Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

闇の子供たち

2008-10-24 | アートについて
今日、渋谷の文化村でやっているミレー展を観た帰り、一つ気になっている映画を見ました。”闇の子供たち”というタイの臓器売買や、児童買春を扱った映画です。正直、恐いので見ないつもりでいたんですが。。。
バーンロムサイのくまの人形も、要は普通に暮らしている親の子なら、エイズにはならないわけで。エイズになるって、どういうことかを、この映画を見て考えてしまいました。ちなみに、買春のお客として、日本人が一番多いみたいで、同じ国の人間として、恥ずかしく思いました。
映画はショックでしたが、これが上映までいったことに救いを感じます(タイでは上映禁止になったそうです。)しかし、一番ショックだったのが、金曜の夜に私をいれても、観客が4人しかいなかったことです。
DVDで見ようと思っていたんですが、これは映画で良かったなって思いました。この現実から逃げられない感じが。。今を生きるってどういうことか。私は少し、手のひらに、受け止めました。


※この絵は旅先のバスの中で、子供がじっと私を見ていたので、かわいくて描いていました。
ずっとお母さんの手を握っていました。子供の信じれる大人でいたいですね。
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする