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2022年は客観的な予想を心がけます。

有馬記念(GI)展望・1

2006-12-17 23:24:46 | 見解
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 年末の大一番、第51回グランプリ有馬記念(GI)が24日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われる。ディープインパクトの衝撃の敗戦から早一年。一年越しの雪辱とともに有終Vを飾れるのか。
 その他にも、19年ぶりの天皇賞→マイルCS同一年制覇の偉業を成し遂げたダイワメジャーや、ジャパンCでディープに肉薄した3歳馬ドリームパスポート、2冠馬メイショウサムソン、メルボルンCで史上初の日本調教馬ワンツーフィニッシュを飾ったデルタブルース、ポップロックなど超豪華メンバーが揃い、クリスマスイヴの中山は盛り上がること間違いなし!

◎ ディープインパクト
○ ドリームパスポート
△ コスモバルク
×ポップロック
×トウショウナイト
☆ アドマイヤムーン

上記が現時点での印。ディープを見られる最後のレースだし、馬券的にも今年一番の大勝負をしたいと思っている。◎→○は99%このままの予定。この一週間は3連単の3着探しに終始したい。妙味はコスモバルクではないか。
 

ディープインパクト】〝Last Impact〟
さあ、数々の伝説を残してきた〝英雄〟が引退の時を迎える。この馬に勇気をもらったレースは数知れず。落馬寸前の出遅れをしながら楽勝だった皐月賞しかり、折り合いを欠いても直線で伸び続けた菊花賞しかり、三分三厘で捲ってラスト3ハロンを11秒0-11秒2-11秒3と次元の違う走りで駆け抜けた天皇賞・春しかり。アッという間の2年間だった。最後もしっかりと見届けたい。今回は国内で唯一敗戦を喫しているレース。脚質的に最後方から外を捲る競馬を強いられるため、コーナー6回の中山2500㍍は不向きといえるが、力は断然の存在。昨年は異様に力の要る馬場も応えたか。最後も自分の競馬に徹するだけ。GOOD LUCK!


ドリームパスポート】〝未来へ夢を繋ぐ走りを〟
前走のジャパンC2着は下見どころで完璧なシルエットを披露。道中は好発を決めるとスッと好位のインへ。このあたりはトモの発達が大きく影響している。一見、インの経済コースを立ち回り、脚をタメるのに最適なレース運びと映るが、連続開催の最終日で内の馬場は壊滅状態。逆に不利だった。直線入り口、逃げ馬の内へ進路を取り、坂を上り切った残り2ハロン地点で外目へ持ち出そうとするが、外のトーセンシャナオーに被されて内へ弾かれてしまう。並みの馬ならそこで戦意を喪失するところ。だが、この馬は盛り返し、ゴール直前まで先頭で粘る大健闘を見せた。前々走の菊花賞2着はAメインが速い流れで飛ばす展開。それを好位のMサムソンを見る形で中団追走。発馬直後の下り坂で行きたがったものの、正面スタント前からはスムーズ。2周目の下り坂でサムソンが動き出すと、この馬も仕掛けを開始。直線入り口で鋭い末脚で一気にサムソンを飲み込み、逃げるメインも捕らえかけたところを、後方からソングオブウインドの強襲に遭った。正攻法の競馬で負けて強しの内容だった。1800~3000㍍まで、幅広い距離で切れ味鋭い脚を使う。とにかく一戦毎に急激な成長をしている。前走の内容からディープに肉薄できるのは間違いない。コーナー6回のコースを利してうまく立ち回れれば。鞍上は内田博J。


ダイワメジャー】〝充実一途の人馬〟
人馬一体となってこの秋はGI連勝。前走のマイルCS1着は道中、ステキシンスケクンの作る淀みない流れを例によって2番手へ。終始、スムーズなレース運びでフワフワしながら抜群の手応え。残り800㍍の下り坂で外目を回って進出を開始。4角で左ステッキが手綱に絡まるアクシデントがあったが、すぐに解消。直線で猛追するダンスダンスインザムードに並びかけられるともう一伸び。どこまで行っても抜かせない着差以上の強さでGI連勝を飾った。前々走の天皇賞秋1着は下見どころから520㌔を超える雄大な馬体は、存在感抜群。以前は、そこで寝てしまう悪態をしたため、2人引きに加えてステッキを持った厩務員が付き添っていた。だが、大人になったメジャーには不必要だった。道中は外枠からポンと好発を決めるとスッと2番手へ。インティライミが速い流れを刻んだため、スムーズに流れに乗る。三分三厘から直線にかけて、他馬の手綱が激しく動く中、持ったままの痺れる手応え。坂を上り切った300㍍地点から満を持して追い出され、左ステッキが入る。そこからは左右の手綱を立て直す鞍上の巧みなアクションに応え、内から迫るスウィフトカレントを寄せ付けなかった。不得手の府中を克服し、スピードの持続力をフルに生かした秋3走。他馬が迫ってからも再び盛り返す勝負根性も備わった。地力強化は明らか。今回もアドマイヤメインが作る縦長の流れを2番手から流れに乗るだろう。課題は初の2500㍍。強気の競馬でスタミナは持つのか

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コスモバルク】〝北海道の夢はイヴの中山で〟
前走のジャパンC4着は逃げ馬不在で久々のハナへ。相手関係を考えれば最良の作戦。道中は、向こう正面で12秒7-12秒7-12秒4とたっぷり息を入れる。余力を残したまま直線を向いたが、外へ膨れ、太め残りも影響して伸び切れなかった。昨年のこのレースは中団のインで脚をタメ、1角で3番手までポディションを上げる。その後も経済コースを立ち回り、向こう正面で仕掛けを開始させる。4角で早々先頭へ躍り出ると、直線で苦しくなってフラつく。他馬へ迷惑をかけたことはいただけないが、正攻法の強い内容だった。速い脚はないが、平均して脚を使うタイプ。右回りに替わるのは大歓迎だし、淀みない流れで折り合いやすいGIなら全能力を発揮できる。馬体が絞れていれば夢は膨らむ一方。


メイショウサムソン】〝変則3冠のタイトルを〟
前走のジャパンC6着は超スローの展開で、速い脚を求められる展開。これを中団から追い比べの形になっては辛かった。前々走の菊花賞4着も異様な高速馬場。Aメインの作る縦長の淀みない流れを好位追走。だが、前のメイン、後ろのドリームを気にしなければならない立場。4角で仕掛けを開始させるも、ビッシリとマークを受ける。直線入り口で単独2番手へ躍り出るも、見せ場はそこまで。レコード決着はこの馬向きではなかった。春の2冠はいずれも遅い時計での決着。全体の時計、上がり速い競馬では分が悪い。その意味では中山コース向きの馬。とにかく力の要る馬場になってほしい。雨なら怖い。馬体はなかなか絞れない。


デルタブルース】〝日豪GI制覇で目覚めた〟
前走のメルボルンC1着は日本競馬の歴史に新たな1ページを刻んだ。好発を決めると超スローの流れを2番手追走。三分三厘で3番手の馬が動いても慌てずジックリ。ワンテンポ遅らせた仕掛けで直線へ。楽な手応えで先頭へ躍り出ると、そのまま抜け出す。外から僚馬ポップロックが迫ってくるが、鞍上岩田Jの懸命なアクションに応えて僅かに凌いだ。ステイヤー魂をまざまざと見せ付け、南半球で見事な復活を遂げた。遠征前の国内のレースでは、発馬難とスピード不足を露呈していた。天皇賞・春のように内枠で馬込みに包まれ、仕掛けが遅れてはダメ。ここは2500㍍への距離短縮と高速決着に不安を残す。鞍上岩田Jの性格、陣営の思惑を考えても何が何でも先行策で来る。そこからズブさを見せずに三分三厘で反応できるかどうか。


ポップロック】〝アタマ差の悔しさを日本で〟
前走のメルボルンC2着は同僚デルタブルースとともに日本馬ワンツーフィニッシュを決める快挙。23頭の多頭数競馬で、道中はちょうど中団外目を追走。三分三厘で除々にポディションを上げ、直線は不利を嫌って大外へ。一完歩毎にデルタに迫り、残り100㍍から馬体を併せるも、僅かに届かず。惜しかった。遠征前の目黒記念1着は雨が残った力の要る馬場。平均ペースの緩みない流れを中団馬群から追走し、直線で早めに先頭へ立って押し切る強い競馬だった。底力に優れた差し馬。ここはアドマイヤメインの出走で速い流れが期待できる。上がりが掛かれば。


スイープトウショウ】〝最強牝馬の威信にかけて〟
前走のエリザベス女王杯2着は中1週での参戦。6㌔増で馬体はフックラしていた。だが、返し馬ではフットワークに硬さが目立ち、いい頃のバネの利いた走りではなかった。課題の返し馬、ゲート入りともスムーズに行うと、道中は縦長の速い流れを後方でカワカミをマークする形。終始、いい形で進められ、フサイチ→カワカミが動いた3角の下りから4角で、同馬も外を通ってポディションを上げる。直線で馬場のいい大外へ持ち出し、差し切りも狙える圏内にいたが、思ったほど弾けず、伸び切れなかった。これまでの実力を考えれば不満が残る。やはり臨戦過程に不安があり状態が万全でなかったのは確か。また、昨年優勝時の自身の1600㍍通過が1分39秒9だったのに対し、今年は1分37秒2。シェルズレイが作る速い流れで、脚を十分にタメることができなかったのも響いたか。休み明けの京都大賞典を快勝し、その反動があったここ2走。間隔を開け、最終追い切りで動きを確かめたい。一流牡馬を一気に差し切った宝塚記念の内容からここでも通用する力があるのは確か。コーナー6回の中山コースは不向きか。


スウィフトカレント】〝虎視眈々、怖い鞍上〟
前走のジャパンC8着は鞍上も話すとおり、一線級相手で2500㍍は厳しかったところか。ベストは流れの速い2000㍍。2500㍍のここは、鞍上の考えはひとつ。最後方からの一発


アドマイヤメイン】〝逃げて逃げて逃げまくれ〟
前走の香港遠征は不可解な惨敗。スピードが生きない独特の馬場が敗因か。前々走の菊花賞3着は発馬直後から飛ばしに飛ばし、大逃げの形。これで後続各馬の仕掛けを封印できた。その後、1角から向こう正面まで息をたっぷり入れ、3角の下り坂で再びペースアップ。本来なら、このままゴールまで突っ走るのだが、直線入り口で12秒5と余力を残し、ラスト1ハロン12秒2の二枚腰を使う芸当を見せた。豊マジック炸裂の瞬間だった。菊花賞から500㍍の距離短縮は勿論、大歓迎。コーナー6回の中山2500㍍。菊花賞のような緩急ある競馬ができれば面白い。鞍上はダービー以来の柴田善J。盛り上げる!


アドマイヤムーン】〝期待が膨らむ香港の走り〟
前走の香港C2着は凱旋門賞でディープに先着したプライドを急追する大健闘。最後の切れ味は凄かった。クラシック制覇を期待された今春は末脚が不発に終わった。立て直された札幌記念では一瞬の加速力で馬群をスイープ。次走の天皇賞でも、直線で何度も進路をカットされる不利がありながら鋭い脚を使った。速い流れでも切れ味を生かせたのは収穫だった。2500㍍への距離延長も充実した今なら問題ないだろう。ギリギリまで追い出しを我慢できれば。


アドマイヤフジ】〝不気味なアドマイヤ軍団〟
前走の日経新春杯1着はそれまで三分三厘の勝負どころで見せていたズブさを見せず、底力勝負の流れを力強く差し切った。菊花賞当時からの成長を印象づけた。しかし、今回は骨折で約一年ぶりの実践。一週前は長めを一杯に追われ、攻め自体は豊富。でお、いきなり最強メンバー相手では。最終追いに注視。


トウショウナイト】〝上昇気流に乗った関東の伏兵〟
前走のアルゼンチン共和国杯1着はテンから2500㍍戦とは思えない厳しい流れ。それを中団追走。流れの落ち着いた3角で除々にポディションを押し上げ、4角→直線入り口の1ハロンを11秒3と加速し、早々先頭へ並びかける正攻法の競馬。残り2ハロン地点で単独先頭に立ち、アイポッパーの追撃を受けながら押し切った内容は圧巻だった。ラスト2ハロン11秒8-12秒1と大きくバテなかったのも高く評価できる。一時はスランプに陥っていたが、今夏の札幌戦での勝利をキッカケに立ち直った。元々は強豪相手に善戦してきた馬。勝ち味を覚えた今なら怖い存在だ。


ウインジェネラーレ】〝得意舞台で一泡吹かすか〟
前走の中日新聞杯は小回り中京でペースアップした三分三厘でズブさを見せた。しかし、忙しい条件を経験したことで今回のGI戦に生きてくるだろう。2走前のアルゼンチン共和国杯は久々を激走した反動があったのかも。長期休養明けだった3走前が早めに動く厳しい競馬で見せ場を作った。やれていい能力の持ち主。

トーセンシャナオー】〝GⅡ勝ちの中山でもう一波乱を〟
セントライト記念勝ちの中山コースになるが、その時とは相手の質が違いすぎる。先行してどこまでだろう。時計は掛かるほうがいい。

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阪神C(GⅡ)回顧

2006-12-17 23:08:43 | 回顧
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【馬場】Bコース。小雨舞うも良馬場。以前として良い馬場。

12.3 - 10.6 - 10.9 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 12.3

【展開】ダイワパッションがハナ。2ハロン目から10秒6-10秒9と飛ばし、速い流れ。2番手マイネルに3角でオレハが競りかける。勝ち馬はその直後、ゴール前は激しい追い比べ。前傾ラップ。

 調教◎。久々のベスト舞台で2歳王者フサイチリシャールが復活を遂げた。下見所ではボリューム満点のトモと二人引きで抜群の気合い乗りが目に付いた。ここ2戦はダートを使われ久々の芝短距離戦だったが、難なく好位で流れに乗る。このあたりはスピード性能の高さが成せる業。前のマイネル、オレハを見ながらの絶好の位置から直線へ。外からオレハに被されるも脚力の違いで突破。坂上でもそれが衰えることはなく、ゴール前できっちり差し切った。前傾ラップを楽に追走し、力強く抜け出した直線、強敵相手に視界の明るい勝利だった。

 調教◎。主戦の松岡Jが落馬負傷し、名手安藤勝Jに乗り替わったプリサイスマシーン。道中はダイワパッションの作る速い流れを5,6番手の好位で流れに乗るも、3角で無理せずジッと中団に控える。十分に脚をタメて直線の追い比べに持ち込むも、シンボリとオレハに進路を阻まれ、残り1ハロン地点で内へ切れ込む。そこから鋭い脚で突き抜けてグイグイ追い込むも、僅かに届かず。直線でスムーズだったら勝っていただろう。以前は間隔を空けないと使えなかった馬が、順調に使い込めたように体質強化されている。切れる脚も使えるようになり、短距離馬として定着してきた。

 調教◎。3着のマイネルスケルツィも中間に絶好の動きを見せてデキは最高だった。道中は外枠からスッと2番手へ付ける。だが、最初の2ハロンは若干、力みながらの追走。しかも、3角でオレハに外から被される苦しい競馬。ペースも速く本来なら崩れておかしくないケースだったが、直線で単独先頭に踊り出てゴール前まで粘る大健闘を見せた。体質強化され強くなっている。右回り巧者と言われているが、今のデキなら左回りも克服できないか。外枠を引き、その外に先行馬がいなければ。

 調教◎。本命視したアサクサデンエンは道中、中団のインで脚をタメる。内回りコースで速い展開になったのは予定通り。十分に脚をタメて直線へ。手綱をしごき追い出されるも、内へモタれ左ステッキで外へ膨れたシンボリグランに進路を阻まれる。立て直されてエンジンが掛かってからは鋭い脚で追い込んだ。追い出してからスッと反応できるタイプではないだけに、あのロスは痛かった。その意味でも府中向きといえるか。GI馬としての底力は示した。

 調教○。シンボリグランは前の有力どころを意識しながら今回は好位から。三分三厘で早めに進出する正攻法の競馬を見せるも、直線で内へモタれて伸び切れなかった。タメたほうがいいか。

 ニューベリーは好位のインをうまく立ち回り、絶好の競馬を見せる。直線半ばまで懸命に我慢したが、最後は地力の差。GⅢなら。

 チアフルスマイルは冬場に弱いタイプ。それでも最後は鋭く差してきた。

 調教△。コートマスターピースはまたしても出負け。トモの送りの硬さが影響しているか。二の脚でスッと中団へ取り付くも、伸び切れず。日本のスピード競馬向きではないか。

 調教◎。オレハマッテルゼは元々ボテッと見せるタイプだが、プラス6㌔と太く見えた。スッと先行し、3角で早めに競りかけるいつもの競馬だったが、直線はアッサリ後退。不満。

 
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