hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

語る、話す

2021-05-26 22:33:00 | Musik
今月号のサラサーテの中に、志村寿一さんの近代的奏法と現代的奏法についての文章がありました。
人の声がキーワード、
人が言葉を話すように、もしくは声を通して何かを歌うかのように音楽を奏でたいと思うか、そう思わないか、の違い。
これ、とっても重要なポイントですね。
ともすれば、楽譜に書いてある通りに弾く、ぴったり合わせる、ということだけに重きが置かれがちな昨今、単なる音だけになってしまう。
そうではなく、奏者の中に音楽が存在すること、自分の音楽を生む、ということの大切さ、が書かれています。
レッスンでも、しゃべることの必要性を指摘されます。先日のソリストも、技巧的な曲もテクニックに任せて弾くのではなく一音一音に意思を込めて弾く、とのこと。
基本に立ち返ることができる内容でした。
ずっと忘れずに意識していきたい。


Goldberg Trio

2020-11-16 07:36:00 | Musik
バッハのゴールドベルク変奏曲。
グレン=グールドのCDは、無人島に持っていく一枚を選ぶならどのCD?というアンケートで一位になった名曲です。
これをシトコヴェツキが弦楽トリオに編曲。昨日はその1回目の合わせでした。
初合わせ全曲は心身ともに無理、ということで半分の15曲を合わせて、そのあとアリアから10番までを録音してみました。
心洗われる曲、まぁ、自分で弾くとなかなか洗われませんが、楽しい時間でした。
気心知れた仲間での合わせ、ありがたいことです。また続きをやります🎶


右腕の脱力

2020-10-19 20:13:00 | Musik
何ヶ月か前に気づいたこととして、右腕が脱力しているときが一番弓の角度が理想的。
これを突き詰めれば、常に脱力してれば常に理想の角度。
音量とか速度とかを脇に置いて試してみると、ふむ、確かに、なんて思えました。
問題は、音量とか速度とかを気にし始めるても脱力がキープできるか、ですね😁