝天井まで跳んだ。〟と言っています。先生も一緒です。作って遊ぼうに先生も生徒もないですね。

 そうしている間に45分の時間が過ぎてしまいました。希望する児童には材料を持ち帰ってもらいました。

 2回目のスマホからの投稿です。スマホの写真は10M程もあって大きすぎるので、それを縮小して掲載しました。(スマホ投稿初心者)
 ぼけたりおかしいところがあったら教えてください。







キッチンペーパーアニマル教室の作品です。

2024-10-19 07:39:22 | 作って遊ぼう教室
昨日18日最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。準備があり時間の30分前に行きましたが図工室は閉まっていました。15分ほど待って、担当の◯◯先生が来てくれました。準備を始めると児童が来てみんなに手伝いをお願いしました。そのお陰で始まりの時間まで準備が終了しました。さ〜活動です。 
 最初はちょっと騒がしかったですが「今日はキッチンペーパーアニマルです。」と事前に私が作ってきた作品を見せると「カワイイ」と好評です。



 これです。「1年生だったら3個ぐらい作れるのですが、皆さん高学年は何個か楽しみです。」というと制作意欲がguu〜と高まった感じです。結局準備した200個分のキッチンペーパーの組が50組程しか余りませんでしたから、一人当たり5つくらいはできたようです。
 ここに児童が工夫した作品を紹介します。

 最初は「失敗した」と見せてくれたものですが、


 作り方の説明がよくわからなかったみたいでこのように作ってありました。「可愛いじゃないか、どんなにも工夫していいんだよ!」と写真を撮らせてもらいました。
 次は、


 耳が面白いですね。色紙の準備として、耳作成用に折り曲げた色紙をいっぱい提供していますが、その黒をそのまま耳にしてありました。目の色もいろいろです。

 次は、


 昔漫画で見た宇宙人のような表情です。「目に丸を貼ったら?」と話したら「目は糊を付けているんです。」といることだったので、よ〜く見ると糊を付けてあるので光っていました。

 次は、


 口が可愛いですね。その子の作品には全〜
んぶこんな口でした。

次は、


 たぶんキッチンペーパーで形を作るときに左右から巻きますが、ゆったりと巻いたんでしょう、こんなにも太ったワンちゃんになりました。可愛らしさはNo.1です。

 児童の作品には`工夫`がいっぱいです。それが全部、作品の個性になっています。魅力的ですね。明後日の月曜日は別の小学校で12年生の放課後子ども教室です。ここも工夫いっぱいの子どもたちですから、どんなものができるか楽しみです。

 いつもパソコンから投稿していますが、今日は初めてスマホから投稿しました。

 こんなキーボードで入力しています。
 ボタンが小さいので誤入力ばかりですが、AIが修正して`変換候補`には正しい文字が用意されていて助かりました。
 私の間違いはAIにはちゃんと予測できるんですね。隣のボタンを押してしまう間違いを把握しているようです。
 これだったらまた投稿できそうです。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。


自由研究の書き方 & 自由研究の例〔よく飛ぶ紙飛行機の作り方〕

2024-07-17 09:58:46 | 作って遊ぼう教室
【自由研究の書き方】
 さあ〜そろそろ夏休みですね。永年生徒と取り組んできた私にとって「皆さんのお役に立つチャンス」と考えて、その参考になるものをつくってみました。ご家族に小学生や中学生がいれば、人生の先輩(せんぱい)として一緒に取り組んでみてはいかがですか。私の口癖ですが「理科の成績は関係ありませんよ。自分の力でわからないことを調べたり研究して新しいことがわかってきます。何か疑問に思っていることはありませんか。もっと詳(くわ)しく知りたいことはありませんか。」ということを最初に話していました。全校生徒が1人から4人のグループをつくって取り組んでくれたんです。
「私は勉強は苦手ですが、自由研究は好きでした。」という生徒もいました。

 わからないところや説明が欲しいところがあればコメントの欄に“何でも質問”してください。力の限り応援します。

 資料の中身をちょっと紹介します。いくつか研究題になりそうなものを考えてみました。

○理科的な研究
小学校1年で一番多いのが「あさがおのかんさつ」ですが、この題では研究しようと思った気持ちはちょっと伝わらないですね。
 気持ちのこもった題「たねからきれいなアサガオをさかせたいな~」「大きくてきれいなアサガオは、どうやったらできるんだろう」「元気な朝顔を咲かせるにはどう育てたらいいかな!」

 どうですか?気持ちがこもっていますか。

その他の題例「ダンゴムシはなにをたべるのかな!」「アリの行列に壁を作ってみた 消しゴム・鉛筆・水の川・チューインガムなど」「ダンゴムシの迷路(めいろ)、出口まで行けるかな?」「○○町はどんな天気かな?△△町と比べてみよう。(□□さんと一緒に)」「○○町の地形と風向きとの関係を調べてみました。(数人で調べる)」「水を撒(ま)くと、どれだけ気温が下がるのか。」「○○川の水源地の水温は何度。上流から下流までの水温の変化」「太陽や月は日の出から日の入りまでどんな動きをするんだろう。」「色々な川の水源地の水温を調べて見ました。なんと全て14℃」「良く飛ぶ紙飛行機(ブーメラン)の作り方を求めて!」「プールより海水浴場が浮きやすいてほんとかな?」「○○川の水生昆虫を上流から下流までを調べて見ました。」「ストロー笛を作ってみよう。どうしたら高い音や低い音が出るの。」「冷やしたペットボトルのジュースが長持ちする包み方を考えた。」

○算数・数学的な研究「月の見かけの大きさを測ってみる・・ピンポン球を何m先に置いたのと同じか」「スカイツリーや東京タワーの高さを測りたい。地図と角度を使って」「木の高さを測りたい。歩数と角度を使って」
「水の一滴ってどれくらいの水の量?」「バイクのミニカーを走らせると倒(たお)れないのはどうして。自転車といっしょ?」

○社会的な研究「国道と県道、市道を通る車の種類と台数の違い」「地名は地域の歴史を示す鏡(1000年昔から使われている地名)例伏木氏(ふしき)」「○○町の産物を調べてみました。どこに運ばれているのかな?」「○○の仕事について調べてみました。すごいことがわかった。」「○○用水はどうやって作られたんだろう。」「○○町の昔の道・新しい道」「昔の小学生の遊びはどうだったんだろう。おばあちゃんおじいちゃんに聞いた。」「昔のことが知りたい。○○町史を読んでみよう。」

○家庭科的な研究「布の色々な汚れを落とす方法を試してみた。」
「布団を干すと気持ちがいいのは何でだろう。」「ふっくらなスポンジケーキの作り方はどうするの!」「鏡にこびりついたウロコを取る方法を試してみた。」「こんな家を作りたいな!こんなところを工夫した。」「リンゴを切ると茶色になってしまう。色が変わらない方法を試してみた。」

○体育的な研究
「毎朝2km走る練習をすると体はどう変わるか?心拍数・呼吸数・2kmの記録など」
「バッドのどこに当てると良く飛ぶか、握る場所も考えて!」
「ボールの回転と進む方向の関係、縫い目の影響についても調べてみた。」


 まだまたいっぱい題材となるものがあります。考えてみてください。
 「これだったら、どういう風に研究すればいいんですか?」などの質問も出てきませんか。永年の対応力で答えが出せると思います。コメントで質問してください。

 次の資料がダウンロードできます。ここをクリックしてください。

 資料の字が小さくて見えにくいですから、写真をタップすると大きく拡大されます。このようにして見るかダウンロードしてご覧ください。









 改めてダウンロードするところを掲示します。下のダンゴムシをポチっとしてください。

 いかがでしたか。文字がいっぱいでしたから難しいところもあったかと思います。わからないところがあれば何でも聞いてくださいね。あなたと共同研究者のやる気があれば全力で応援します。


【例 よく飛ぶ紙飛行機の作り方】
 これまで幾種類かの紙飛行機を紹介してきましたが、ここではちょっと視点を変えて、“自由研究”として取り組んでみました。紙飛行機の研究では、〔先端の折り方〕〔先端の重さ〕〔翼(つばさ)の形状〕...など考えられますが、今回は〔先端の重さ〕に注目して研究しました。したがって、折り方はもっとも簡単なもの、翼の形状は面積が十分広く先端の重さや機の長さに左右されないものを工夫してあります。

 研究したものをまとめましたので、まずご覧ください。小さな字・図で見えにくいので、そのあとで大きくして紹介します。(図をタップすると鮮明ではありませんが拡大する図を観ることもできます。)ぜひしっかり読みたいという方がおられましたらパソコンページで見ることができます。また、そこではpdfファイルとしてダウンロードすることもできます。

〔パソコンページ〕


 最後には、もっともよく飛ぶ紙飛行機の折り方を紹介します。

【自由研究】


《文字や絵が小さくて見えないので、以下大きく再掲します。》

【研究の目的】
 良く飛ぶ紙飛行機を作りたいという思いから研究を始めた。今回は、先端の重さを変えて“適当な重さ”を探すというものである。
【研究の方法】
 A3サイズのチラシをA5サイズに切り分けて4枚にして、それを先端となるところを折り曲げることによって先端部を重くする。折り曲げる長さが長ければ長いほど重くなる。それを同じ折り方で折って良く飛ぶものを探していく。一番飛ぶのが“適切な重さ”ということになる。
【研究の結果】
 ABCDの紙飛行機を作った。Aが長さ1/4の先端部分を折り曲げたもの、Bは長さ2/4の先端部分を折り曲げたもの、Cは長さ3/4の先端部分を折ったもの、Dは長さ7/8の先端部分を折ったものである。AからDに行くにしたがって、先端の重さがだんだん重くなっていく。しかし、機全体の長さが短くなってしまう。






 ABCDの飛跡の例を図に示す。



① 先端が一番軽いAは、投げるとすぐ急上昇して失速して急落する。1mも離れることはほぼできない。
② 次に軽いBは、急上昇して失速するが1m以上離れることもある。飛んでいるという感じではない。
③ Cは、投げた方向に向かって進み、ゆっくり降下していく。飛んでいるという感じはある。④ 先端が一番重いDは、投げると急降下して、速度が上がったところで先端を上に向けて失速する。ときには急降下の後、少しは水平飛行することもある。
【研究の考察】
〇 Cが最も良く飛ぶとわかった。
〇 先端が軽ければ、投げたあと急上昇する。そして失速する。
〇 先端が重ければ、投げたあと急降下する。急降下して速度が上がると、上を向いて失速したり、水平飛行をすることもある。つまり、適度な速さでは“平行飛行”をすることができる。
  (追実験で、このことを確かめた。)
〇 これらのことから、Cであっても、無理やり強く投げると“上昇”してしまい、ゆっくり投げると“下降”してしまうことになる。
  (追実験で、このことを確かめた。)
〇 適切な速さで投げるとCは遠くまで飛ぶということである。
【研究のまとめ】
 今回は〔先端の重さ〕に注目して良く飛ぶ紙飛行機を研究した。A5チラシの先端側3/4を折り曲げて、この折り方で折っていくとスムースな飛び方で飛ぶことができる。この紙飛行機なりの“適切な速さ”があるので、投げるときの速さもその“適切な速さ”にしたとき、もっともよ良く飛ぶ、つまり遠くまで飛ぶことができる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 最後に、良く飛ぶ紙飛行機の作り方を示します。ぜひ作ってみてください。








 いかがでしたか!

 最後まで見ていただいてありがとうございました。さらに研究してご披露したいと思います。


 

〔パソコンページ〕



自由研究の続きはNo.2です。


 

ぶんぶんゴマづくり教室を開きました。(放課後子供教室&クラブ活動)

2024-07-14 11:55:03 | 作って遊ぼう教室
 7月1日(月)車で20分ほどの小学校の放課後子ども教室12年生、7月12日(金)に最寄りの小学校クラブ活動456年生で「ぶんぶんゴマづくり教室」を開いてきました。どちらもやる気十分で取り組んでくれました。
 ”ぶんぶんゴマ”はご存じですね。昨年度の教職員の研修会で制作に取り組みましたがその折「教科書に出てきますが、作ってぶんぶん遊べたのは初めてです。」という先生の話を伺いました。言葉では知っていても実際つくるのは少ないようです。できてもどうやって遊ぶかはもっと少ないでしょう。
 まずは準備物から紹介します。こんなものをセットで持っていきます。一人当たり5個は作れる程度です。

 これが全員分の材料の箱です。右が回転部分の牛乳パックの底です。牛乳パックは我が家族3人が2日に1パックほど消費しますからほぼ1年分です。普通の厚紙や牛乳パックの壁面だったら”柔らかすぎて”すぐ穴が壊れてつながってしまい遊べなくなりますが、”底”の場合は、厚紙が折りたたんであって、穴を開けるのは大変ですが、遊んでもなかなか穴が壊れず、いっぱい遊べます。それに折り目を見ると”底”の重心がどこにあるか判るようになっているので「どこに穴をあけたらいいか!」が簡単にわかります。
 左が穴を大きくするための竹製の爪楊枝(つまようじ)です。一般の爪楊枝でもOKですが、柔らかくて穴に差し込むと爪楊枝のほうが細くなってしまうことがあるので、硬い竹製のほうが優れています。もしも折れた場合には”折れた物”と”新しい物”と交換することで紛失してしまうことを防止します。紛失は”危険”ですので、使用する竹製爪楊枝には色を塗って「ここで使った爪楊枝」と判るようにして責任を明確にしています。
 下がタコ糸の束です。ダイソーで40mのタコ糸を買ってきて適当な長さに切ったものの束です。だいたい40〜50本ぐらいです。広告紙で巻いて一方を強く縛っています。他方を1本引っ張るとす~と抜けるようになっています。
 左の上のほうは見本と演示制作物の材料です。見本はよく回るものだけでなく、偏心していてうまく回らないものも混じっています。早く来た児童はこれで遊んでくれますが、失敗を経験することになります。実際に自分で作ったときにその経験が生かされます。調整することの必要性ですね。

 児童に最初に配布する材料です。とうふパックに一つ分の材料を入れています。
 これは「お手伝いをお願いします。」と頼んだら両校とも早く来てくれた児童が準備してくれました。

 竹製の爪楊枝には黒い色を塗っています。もし”この黒く塗った爪楊枝”で誰かがケガをしたら「ぶんぶんゴマづくり教室で作って遊んだ私たちの責任!」ということになるということです。使った後の爪楊枝は、いつもこのパックに入れておきます。
 2つ目をつくるときには、このとうふパックを持ってきて、自分で材料を入れていきます。

 牛乳パックの底には重心(回転の中心点)の左右にタコ糸を通す2つの穴を開ける必要があります。穴にタコ糸が通るほどの大きい穴にするのは爪楊枝でしますが、その前の段階で小さな穴を開けておく必要があります。
 
 ちょうど三角に折り曲げた2つの頂点のところが”重心”でここを中心にして回転したらいいですね。そこで頂点の”これくらいのところ2点”に画鋲を刺して小さい穴を開けておきます。

 これがタコ糸を適当な長さに切ったものの束です。右側の1本を引っ張るとす~と引き抜けます。

 実際、子供たちが使ってみてうまく機能しました。本数が少なくなったとき一回だけ全部引き抜いてしまいましたが、他は慎重に引き抜いてくれてうまくいきました。
 引き抜くほうは切れ目がばらつかないようにボンドやノリを付けて尖らせて固めています。

 竹製の爪楊枝で穴を大きくしているところです。2~3分で大きくなったようです。

 「ゆっくりグルグル回していると大きくなるよ!」と指導するとむやみに折れることはありませんでした。折れた物の交換もよくやってくれました。

 できたものです。


 両校ともよく作ってくれました。

 放課後子ども教室では2年生で4つ作った児童がいました。全員が遊べました。
 「最初はぐるぐる回して引っ張ります。ぐるぐる回って止まりそうになったらまた引っ張ります。チョットずつ強くしていきます。それを繰り返します。するとぶんぶんと鳴りはじめます。」と実演しながら話します。

 クラブ活動では、うまくいかなかったとき”調整”をしている児童もいました。遊び方がうまくいかず何度も私の前に来てやって見せている児童もいて、「ああやったら」「こうやったら」と試行錯誤して・・・「できました~!」ということもありました。

 楽しさいっぱいでした。

 

〔再再掲〕新聞でつくる兜・・・最近、この記事を多くの皆さんが閲覧されているので再掲します。

2024-04-03 17:23:54 | 作って遊ぼう教室
 多くの皆さんが〈兜(かぶと)づくり〉のブログを見ていただいているのでここに再再掲載することにしました。子どもたちと一緒に作ってかぶって遊びましょう。

 でも不思議です。再再掲のブログですが、初掲載のブログが圧倒的に見ていただいているのです。検索で「新聞でつくる兜」と入力すると、3兜の写真が表示されていて興味を引くみたいです。(4/14追記)

 最後には、作り方を色紙でも紹介しています。


 5月5日は子どもの日です。連休の最終日で子どもたちが元気に遊ぶ様子が目に浮かびますね。兜(かぶと)は子どもの日には欠かせないアイテムです。私の小学校3年生(現6年)の孫がひな祭りが過ぎるとすぐFaceTimeで「おじいちゃん、かぶとの作り方を教えて~!」と連絡してきました。早速、その場で作ってみたところです。目を描いて「金魚になっちゃった!」と喜んで見せてくれました。兜を横から見ると”つの”が”ひれ”になって、金魚のように見えました。

 妹の保育園児はチューリップ組(4才)ですが、一人ひとり兜を教わりながら作れたそうです。誰にも作れそうですね。
 これが新聞で作った3種の兜です。(一般的な)兜、角(つの)兜、とんがり兜です。

 かぶるとこんな感じです。

 私の孫のように、作り方を教えてあげるのもいいですよ。

 では、作ってみましょう。
 新聞紙は2面で1枚になっているものを用意してください。その新聞の長い方の辺を“長辺”、短い方の辺を“短辺”と表現します。



 3種の兜は正方形の形から作ります。
 短辺を一辺とする正方形からは(一般的な)兜と角(つの)兜ができます。ということはこの2つはそれぞれ新聞1枚で作れるということですね。
 長辺を一辺とする正方形からはとんがり兜ができます。つまり新聞紙2枚で作れます。


 短辺を一辺とする正方形の作り方です。

 角(かど)の両端の短辺と長辺を合せると、写真のように短辺の長さを長辺に移すことができます。

 重なっていない長方形のところを三角の方に折り曲げて三角の部分を開くと、短辺を一辺とする正方形になります。

 長辺を一辺とする正方形の作り方

 2面で1枚になっている新聞紙を3枚用意してください。そのうち2枚で長辺を一辺とする正方形を作ります。もう1枚は長辺の長さの比較に並べます。

 右側上の新聞を下にずらして長辺を一辺とした正方形を作ります。重なったところにノリを付けて接着します。


 これで正方形の新聞ができました。これから兜を作ります。

作り方

【(一般的な)兜】

 新聞の短辺を一辺とする正方形を用意します。

 三角に折ります。しっかり角を合せます。

 両角を直角の角に合せるように折ります。

 両方の折り下げた三角形の半分を折り上げます。

 次の写真のように折り曲げて、角(つの)を作ります。

 下の三角は2枚からできています。その上の一枚を写真のように折り上げます。

 さらに、両角を結ぶ線を折り目として折り上げます。

 下の三角を兜部分の隙間(すきま)に差し入れます。

 奥まで入れてください。
 (一般的な)兜の完成です。

【角(つの)兜】

 写真番号⑦までは【(一般的な)兜】と一緒です。その続きからです。

 次の写真の“線”は折り目です。

 折り目のように、少し斜め上に折り上げてください。

 
 左右の尖(とが)った角(かど)が角(つの)になるように、ちょっと下をハサミで切って、その下部分を折り曲げます。切れ目にノリを付けて、切れ目がきれいになるよう接着します。


 その後は、【(一般的な)兜】の作り方の写真番号⑩からと同じです。






 角(つの)兜の完成です。

 いかがですか。
 ちょっと角の部分が折れ曲がっていませんか?私の作ったものも新聞では柔らかすぎてフニャっとまがってしまいました。そこで次のように割り箸を角に入れてやるとピシッとカッコよくなります。

 最後の仕上げに、割り箸やストローのようなものを差し入れてください。


【とんがり兜】

 新聞紙の2面1枚の長辺を一辺とする正方形を用意してください。

 
 まず、三角に折ります。


 左右の角(かど)を、下の直角の角(かど)に合せるように折ります。


 左右の上側の辺を、中央線に合せるように、左右から折ります。


 写真のように、左右の下側の三角形を折り上げます。


 写真のように、折って小さな角を作ります。


 写真のように、下の2枚ある三角の上側1枚を折り上げます。


 両角を結んだ線を折り目として折り上げます。


 下の残った三角を兜部分の隙間(すきま)に入れていきます。

 奥まで入れて完成です。

再掲


 
 兜の完成です。

 作り方をまとめました。







この縮小の〔つくり方〕の写真をタップするとpdfファイルがダウンロードできます。





 読んでいただいた皆さんから、子どもたちに作ってやったり、一緒に作ったりと楽しむことができますね。
 わからないところは折紙で兜づくりの記事を参考にしてください。

兜(かぶと)づくり - 作って遊ぼう&社会に開かれた学校の応援

そこに新聞紙かチラシありませんか!ここに次のような三種の兜(かぶと)の作り方を紹介します。時間があれば作ってみませんか。〔パソコンページ〕5...

兜(かぶと)づくり - 作って遊ぼう&社会に開かれた学校の応援









 最後まで、読んでいただきありがとうございました。



 

新聞紙でつくるごみ袋

2024-02-05 15:22:10 | 作って遊ぼう教室
 能登半島地震の防災関連テレビ番組で、便利グッズとして紹介されているのを見ました。誰にでも簡単に作れそうなので、このブログでも紹介したいと思いここに掲載します。ちょっとでも皆さんに役立たったら嬉しいです。

 両開きの新聞紙を1枚準備してください。

 〇と〇を重ねるように中央から折ります。
 折り目のあるほうを下(手前)にして置きます。

 右下の角の〇を中央線に合わせるように折ります。

 左側も同じように折ります。

 上(向こう側)は2枚重なっているので、その上のほうだけを下(手前)に折ります。


裏返します。



 〇を重ねるように中央線まで折ります。

 左側も同様に折ります。

 上(向こう側)の1枚を下(手前側)に折ると折り方の完成です。

 後は広げていきます。完成写真の上側から覗くと!

 このように開いたところがあります。
 ここをもっと開くと!

 こんな感じです。
 底が三角なので自立はできませんが、ちり箱の中袋としてはちょうどよいかと思います。
 底がちゃんと座るように成形すると”自立”させることもできます。これだったら”ちり箱”と言ってもいいですね。

 作り方も簡単ですからよかったら使ってください。

他のサイトもあります。ここをクリックするとご覧いただけます。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 本投稿への滞在時間の長い方が多くて「作ってもらってるんだな~。」と喜んでいます。作り方おぼえていっぱい作ってください。




  




正十二面体サイコロの改良した型紙

2024-02-04 17:17:07 | 作って遊ぼう教室
 最寄りの小学校で16日(金)に各種サイコロづくり教室を開催することになりました。前回正十二面体を作ることに苦心している児童がたくさんいたので、改良を試みてみました。
 まず、一般的な型紙の困難な点です。

 左側の型紙が一般的なものです。これをのりしろ①から順番にのり付けをしていくと①②③④⑤までは順調にいきますが、からは次々に貼るときの”ずれ”が積み重なっていって形が変になってしまうのです。やり直し・貼り直しばっかりでなかなか先へ進みません。できないと見通しがつかないで”むしゃくしゃ”してしまい、あげくのはてはクシャとつぶしてしまうことになりかねません。
 そこで改良した型紙が右側です。正八面体のように一つの折り目でつながった半球2つをカパッとくっ付けるタイプのものにしました(つながった2つの四角錐をくっ付けて正八面体を作る)。2つの半球部分のつくり方には”歪(ひずみ)”が小さくて容易です。最後の半球同士の”くっ付け”には繊細なところがありますが、できる寸前なので”意欲”をもって取り組めます。半球的なものを2つ作ってそれをかぱっと合わせるという先の見通しもつきますね。

 それでは実際に作っていきましょう。
 次のように、A4厚画用紙に印刷したものを準備しました。この用紙は最後にpdfファイルで提供できるところがあります。

 これからひとつの型紙を切り取ります。実線(―)の部分を切り取ります。切り込みを入れるところも10ヶ所ありますから忘れないように切ります。
 切り取ったところです。下側は実際に切り取ったものの写真です。

 次に破線(‐ ‐ ‐)に折り目を入れます。

 点線の裏側に定規を当てて折り曲げると折り目が入ります。定規ではなくても机の角でもいいですね。周辺のまっすぐなものを活用して折り目を付けてください。
 折り目を全部付けたところです。

 のりしろ①~⑤をのり付けしたところです。

 のりしろ⑥~⑩をのり付けしたところです。

 更にのりしろ⑪~⑭をのり付けしたところです。

 後は”パカッ”と被(かぶ)せるだけですね。のりしろ⑮がいっぱいありますから、そこにのりを付けて被せてください。

 のりが乾いたら完成です。

 これができ上がった正十二面体サイコロです。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 次の図をタップしてもらうとpdfファイルがダウンロードできます。よかったらご活用願います。
http://hirakugakkou.web.fc2.com/saikorosinntukurikata/12Ctennkaizu6tu.pdf


かざぐるの作り方プリント

2024-01-18 17:52:37 | 作って遊ぼう教室
 久しく投稿していませんが、プログラムの作成で苦心しているところです。地球からロケットを飛ばして月を回って帰ってくる軌道を設計するものです。地球と月の重力場の設定や打ち上げを含めて7回の噴射ができるものです。出来上がるかわかりません。今のところは打ち上げしかできませんので飛び上がって帰ってくるか、永遠の彼方へ飛んでいきます。
 さて本題ですが、明日2時間つづきのクラブ活動があります。この時間は3年生児童が、来年度から始まるクラブ活動のどのクラブに参加したいかを見学する機会ともなっています。毎年クラス別にニコニコっとして3年生が教室の中を歩き回ってくれます。456年生はちょっと緊張もするみたいです。
 ”かざぐるま”を選んだのは、やさしいのから難しいのまで3段階あって、自分の創意で挑戦できるからです。黒板の前で実演するのは最小にして、このプリントを見て取り組んでほしいのです。もちろん質問には何でも応じます。そんな挑戦する上級生の姿を3年生には見てもらいたいと思っています。年度末に近づいていますから積み重ねた力を発揮してくれるものと思います。
 これがプリントです。





 これらを表裏に印刷して配布します。

 材料は、色紙1枚で作るかざぐるまの1つ分を配布します。その後の材料は自分で自由にとってもらいます。いくつ作ってもOKです。

 皆さんにもpdfファイルがダウンロードできるようにしました。よかったら使ってください。次の図をタップするとダウンロードホルダーに保存されます。



 もっと詳しい投稿があります。よくわからないところがあったら次のところをタップしてください。

《色紙1枚かざぐるま》


《色紙2枚かざぐるま》


《色紙3枚かざぐるま》




「厚紙ホイッスル作り教室」を開きました。

2023-12-10 12:31:20 | 作って遊ぼう教室
 12月のクラブ活動は「厚紙ホイッスルづくり教室」でした。これまで水濡(ぬ)れに強い牛乳パックで作ってきましたが、色々な紙箱も表面が水濡れに強い加工がされていることに気づきました。今回は日頃購入している製品の紙箱を使ってホイッスルを作ることにしました。水濡れに強いのは紙箱の表側ですからそこをホイッスルの内側にして作ります。

 それでは作り方です。

 紙箱の裏側にホイッスルの型紙を定規と鉛筆で描きます。まずは一辺の大きさが20mmの型紙です。縦は3分割されていますが全部20mmずつです。横は5分割で20,20,20,20,18mmとなっています。最後が2mm短くなっているのは音を鳴らすための隙間(すきま)を作るためです。なぜってわからなくても大丈夫。出来上がったらわかりますよ。

 紙箱はナフコから購入したニトリルゴム手袋(Dispo製)50枚入りのものです。
 これは全員に切って折り目付きのものを提供しますのでプラスαも含めて35枚ほど準備しました。

 まずは”実線”のところをハサミで切ります。

 全部で8か所です。写真のようにハサミの先端を実線の終点に合わせて切るといいですよ。

 次は”折り目”を付けます。どちらに折るかは気にしないでください。一度折ってしまうと簡単に反対にも折ることができるからです。

 ガッチリ折るには定規を裏側に当てて折るのがいいですが、切れ目も入っているので、そのまま折ってもきれいに折れます。

 左右の両方を折ったところです。きれいに折れました。
 中央のところを4か所を折っていきます。


 折り上がったところです。


 では折りを深めて折り込んでいきます。

 左側が四角くする部分です。右側の”折”の違うところが息を吹きかける部分になります。ここの端っこのところに箱の大きさ”20”と記入しています。折上がりでも20の数字は見えるようになっています。

 紙箱の表面が内側になるように折ります。

 さらに左側の部分の折りを深めて箱にします。


 最後に輪ゴムで固定して完成です。


 児童の皆さんには”一辺20mmの切って折り目をつけたもの”を提供します。もらったらこれを折って固定して形を作り”ピー”と鳴らすことがすぐできるようにしています。すぐ作って鳴らせることで制作の意欲を高めるために考えました。
 意欲が高まったところで一辺18mm、16mm、14mm、12mmの罫書(けがき)きされた紙箱の型紙を提供します。

 こんなものを32枚ほど作りました。

 これくらいです。

 これほどの量、テレビを観ながらほぼ丸1日かかって罫書きを終わりました。

 今回新しく導入したのが固定する材料です。接着力の大きい”タックシール”です。テープ代わりに使います。

 これを1人に1枚を配布します。
 したがって、ひとり一人に配布する材料は 20mmの型紙、18・16・14・12mmの型紙が罫書きされた紙箱とタックシール1枚です。これにハサミがあれば作ることができます。
 タックシールをこれくらい切って

 折り込んだホイッスルに貼って固定します。

 これが完成品です。


 実際に教室の様子を撮影した写真はありません。とてもそんな余裕はありませんでした。

 まず20mmの型紙で作り方を説明しました。演示するために一辺10cmの型紙を作っていましたので、わかりやすかったようでした。もちろんこれは大きすぎて”鳴る”ことはできません。
 すると、”ピー””ピー”・・・・とあちらこちらから音が鳴り出しました。作れて鳴ったんです。
 あとはハサミが動き始めました。
 コロナやインフルエンザもあるので、吹いて鳴らすことを指導するのは難しかったですが何とか取り組んでくれました。
 最後は余(あま)った材料をいっぱい持ち帰ってくれました。
 2回目ですが、終わったあと「これどうやって作るんですか?」という児童がいました。よく聞くと生け花クラブが終わって「ぜひ作りたい」という児童でした。材料一人分を提供して作り方を教えました。
 もう一人「キッチンペーパーアニマルはどんな人形ですか。私は(9月に)休みましたが、みんなが”面白かったよ”と言っていましたから。」と言ってきました。スマホの写真を見せると「可愛い!」というので「次回、材料を持ってきてあげるね。」と約束しました。
 嬉しい出来事2つでした。

 さいごまで読んでいただきありがとうございました。

 


 








(再掲)ハロウィン人形のキッチンペーパーアニマル

2023-10-27 10:34:14 | 作って遊ぼう教室
 10月末はハロウィンです。KPA(キッチンペーパーアニマル)でハロウィン人形を作ってみました。ひとつ作るのにキッチンペーパーが3枚、輪ゴムがひとつ、目鼻口その他を作るのに色紙を使います。道具としてはハサミとのりです。一昨年・昨年も令和3年10月[KPAハロウィン人形の作り方](クリック)のブログを書いていますが、その時期がきましたので作ってみたところです。もしわからないところがあったらそちらも見てくださいね。

 これが作ったハロウィン人形です。

 怖い顔にすると”ハロウィン”という感じですが、実はそれがかわいくてかわいくてという感覚です。(自分だけかな?)
 真ん中にいるのは今年の干支うさぎです。

 では作り方です。
 まず人形の土台からです。

 キッチンペーパーをつながりで3枚準備します。

 左右から折って3枚を重ねます。

 左右の角と角を合わせて折り目をしっかり付けます。開くと中央に縦の折り目が付きました。


 一方からグルグル回して折り目まで丸め、もう一方も同じように丸めていきます。(ノリは離すとほどけてしまうので、重しとして使っているだけです。複数の人で作る場合には、押さえてもらってください。勿論一人でもできます。)


 裂けたところを内側にして半分に折ります。


 次は輪ゴムを1つ用意してください。私の場合はダイソーで買ってきたカラーゴムバンドを使います。


 1つを二重にして使います。


 図のように輪ゴムをキッチンペーパーの折ったものにはめます。


 はめたところです。


 どこにはめるかですが、場所によって人形の形が変わってきます。自分の好きなところにはめてください。
 足が短いと顔が大きくなります。逆に足が長いと顔が小さくなります。


 では形を作っていきます。まず指を図のように入れて広げて、次に”鼻の部分”を作ります。

 首の下に輪ゴムが2本通っていますが、その一つをつまんで”鼻の部分”に引っかけます。できましたか?わからなければ2年前の投稿を見てください。

 輪ゴムの位置によって、こんなのができました。

 先にお話したように、左は《短足顔デカ》右は《足長顔チッチャ》です。あなたはどっちがいいですか?土台が完成しました。

 次は目鼻口その他を色紙から切ってノリで貼ったら完成です。
 次の図は、無料イラストサイトからいただいたものです。プリンターがあればですが、これを貼ってもいいですね。そこのところは1年前の投稿に詳しく書いてあります。


 こうやってできたのがこれです。


 足の短い順に紹介します。

 かわいいですね。何といっても愛嬌(あいきょう)があります。すましているところが何とも言えません。顔が大きいので帽子をかぶせてみました。


 ▲のお目目がかわいいです。これもすましていますね。


 青角(つの)を生やしてみました。怖そうに見えますか?実はそこがかわいいんです。(自分だけかな?)

 これは足の長さを中程度に作った土台に、全部色紙から切り取った部品を貼りました。

 前3つより、強烈(きょうれつ)に感じる人形になった気がします。”人の借りもの”ではなく”自分で切り取った”というところが人形に表現できたのでしょうか。

 皆さんもぜひ作ってくださいね。楽しいですよ。


『おまけ』
 うさぎさんを作ってみました。キッチンペーパーの折り方を変えています。


 最後まで読んでいただきありがとうございました。 

 できたら教えてくださいね。

 




辰年キッチンペーパーアニマル

2023-10-14 07:18:13 | 作って遊ぼう教室
 そろそろ来年の干支を考えねば、という季節になってきました。実をいうと来年私と妻72歳の年男年女なのです。当然「来年は辰年」ということは知っています。しかし、”辰”って何(なに)ということで毎年考えてばっかしで定かではありませんでした。魚の”タツノオトシゴ”という説もありましたが、中国から伝わってきたことからは「唯一の空想上の動物〝龍〟」ということだそうです。


 このブログには元になるホームページがあります。ここをクリックすると見ることができます。

 辰のイラストを探すといっぱいありました。それで作ったのがこれです。

 それぞれ個性があって魅力的なものができました。「辰年4兄弟」です。
 ひとり一人を紹介します。

 ほのぼのとした「ほのぼのおじさん」です。辰にも色々あって「・・・・大丈夫、大丈夫・・・」と言ってくれそうなおじさん辰ではないでしょうか。


 「こらっ、」と怒られそうな厳しい辰かな。でも本心はこんな辰こそ一番優しいのかもしれません。悪を追い払い福を呼んでくれるかもしれません。


 これもおじさんタイプですね。目が金(黄)色で、願いをかなえてくれる辰さんのように思えます。これもかわいいです。


 辰(龍)っていうと”男”のイメージですが、生き物ですから”男”も”女”もいるはずです。イラストの中にあった唯一の女性の辰からパーツを切り取って作ってみました。どうしたら”可愛く”なるかこれから研究してみたいと思います。

 集めたイラストから部品切り取り用のプリントを2種類作ってみました。

 部品ごとに分解したプリントです。

 4分の1が辰年用です。

 イラストの顔正面の部分だけを集めたものです。

 ここから切り取るようにしました。

※ イラストの部品はあとでダウンロードの仕方を紹介します。

 実際の作り方は、”土台”を作るところとその土台に部品をノリで貼ることです。

 土台の作り方は次の写真を並べて紹介します。












 いかがでしょうか。一週間ほどイラストを探して作ってみましたが楽しい日々でした。でもその後の切り取って貼るところが一番うれしいですね。何といっても出来上がったときの作品が可愛くて可愛くて変なおじさんになってしまいました。真っすぐ貼れないところが”チャームポイント”になっています。チャームポイントだらけですごくすごくかわいいです。


 では、部品の資料プリント2つと土台の作り方からのダウンロードを紹介します。次のうURLや図をクリックするとダウンロードできます。A4縦置きに印刷して使ってください。

http://hirakugakkou.web.fc2.com/tatudosi/irasuto1A4.pdf




http://hirakugakkou.web.fc2.com/tatudosi/irasuto2A4.pdf




http://hirakugakkou.web.fc2.com/tatudosi/dodainotukurikata.pdf





 このブログには元になるホームページがあります。下記のURLをクリックすると見ることができます。上の資料もそこからのダウンロードです。
http://hirakugakkou.web.fc2.com/tatudosi.html







中高学年456年クラブ活動「紙トンボづくり教室」の工夫

2023-09-14 15:23:04 | 作って遊ぼう教室
 先日小学校低学年紙トンボ教室を開きました。その時の反省を投稿の最後に掲載していますが、計画どおりにはいかず壊れるものが多くありました。原因は事前に子どもたちの遊びを想定して使ってみたんですが壊れなかったんです。「大丈夫」と思って実施しましたが、想定以上に遊んでくれて壊れてしまいました。①接着剤の強度不足②ノリの剥がれ でした。急遽剥がれを防止するために竹串の軸にゴム板を差し込んで抑えとしました。

 今回は456年の中高学年です。もっと激しく遊びます。そこで画用紙と竹串の接着部分に瞬間接着剤を加えて補強しました。当日も剝がれることがあったらすぐ治せるように瞬間接着剤を持参します。
 ノリの剥がれは、ゴムを刺して羽を抑えることにしました。ゴムを最初から竹串の軸に刺して提供します。

 他に低学年と違うところは、筒に短冊は2つだけ貼っておいて、あとの2つは自分で貼ってもらうようにしました。当然、その2つは自分で穴も空けなければいけません。作業量をぐっと増やしました。
 参加者が30人と多いので作り方のプリントを作りました。最後に紹介しますのでご覧ください。

 まず作り方をわかり易く紹介します。
児童一人当たりに提供する材料です。あとノリとハサミが必要です。画鋲と竹串は私の方で「穴あけコーナー」を設けて準備します。


 筒に短冊を貼ります。

 貼るのは2枚ですが、次のABのどっちを貼るか”自分の手”と相談してやりやすい方を貼ってください。


 短冊を貼ったところが「羽」になりますが、その中心に軸をとおす穴を空けます。
 羽の価値は筒の曲面にありますから、つぶしたり折り曲げたりすることはできません。十分注意して穴を空けます。
 まず、小さな穴を画鋲(がびょう)で空けて、そこに竹串をとおして竹串のとおる穴を空けます。ゆっくり回しながら。指をそえて。



 筒から羽を切り取ります。そのとき曲げたり折ったりしないよう注意してください。
 まず羽4つを大まかに切り取ります。更に大まかに切って少しずつ小さくします。直接短冊をギリギリに切っていくと、曲げたり折れたりするなど切りにくいです。一回に切り込みが5mm以下になるよう少しずつ少しずつ切っていってください。

 ここで4つの羽が切り取れました。
 羽は高速で回転するので危険です。図④のように角(かど)を少し切り取ってください。

 軸に羽をノリで接着します。

 最後にゴムを刺して羽を押さえますが、接着して「すぐ遊ぶ」ための工夫です。遊んでる間にノリが乾いて接着します。
 これで紙トンボの完成です。

 最初に紹介した説明のプリントです。図をクリックするとダウンロードすることができます。



 9月15日(金)最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。日頃指導に当ってくれる先生は2人いるんですが、本日は事情があって一人だけでした。児童は一生懸命に取り組んでくれたのですが、作り方のプリントを読むことが難しいらしく細かなところが徹底しませんでした。ノリを付けないでゴムで押さえているだけ。穴空けや切り取りでは羽を平気で折り曲げてしまったりと不十分なところが多かったです。
 しかし、先日の反省から修正したところは完璧に直っていました。瞬間接着剤を持参しましたが、出番はありませんでした。

 最後に「先生、材料を分けてもらえませんか。」という児童がいました。弟たちに作ってあげたいということでした。余っていた2人分の材料を提供しました。
 また、窓の外から「先生、私にももらえませんか!」という生け花クラブの児童が声をかけてくれました。「いいよ、ちょっと待って」といって紙トンボを作ってあげました。お姉ちゃんが作って遊ぼうクラブで妹が生け花クラブでした。お姉ちゃんが”紙トンボ”をくれないので私に頼んだようでした。色々あります。



 最後まで読んでいただきありがとうございました。2学期も頑張ります。





低学年用「紙トンボ」を工夫しました。

2023-09-11 08:00:42 | 作って遊ぼう教室
 いよいよ二学期が始まり11日(月)が最初の放課後子ども教室です。作るのは紙トンボです。紙トンボは竹串と紙の羽を強力に接着しなければならないので接着剤を使わなければいけません。そこで最初に工夫したのが「接着するばかりの状態で持って来てもらい指導者が接着剤で接着する。」というものです。しかし毎回私の指は接着剤で固まってしまいました。次の工夫は「事前に厚紙を竹串に接着したものを子どもたちに提供して、それに羽をノリでくっ付けてもらう。」というものでした。厚紙は固くノリを付けて湿らしても羽の局面にはすんなりくっつかないんです。そこでゴム板を刺して押さえつけていました。
 今回の工夫は「厚紙の代わりに画用紙を使いました。」これは大成功でした。画用紙はノリを付けると柔らかくなって平面でない羽の裏側にもピッタリくっ付きます。ゴム板の抑えはいりません。まだ湿っていてもすぐ遊べます。(5分ぐらいは「注意してください。」と指導します。)
 こんな風にします。




一日程度乾かします。


完成品です。


 もう一つの工夫は羽を作るときにトイレットペーパーの芯のようなものに紙(短冊(たんざく))を貼りますが、柔らかい広告紙にしました。画用紙でも貼るとき筒の曲面になじめず、予め曲げ癖を付けて貼らなければいけませんでした。広告紙はそんな手間は一切ありません。裏にノリを付けると「しな~」となって筒の曲面に巻き付いていきます。
 実際はこんなものです。


こんな風に作ります。1枚の広告紙で75枚の羽になる短冊が作れます。この大きさはA3とB4の間ですが、私の付近の広告紙はこのサイズのようです。


 今回は「低学年児童が40分程度で作れるもの」ということで考えました。
実際に子どもたちに提供する材料を作っていきます。
 筒に短冊は貼って羽を作るものです。4枚を貼るために筒に基準となる線を引きます。その方法です。

 筒が円に見える方向から均等の間隔に4つの印を付けます。図では赤い点です。これを箱の端っこに寄せて置いて、赤い印のところから縁(ふち)に沿って線を引きます。4カ所です。

 引いたものがこれです。


 基準線に沿って短冊を貼っていきます。

 貼り方は図に書いていますがABのどちらでもいいです。今回は全部で4つですからAB2つずつです。
 注意・短冊には中心の印が付いていますが、付いている側を貼ってしまうと中心がわからなくなってしまいますから、そこと反対側の面にノリを塗って貼ってください。
 これができたものです。


 次は、竹串の回転軸に刺すための穴を空けます。空けるところは中心の印がつけてあります。

 まずは”画鋲(がびょう)”で小さな穴を空けます。次にその穴に竹串を刺して竹串サイズの大きな穴にします。

注意・グイグイ押し込んではダメです。良い羽にするには筒の湾曲(わんきょく)したところが大切です。それを壊さないようにして、筒の中に2本の指を入れて、押したとき筒が歪(ひず)まないように支えます。画鋲や竹串を刺すときはゆっくり回しながら小さな力で押していきます。指に針が刺さらないよう十分気を付けます。


ここで準備は”完了”です。
子ども一人に提供する材料です。ビニール袋に入れます。

4枚の短冊を貼った筒と回転軸の竹串4本です。

材料を出してみます。他にノリとハサミがあれば作れます。


 では、作っていきます。
1 筒を短冊ごとに4つに切り分けます。


2 その一つを取って羽にしていきます。

一番大切なのは筒の曲がりですから、無理に力を入れて切ったりしないよう少しずつ切っていきます。切り進むのも0.5cmより大きくしないよう注意して切ります。まずは”荒く”切ってください。短冊に”近づいたら”小刻みに切り進んでください。最後は筒の曲がりを残したまま短冊を切り取ってください。それが”羽(はね)”です。4つとも切り取って4つの羽にします。

3 羽を回転軸の竹串に刺して固定します。
 3の1 画用紙の上の面にノリを付けます。


 3の2 羽の白い側の穴に回転軸の尖がりを差し入れます。充分大きな穴ですからすんなり入ります。


 3の3 画用紙に羽の裏側がピッタリくっつくように差し込みます。


 3の4 画用紙にはノリが付いているので、画用紙と羽を重ねて指で摘まんでくっ付けます。これで固定されます。

 ノリが乾いていなくても十分な接着力があって遊べますが、最初の5分ぐらいはちょっと力を抜いて”注意して!”遊んでください。

 3の5 これが完成品です。

 これまでのものは接着力が充分でなかったので小さく切ったゴム板を差し込んで押さえていましたが、それは必要ありません。
 良く遊べます。

 早速、子どもたちのいる放課後子ども教室に行きたい気持ちになってきました。
 「楽しんでやってくれるかな~」不安もありますが楽しみの方が大きいです。

 その後は小学校高学年のクラブ活動です。高学年(456年)ですから難しい作業、作業量も増やして計画します。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら参考にして”遊んで”ください。学校支援もいいですよ。希望があれば支援します。 

9月11日(月)に実施してきました。子どもたちはヤル気満々で作ってくれました。さ〜遊びです。「飛んだー」と喜んで遊んでくれました。そこまでは良かったのですが、しばらくすると続々と「壊れた」と言ってきました。接着剤のはがれ、ノリの不接着が原因です。私も事前に紙トンボで遊んで壊れなかったのですが甘かったようです。子どもたちの遊び方をもっと検討して試す必要がありました。
 そこで上からゴム板を差し込んで抑えとしました。何とか修理をすることができました。
 次回は456年の高学年です。どう修正するか反省が必要です。








新オリジナル紙飛行機を実際作ってみました。

2023-06-17 16:48:15 | 作って遊ぼう教室
 前のブログで新オリジナル紙飛行機の作り方を紹介しましたが、実際作っているところを写真で残したいと紹介ブログを書いてみました。図は明確に作り方を表現できると思いますが、実際作っているところは微妙にそれとは差異があるように思います。「しっかり折る」「折っても浮き上がってしまう」など、そういうところなどの違いを見てください。

 今回は新聞に一番多く入っている広告紙A3サイズからスタートします。

 これを縦と横を半分ずつに折るとA5サイズが4枚になります。半分に折ってそこ(折目)をハサミで切ってもいいですが、紙飛行機を作るときにはハサミを使わないのが流儀です(子どものこだわり)。折目を何度も何度も折って開いて逆に折ってを繰り返して(10回以上)最後には折目の一方を左右から引っ張って裂(さ)いていきます。紙の繊維(せんい)が弱くなっていて、折目からきれいに離れていきます。慎重に慎重にです。そうしてA3をA4にA4をA5にしていきます。そうすると写真のようにA3広告紙がA5サイズ4枚になります。


 その内の1枚を縦長に置きます。


 まず横に折って折目をしっかり付けて開きます。すると中央にしっかりとした折目ができました。


 次に裏返しにします。

 この中央が盛り上がったような折目「山折り」と言います。一般に紙飛行機はこの山折りの状態で折っていきます。

 下の左右の角を摘まんで、下の辺を中央の折目に合わせるように折ります。反対側も同じように!

 下に尖(とん)がった三角ができました。

 その三角形の底辺を折目として三角形を折り上げます。


 また、下の左右の角を摘まんで、下の辺を中央の折目に合わせるように折ります。反対側も同じように!


 下の三角部分の半分を折り上げます。三角の頂点を三角の底辺の折目部分に合わせるように折るといいですね。
 
 もう紙が何枚も重なっているので折っても折っても浮き上がってきますが、折り方だけは正確にしてください。

 次は裏返します。折目が見えない面です。


 右の辺を摘まんで最初の中央の折目にしたがって折ります。

 折目の無い面を中央に挟んで、折目が見えるようになりました。

 これから羽を折っていきます。赤〇青〇が折る手掛かりです。
 赤〇は羽の折り線の通るところです。上側の羽は右側に折っていって青〇の直角部分に赤く色付けした辺を合わせるように折ります。合わせてそれを強く上から抑えると、折目が決まります。


 逆の羽を折るために裏返します。


 先ほどと同じように折ります。


 ここで「折り」は終わりです。これから飛ばす形に調整していきます。
 折ったばかりはМの形になっています。


羽を開いてYの形にします。


 次からがオリジナルなところです。紙飛行機の前の方を写真のように親指と人差し指で摘まんで成形していきます。


 どのように成形するかというと、次の写真をご覧ください。

 上に青い線を引いていますが、このような形にしてください。
 羽の前の方は紙が何枚も重なって厚く、指で成形すると容易に形ができてきます。それも羽の後ろの方までピシッと成形されます。羽の表面が滑らかになる感じです。きっと空気抵抗が軽減されるでしょう。

 実に「きれい」な姿です。

 後ろからと横から見た姿です。


 出来上がりです。

 4枚から全部作ってみました。


 どれも「スー」と音はしませんがきれいに飛びました。

 この新オリジナル紙飛行機の特徴を知っていただくために、投げ上げ(へそ)紙飛行機と比較してみます。

 まず、横の姿です。

 左が投げ上げ(へそ)紙飛行機、右が新オリジナル紙飛行機です。
 左は紙の重なりが中央付近までありますが、右側は紙の重なりが極端に前の方に集中しています。このような機体は高速飛行に向いた構造です。

 上から見たところです。

 並びは上の写真と同じです。
 左は紙飛行機ではよく見る形です。右は前の方が広くて後ろの方が狭くなっています。上の重心を考えると納得できますね。広いと浮力が得やすいですから理想的な形です。
 こういうところが新オリジナル紙飛行機の特徴です。何か自由研究に発展しそうです。


 これまでの紹介をPDFファイルとしてまとめました。次の写真をクリックするとダウンロードすることができます。
 ダウンロードしたものはoffラインでも見ることができて、拡大縮小、コピー、印刷なども自由に活用できます。


 最後まで読んでいただきありがとうございました。 良かったら作ってください。


また新しい紙飛行機ができました。(名前未定)

2023-06-09 12:07:51 | 作って遊ぼう教室
 これまで4種の紙飛行機を紹介してきました。いかがでしたか。子どものころに作った思い出が蘇(よみがえ)ってきませんでしたか。
 私の場合は、2番目の投げ上げ(へそ)紙飛行機の作りやすさと新投げ上げ紙飛行機の羽の折り方の優秀さが気になって、2つの良いとこ取りをしたものは出来ないか何度も工夫して作ってみました。するといいのができたんです。作りやすさと羽の広さと垂直尾翼の大きさを兼ね備(そな)えたものです。新投げ上げ~より重さが先端に集中しています。投げ上げだけではなく、前に投げてもスピードを加減するとスーと飛びます。なかなか落ちてきません。とにかく優秀です。

 作り方のプリントです。これまでと同様に図をポチっと押すと本物のPDFファイルがダウンロードできます。表示させると鮮明です。拡大も自由です。保存もできます。ぜひ自由に活用してください。


 上のプリント図は小さくて見えにくいので、順に拡大して紹介していきます。

 普通の広告紙はA3用紙が多いです。それを縦と横を半分に切るとA5用紙が4枚できます。
① そのひとつを縦長に置いてください。横に折って、折目を付けて、また開いてください。
 中央に縦の折目ができました。


 裏返して

② 下の左の角を摘(つ)まんで、下の辺を中央の折目に合わせるように折ります。
 右側も同じように折ります。


③ 下の三角形を図のように折り上げます。また、②と同じように折ります。


④ 下の三角形の頂点を、三角形の底辺の中央まで折り上げます。


⑤ これから羽づくりです。中央の折目を折ります。(図のように他の折目が外から見えるように!)


 投げ上げ紙飛行機の場合は〔3/4折目を探す〕というのがありましたが、そこがなくなっています。簡単になりました。

⑥ 羽を折っていきますが赤い〇青い〇が手掛かりです。折り線は赤〇のところの紙飛行機の先端を通ります。羽の辺が紙飛行機の最後尾の青〇の直角部分と合うように折ります。
 向こう側の羽も同じように折ります。


⑦[調整(ちょうせい)]最後に飛ばす形に調整します。
 後ろから見ると紙飛行機の羽は折り畳(たた)まれてМ字のようになっています。これを開いてY字のようにします。更に雨樋(あまどい)のように羽を湾曲させるとよく飛ぶ羽になります。都合よく、紙飛行機の先端の羽の部分は紙が重なって厚くなっています。そこを親指と人差し指で摘(つ)まんで成形すると、羽の後ろの方までピシッと成形されます。飛んだとき風がスムーズに流れる感じになります。

 こんな感じになります。広い羽と高い垂直尾翼です。広い羽で飛びやすく、高い垂直尾翼で安定性が出てきます。

 最後に飛ばせ方です。

 このように厚い部分を指で摘まんで持ちます。真っすぐ前に投げるときは力を加減してください。力抑(おさ)え目に投げるとスーと飛んでくれます。力いっぱい上に投げると、最上部まで行ったらスーと水平に飛び始めます。
 実は飛ぶスピードは、その紙飛行機で決まっているんです。水平にそのスピードで投げてやらなければいけません。

 紙飛行機は奥が深いです。まだまだ研究が必要ですから続けたいと考えています。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら作ってください。

〔関係ホームページ〕


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