阪神大震災から16年
福島第1原発の事故では安全と叫ばれて久しい。
その言葉と裏腹に水の買占めを見ても
世間はパニック寸前だろう。
今回の地震では各社の物流センターが大きな被害を
受けてモノ不足に至ったが政府が遣った事は
落ち着いて不必要なモノを買わない様にと
呼びかける有様であった。
<東日本巨大地震で親を失った児童生徒は、1995年の阪神大震災の68人を大きく上回る見通しとなっている。
厚生労働省などによると、阪神大震災が早朝に発生したのに対し、平日の日中に発生した今回の地震では多くの児童生徒が下校前で、学校ぐるみで避難して助かった事例が多く、「震災孤児」は数百人単位にのぼるとみられる。>
震災の悲惨な事は弱い所に皺寄(しわよ)せが行くところだろう。
震災孤児ならなんとかなると思われた阪神大震災でも
言うには難しい苦しみを味わったのだ。
<ただ、震災後も混乱の続く被災地の自治体からの聞き取りは難航しており、厚労省は、被災地以外の自治体から専門職員を募って現地に派遣し、実態把握を急いでいる。
阪神大震災では、親を失った児童生徒の大半が親類や知人に引き取られた。>
今度こそ精神的な安息を与えられん事を願うばかりだ。
話を戻すが根拠の乏しい安全が今語られている事だ。
体内曝露は僅かでも発がんリスクが伴われる。
過去の事例(チェルノブイリ)を見ても
後に成って汚染原因が分かってくる事もあるのだ。
福島第1原発の事故はレベル6と言われる。
この最悪一歩手前の事故で 汚染拡大が
止まらない。
今回の事故では廃炉にするだけでも数年から
数十年掛かると言われる。
安全とは程遠い現実がある。
安全を叫ぶ者達にはその根拠をだして欲しいものだ。
完全はないのだ。緊急時にその安全値を書き換える事は
慎(つつし)むべきだろう。その値が暫定でも
決められたのは必要にして十分な理由があるのだ。
ましてや危ないと思っていて安全を叫ぶのは、
犯罪的な行為だろう。厳しい事をいう人は
避けられつつある様だ。その真実を
見つめる勇気を持ちたいものだ。
現代に大本営発表はいらないのだから。
繰り返されるモノ
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