愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

ミッション終了!

2012-04-26 10:35:35 | タイでお仕事

今回のタイ洪水後支援活動での私の業務が終了し、今週月曜日に、無事に上海に戻ってきた
結局、今回は2ヶ月にわたってタイにに滞在たけど、元々住んでいた国でもあるので、まったくストレスなく快適で元気に過ごしました
友人もたくさんいるので、週末はみんなと会って気分転換もできたしね

タイは今が一年で一番暑い時期で、昼間は38度ほど、陽射しも容赦なかったので、完全に現地化して帰ってきましたが

タイでは、洪水後の被災者の支援活動を行っていました。
洪水の水はとっくに干上がってましたので、実際は、次の洪水への備えに関する支援ですね。ソフト面では公衆衛生の知識についてのワークショップだとか、ハード面では、
集落の中の水路掘削事業とか、運河から漂着するゴミを遮断する網の設置だとか。

この水路掘削事業も、小さな集落なので、重機が入れないので、なんと800メートル(長さ)x2メートル(深さ)を人力で3週間で掘るというとんでもないプロジェクトです・・・ でも、できるんですねえ~。4月末までに完了できなかったら、それ以降の資金援助は難しい状況を伝えると、なんと、タイ正月返上、住民総出で工事を進めていたそうです。タイ人にとってタイ正月(ソンクラン)は何をおいてても重要なので、相当驚くに値することです。

実は、タイは雨期の時期は毎年洪水になるんだそうです。
ただ、昨年は水量が例年にも増して大量で、特にアユタヤの日系工場団地が被災したのと、例年ならバンコクまで降りてくることがない洪水が迫ったということで、世界的にも注目されて大ニュースになったわけです。
ですので、今回私たちが支援対象とした地域の住民たちも、わりとあっけらかんと、「いつものことだから」といった様子でした。

とはいえ、実際には水位が1m超になり、被災した住宅や学校、工場などの数は相当なものです。
被災した地方の小学校にも図書や学校備品の寄贈に行ってきました。
1階にあった図書室は洪水で完全に水没し、図書は全滅、書棚なども水没して使用ができなくなったのですね。

実際、タイは発展した国であり、東南アジアでのリーダー的存在ですので、今回のように緊急時を過ぎた支援活動はこの豊かな国にはそぐわないのですが、やはり、地方には行政の援助の手が届かない地域もあるので、今回の支援も生きるんじゃないかと思いたい。


長~い「課外活動」もようやく終了したので、5月の連休明けに一旦日本に戻る予定


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