中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

ばんえい競馬の存続を願います。

2006-12-06 23:48:01 | Weblog
ばんえい競馬を守る署名活動

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 先ほどテレビ朝日、報道ステーション内で特集された「ばんえい競馬」の存続問題。新聞やニュースなどで既に知ってはいたが、詳しい内容を知ったのは初めてだった。
 旭川、北見、岩見沢が撤退を表明し、残されたのは帯広だけ。これまでの累積赤字は40億円に膨らみ、状況は厳しいと言わざる得ない。
 スピードを追求するサラブレットの倍に当たる、約1トンの重さを誇る〝ばん馬〟。残念ながらテレビ越しにしかその姿を見たことはないが、重い橇(そり)を引き、急坂を駆け上がる迫力はサラブレットの比ではない。都合が合えば是非とも足を運んでみたい。
 ばんえい競馬について無知の私が言うのは生意気だが、関係者と馬の今後のことを考えても絶対に廃止にしてはいけない。
 放送内でも言われていたが、まずは知名度UPが大事だと思う。ホームページをリニューアルし、見やすく初心者向けの講座ページを開設してはどうか。そして、コアなファンのために調教映像の公開、細分化したデータの提供なども面白いと思う。
 現在、こちらのサイトで存続の活動が行われている。皆さんも一度、ご覧ください。

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中日新聞杯(GⅢ)回顧

2006-12-06 15:08:48 | 回顧

ばんえい競馬を守る署名活動

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【馬場】開幕週。洋芝10~14cm。9月開催があったため、例年よりも洋芝の種を蒔く時期が遅れたとか。そのため例年よりも速めの設定。

12.2-10.7-10.9-12.3-12.1-12.1-12.1-11.9-11.7-11.8=1:57.8

【展開】テン3ハロンは早めだが、2角から向こう正面まではそれほど速くないペース。馬群が密集し、好位のインティが4角でスパートし、それをトーホウがマーク。直線で内からインティ、外からライジン、ワンテンポ遅れてアラン。

 桶狭間のステージで打倒ディープに燃える3歳馬がルメールの豪腕によって蘇った。その名はトーホウアラン。道中は最内枠発走から中団のインを進み、終始、インティラミをマーク。長距離戦を使った後だったが、追走に苦労することはなかった。4角で進出するインティを前にしても慌てずジックリ。直線でもじっくり仕掛けどころを探り、残り200㍍で一気のスパート。グイグイ伸びてゴール前で捕らえた。叩き2走目で上積みがあった。年末の大一番へ。

 復活を期すインティライミにとって収穫の多いレースだった。道中は好位のインでジックリ脚を温存する作戦。折り合いも付き、良い手応えで進む。4角で内目を通って除々に進出すると、直線入り口で馬群の間を割って伸びてくる。だが、大勢が決したところをマークしていたトーホウに差された。それでも、秋3走目で一番の内容。完全復活近し。

 マヤノライジンは久々ながら抜群の気合乗り。雰囲気は良かった。外枠発走からスッと好位に取り付く。終始、内のインティライミを見ながら。三分三厘で外目を仕掛けて進出。直線でジワジワ伸びたものの、差し切るまでは行かなかった。決め手強化が今後のポイントだが、オープン馬の馬体をしている。

 トウショウシロッコは予想外の馬体増。これでは力を出し切れない。三分三厘で捲るも、伸び切れず。追い込み一手だけに小回りも。

 ウインジェネラーレは2500㍍を使った後でも道中は引っ張り切りの手応え。良い感じで中団を追走するも、ペースの上がった三分三厘でズブさを見せる。どちらかといれば平均ペース向きか。

 マヤノグレイシーは3角でイーグルドライバーに斜行され、内ラチに接触するアクシデント。5年前のデビュー戦でも同様の出来事があり、どうやらトラウマが残っていたよう。軽症で済んだのは不幸中の幸い。今後の精神面のケアが大事。

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阪神ジュベナイルJF(GI)回顧

2006-12-06 15:06:58 | 回顧
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【馬場】新設コースの開幕週。オーバーシート。洋芝14~18cm。

12.2 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.9

【展開】ルミナスが押し出されるようにハナへ。だが、2ハロン目から10秒7-11秒5と決して緩くないペース。その後も平均的なラップが刻まれ、3角~4角も同じ。直線の残り400㍍でアストンが抜け出し、外からウオッカの強襲。1分33秒1は馬場を考えれば優秀。

牝馬離れした豪快なフットワーク。デビュー3戦目のウオッカが新設コースの阪神競馬場を味方につけて差し切った。道中は内枠発走から好発を決めると2番手へ。だが、無理することなく2ハロン目から控える。中団に位置取りを下げると、前のアストンを見ながらの競馬。終始、大きなフットワークで引っ張り切りの手応え。このあたりは新設阪神の広いコース向き。十分に脚をタメ、直線でゴチャつくのを避けるため大外へ。一完歩毎に猛烈に追い込み、抜け出したアストンをゴール前で出し切った。レースのラスト2ハロンは11秒2-11秒9と、決して差し馬有利の展開ではなかった。1分33秒1は洋芝を考えれば優秀。強い!学習能力高し!

厚みのあるトモが印象的のアストンマーチャン。この馬も強かった。道中は9番枠からスッと好位へ。前に馬を置き、壁を作ることに成功したかに見えたが、向こう正面の3ハロンは掛かってしまった。ここでスタミナのロスがあったのは確か。ようやく3角で落ち着きを取り戻す。直線で最内に進路を取ると、残り400㍍で抜け出す。グイグイと加速し、後続を突き放すも、外から勝ち馬がシンジラレナ~イ末脚で追い込む。坂上で馬体を併せられると、首の上げ下げに屈した。それでも、3着以下は突き放しているし、折り合いを欠きながらこの内容。強い!

 ルミナスハーバーは一戦毎に馬体減りし、この日もマイナス6㌔。許容範囲にも映ったが、やはり細い。万全の状態ではなかった。内枠発走からスッとハナへ。だが、前走のように折り合いを欠いてはいない。気分良く平均的なラップを刻む。直線入り口でアストンにアッサリ交わされるも、そこから粘り強い脚で決して大きくバテなかった。できれば前に壁を作り、脚をタメたかった。休ませて馬体を戻すことが先決。

ローブデコルデは外枠発走から無理せず後方を。本来ならもう少し前目に付けたかったが、なし崩しに脚を使わされることを懸念した。ギリギリまで後方で脚をタメ、直線で外目からジワジワ伸びたが、上位2頭が強すぎた。力は出している。

イクスキューズは前走の反省を生かし、意識的に発馬を遅らせた。〝好発〟を決めると、後方から除々に内目へ切れ込む。この辺りは藤田騎手の手腕が成せる業。ロスなく立ち回り、直線も内を突く。そこから一瞬良い脚を使い、見せ場を作るも、ラスト300㍍で上位2頭に突き放された。

ハロースピードは長距離輸送でマイナス8㌔。やや寂しく映った。発馬で後手を踏み後方から。直線勝負に賭ける。馬群のなかをジワジワ伸びたが、追い込み一手の脚質でこの時計、上がりで差すのは困難だった。

クラウンプリンセスは後方待機策ではなく、攻めの4番手。道中は上位2頭とほぼ同じ位置取りだったが、直線で突き放された。タメたほうがいいか。

ピンクカメオも後方で脚をタメ、直線で平均して長くいい脚を使って伸びたものの、如何せん時計と上がりが速すぎた。時計の掛かる馬場で。

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