晴れのち雨

先日はピッピ保育園の美術でした。天気予報をどこまで信じていいか、最近は変わりやすい天気ですね。この美術の日だけ、週間予報で雨予報だったんで、室内で粘土で何か作らせようと思っていました。準備もちゃんと出来ていたんですが、なんと朝起きたらカラッとしたお天気。気温もちょうどいい秋晴れでした。
最近、外での制作ができていないので、保育園の先生と当日の朝に相談して、急遽公園で絵を描くことにしました。急いで絵を描く準備をして、みんなの待つ公園へ。
でも今度は公園に向かう途中、雲行きが怪しくなり、雨が降ってきました。。『ああ。。やっぱり、室内で粘土にすれば良かった。。（涙）』と後悔しながら公園へ。しかし、雨が降ってきても、子供達はぜんぜん、動じず公園を走りまわっていました。子供はそう、雨を面白がるんですよね。今日は公園でいつもシートを敷く芝生も何故か草がこの暑さでぼーぼーに茂っていて、仕方なくコンクリートの広場でシートを敷いて制作です。まだ雨はポツポツ降ってます。そんな中、色々な葉っぱを採って来て、観察して描くことの大切さを教えます。


子供達が絵を描き始める頃には、雨はもうほとんど、止んでくれました。みんな、葉っぱを見ながら、一生懸命描いています。


葉っぱのスタンプをした絵


雨上がりの虹を描く子もいました。



やっぱり手形。。（笑）



この子はこの周りの風景を描くと言って、本当に嬉しそうに描いてました。

この子はセイタカアワダチソウを摘んで来て、画用紙の真ん中に一本クレヨンで描いて、少し絵の具で周りを丁寧に塗って『これで完成！』と言って、嬉しそうにしていました。
みんな、自分の表現したいものがあって、それを一生懸命感じて描いていました。
いい顔になっていく子供達の笑顔を嬉しく見てしまいます。


最後に片付けも嫌がらず、手伝ってくれて、本当みんな優しいんですよ。あらら、でも、ちょっと一人で持ち過ぎかな。。（笑）

１枚の画用紙の表と裏に同じ葉っぱを描く子がいて、表は雨が降ってた時の葉っぱ。裏は晴れた時の葉っぱと嬉しそうに教えてくれた子もいました。そうか、子供は本当にその空気感もちゃんと感じて、１枚の葉を通して、表現しようとしたんですね。なんか、すごいなあ。。って感動してしまいました。雨の時は雨の時の、晴れたら晴れた時を、ありのまま受け止めて描いている子供達。私も見習わないとな。。

素敵な”今”を描きとめてくれた子供達の絵は宝物です。どうか親御さんは大切にして下さいね☆

しろくま先生の授業は今日はこれでおしまい！またね☆