Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

パンクかぼちゃ☆

2012-09-24 | ピッピ保育園☆
やっと展示も一段落して、ピッピ保育園の授業もすぐでしたので、かなり気合いを入れた日々が続きました(笑。でも、なんともカッコいい絵が出来てくると、その疲れも吹っ飛んじゃうんですよね~。
夏に山口県から送ってもらったカボチャをピッピ保育園のみんなに描いてもらいましたよ。みんな、見て描くのに慣れて、本当、いい絵が沢山生まれました。

毎年、カボチャを描かせてますが、こんな色のカボチャ見たことないなあ。。この子の感じた色なんだろうなあ。。


クレヨンを使って描いてもらって、その上から、絵の具を使う、はじいて描く練習。何度か、この方法はやらせてみたんですが、皆あまり興味をもってくれなくて、今回はお手本で描いてみる時、少しおまじないのフレーズを歌ってみたら、皆、面白がってやってくれました。。


この子は画用紙の端から丁寧に絵の具を塗る子でした。なんかいいな。


あ、カボチャがない。。私が『かぼちゃないの?』って聞いたら、『あるよ、ここに。。』ってこの色いっぱいの画用紙を指差すので『そうか。。ホントだ、あるね。。』って終わりました(笑。きっとこの子には、この色の中に目の前のカボチャを見ていて、自分なりに表現したんですね。そう、上手に描かなくていいんです。それでいいんですよね。


これは描いている途中ですが、本当にかわいらしい、子供にしか描けない絵です。


この心にしみ込むような色。なかなか大人でも描けないですよ。


早く終わってしまった子は関係ないのも描いていい?って聞かれて『いいよ』って2枚目の紙をあげたら、こんな絵を描いてました(笑。何気に上手いですね。。夏休みの思い出かな?



そんなこんなで、こんなにパンクなステキな世界のかぼちゃの絵が出来ましたよ!
ああ、子供の世界ってやっぱりすごいな。。と再認識したしろくま先生。パンクなかぼちゃを描く授業は今日はこれでおしまい!またね☆
コメント
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