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ラジオたんぱ賞(GⅢ)回顧

2005-07-04 10:18:41 | 回顧
天候:曇  芝:良
【馬場状態】内が掘れている。外を通る差し馬が台頭する馬場。
12.3 - 10.9 - 11.3 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 12.0 - 12.4 - 12.6
(34.5-37.0)(46.5-48.7)(58.5-60.7)
 
レースは最内枠を利してシルクレンジャーが飛ばし、外からモエレアドミラルらが追走。
テンからHペースに加え、3角で人気のトップガンジョーが早めに動いたことで、
更に流れは厳しくなった。典型的な前崩れの流れとなった。

勝ったコンラッドはペースを読んで最後方から脚を温存。
向こう正面で手応えが悪く、万事休すかと思ったが、外を通って前へ進出。
前目の馬たちがバテたところを大外から強襲して叩き合いを制した。
B着用で揉まれずに競馬ができたのも良かったし、展開も向いた。

2着のトーセンロッキーはフワっとしたスタートで最後方待機。
前がやり合う激しい展開のなかをジッと我慢して4角で外に持ち出すと鋭く伸びた。
展開が向いたことは確か。それでも距離不足の小回りで結果を出せたのは大きい。
距離が伸びて面白いタイプ。これからの出世が楽しみ。

3着は本命視したエイシンサリヴァン。同馬も同じく最後方待機。
2着馬と同じような位置取りと仕掛け。最後は鋭く伸びたが、一歩届かず。
展開は向いたが、流れさえ向けば勝ち負けできることが証明できた。
今後は前目で競馬できるようになること。

4着のシルクネクサスは道中、中団のインを追走。
本来ならもう少し前目の位置取りだが、ペースが速かった。
馬群に包まれて外に持ち出せず、直線は馬場の悪い最内。
最後はバテた先行馬を差した。

トップガンジョーにとって厳しい流れだった。
道中は速い流れを好位から追走すると、3角で早めに前を捕らえに行く無謀な競馬。
ペースを考えれば明らかに仕掛けが早かった。
それでも、大きくバテずに踏ん張ったのは評価できる。
早めに先頭に立って押し切るタイプだけに平均ペース向き。

ピカレスコートも速いペースを好位から追走。
かなり厳しい流れのなかをラスト1ハロンまで先頭争い。
さすがに最後はバテたが、ペースを考えれば仕方なし。

シンボリグランはやはり折り合いを欠いてしまった。
それでも、直線半ばまで抵抗したし、力は示した。
この流れでも折り合いを欠くのはスピード性能が高い証拠。
マイルで期待したい馬。

ピサノクウカイは残念な競馬だった。
道中は中団から追走するも、トップガンジョーが動いた3角で連れて動いていってしまった。
決して長くいい脚を使えるタイプではないので、早めに動く競馬は向かない。
ペースを考慮してギリギリまで追い出しを我慢してほしかった。

ダブルティンパニーは初めて経験する厳しい流れ。
中団を追走するも、勝負どころで手応えが怪しくなって後退。
これがいい経験になれば。



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