京都11R 菊花賞(GI 芝・3000㍍)
◎オルフェーヴル
○ベルシャザール
▲ウインバリアシオン
△ダノンマックイン
×フェイトフルウォー
×ゴッドマスタング
史上7頭目の三冠馬誕生へオルフェーヴルが万全の態勢でレースを迎える。前走の神戸新聞杯1着は、好発を決めて中団へ。発馬後から久々の実践とスローということもあり、ハミを噛んで力んでしまう。向こう正面に入っても気を許せばガツンと行ってしまいそうな手応え。4角で外からウインバリアシオンが迫ってきたところで外めから進出を開始する。そこで左手前に替えてしまったことで4角で外へ膨れてしまう。直線に入ると馬なりのままグングン加速し、一気に先頭へ躍り出る。そこで内へモタれて坂上では右手前に替える。最後は内ラチを頼るような感じになったが、危なげなく差し切った。馬なりでポディションを上げられる凄い瞬発力だ。馬体もダービーから16㌔増やし、力強さも加わっている。今回は距離が600㍍伸びて3000㍍に替わる。確かに手綱を短く持ち、ハミを噛んでしまうタイプ。3000㍍はベストではないのは確か。それでも、前走の神戸新聞杯で超スローのなかで我慢することができたし、テンに折り合いに専念できれば克服可能と見る。あとは14番枠発走で最初の下り坂をどう乗り切るかがポイントになる。この中間は2週続けて坂路で併走馬を子供扱いした。凄い脚力でひと叩きされて更に上向いている。右回りはまだモタれる癖はあるが、それをカバーできる脚力がある。不動の本命へ。
ひと叩きしてベルシャザールが急上昇を描いている。前走のセントライト記念はダービー以来の実戦。540㌔前後の超大型馬だけに久々は得意ではない。レースでは、ロイヤルクエストが大逃げする縦長のハイペースの流れを3番手から追いかける形。仕掛けどころが難しかったし、後続の目標にされる苦しい形。それでも大崩れはしなかったし、最後まで粘り強い走りを見せてくれた。ひと夏を越し、トモに実が入ったことで首の位置が低くなり、それが推進力に繋がっている。この中間は3週続けて坂路でびっしりと追われ、ひと叩きした効果は絶大。大幅な上積みが期待できる。長距離輸送だと発汗で大幅に馬体を減らしてしまうケースも考えられるが、近距離輸送の京都ならその心配もない。何よりスッと先行できるのは強み。4角の下り坂を利してロングスパートできれば。
ウインバリアシオンも爪の不安が解消し、それと共にトモに実が入って首を上手く使えるようになった。それがダービー2着好走の要因。ひと夏を越し、馬体は更にボリューム感を増している。前走の神戸新聞杯は4角で外めから動き、オルフェーヴルと同じ位置から末脚を計ったが、あっさりと突き放されてしまった。逆転するには少し前で運ぶか、4角でインに突っ込むかだろう。今は折り合いに不安がないし、距離も大丈夫だろう。
穴はダノンマックイン。坂路では見た目のスピード感は今ひとつでも、それ以上の時計が出る。これはトビが大きいからで、走る馬の証拠。走りはステイヤーのもの。ロングスパートができる持久力があり、中団待機から早めに動ければ。
ゴッドマスタングも不気味な存在。トモが緩くテンに前へ行けないし、勝負どころでもズブい。攻めでは鞍上に反抗する面も見せ、気性面にも課題を残す。ただし、前走の500万戦1着は、最後方待機から一気の差し切り勝ち。スローで馬群が凝縮したなか、3,4角はかなりの大外を通らされ、距離ロスは相当あった。それでも、直線は後続を突き放した。相手が弱かったとはいえ、強い競馬だった。後方一気が決まるメンバーではないが、4角でインに突っ込むことができれば面白い存在。スタミナには自信を持つ。
◎オルフェーヴル
○ベルシャザール
▲ウインバリアシオン
△ダノンマックイン
×フェイトフルウォー
×ゴッドマスタング
史上7頭目の三冠馬誕生へオルフェーヴルが万全の態勢でレースを迎える。前走の神戸新聞杯1着は、好発を決めて中団へ。発馬後から久々の実践とスローということもあり、ハミを噛んで力んでしまう。向こう正面に入っても気を許せばガツンと行ってしまいそうな手応え。4角で外からウインバリアシオンが迫ってきたところで外めから進出を開始する。そこで左手前に替えてしまったことで4角で外へ膨れてしまう。直線に入ると馬なりのままグングン加速し、一気に先頭へ躍り出る。そこで内へモタれて坂上では右手前に替える。最後は内ラチを頼るような感じになったが、危なげなく差し切った。馬なりでポディションを上げられる凄い瞬発力だ。馬体もダービーから16㌔増やし、力強さも加わっている。今回は距離が600㍍伸びて3000㍍に替わる。確かに手綱を短く持ち、ハミを噛んでしまうタイプ。3000㍍はベストではないのは確か。それでも、前走の神戸新聞杯で超スローのなかで我慢することができたし、テンに折り合いに専念できれば克服可能と見る。あとは14番枠発走で最初の下り坂をどう乗り切るかがポイントになる。この中間は2週続けて坂路で併走馬を子供扱いした。凄い脚力でひと叩きされて更に上向いている。右回りはまだモタれる癖はあるが、それをカバーできる脚力がある。不動の本命へ。
ひと叩きしてベルシャザールが急上昇を描いている。前走のセントライト記念はダービー以来の実戦。540㌔前後の超大型馬だけに久々は得意ではない。レースでは、ロイヤルクエストが大逃げする縦長のハイペースの流れを3番手から追いかける形。仕掛けどころが難しかったし、後続の目標にされる苦しい形。それでも大崩れはしなかったし、最後まで粘り強い走りを見せてくれた。ひと夏を越し、トモに実が入ったことで首の位置が低くなり、それが推進力に繋がっている。この中間は3週続けて坂路でびっしりと追われ、ひと叩きした効果は絶大。大幅な上積みが期待できる。長距離輸送だと発汗で大幅に馬体を減らしてしまうケースも考えられるが、近距離輸送の京都ならその心配もない。何よりスッと先行できるのは強み。4角の下り坂を利してロングスパートできれば。
ウインバリアシオンも爪の不安が解消し、それと共にトモに実が入って首を上手く使えるようになった。それがダービー2着好走の要因。ひと夏を越し、馬体は更にボリューム感を増している。前走の神戸新聞杯は4角で外めから動き、オルフェーヴルと同じ位置から末脚を計ったが、あっさりと突き放されてしまった。逆転するには少し前で運ぶか、4角でインに突っ込むかだろう。今は折り合いに不安がないし、距離も大丈夫だろう。
穴はダノンマックイン。坂路では見た目のスピード感は今ひとつでも、それ以上の時計が出る。これはトビが大きいからで、走る馬の証拠。走りはステイヤーのもの。ロングスパートができる持久力があり、中団待機から早めに動ければ。
ゴッドマスタングも不気味な存在。トモが緩くテンに前へ行けないし、勝負どころでもズブい。攻めでは鞍上に反抗する面も見せ、気性面にも課題を残す。ただし、前走の500万戦1着は、最後方待機から一気の差し切り勝ち。スローで馬群が凝縮したなか、3,4角はかなりの大外を通らされ、距離ロスは相当あった。それでも、直線は後続を突き放した。相手が弱かったとはいえ、強い競馬だった。後方一気が決まるメンバーではないが、4角でインに突っ込むことができれば面白い存在。スタミナには自信を持つ。
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