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2022年は客観的な予想を心がけます。

スプリンターズS(GI)調教診断

2007-09-28 00:28:13 | 調教診断
【アイルラヴァゲイン】○ 追って頭高いも、シャープな脚捌き
松岡を背に南Wで単走を5ハロンから。直線でスッと左手前に替え、ゴール前で軽く気合いを付けられ、シャープな脚捌きを披露。だが、追ってからもう少し重心が沈んで欲しかった。中2週で息を整える程度の調整。

【アグネスラズベリ】○ スピード感に溢れる動き
Bコースを単走で馬任せのまま6ハロンから。例によって頭は高いが、前捌きにひと頃の硬さがなく、スピード感に溢れた動き。20㌔減の前走から中2週だが、デキ自体は悪くない。

【アストンマーチャン】○ 坂路調教の申し子
坂路を単走で。ラスト1F手前で口向きの悪さを覗かせたが、ピッチの利いた抜群の脚力で登坂。少し気合いを付けられただけでラスト12秒7。少し癖のあるタイプで、テン乗りの中舘がどう乗るか。

【アンバージャック】○ ずっと左手前のままで追走先着。
坂路で3頭併せの大外を追走。ゴール前でハミをかけ直され、ずっと左手前のままだったが、G前で先着を果たした。手前を替えていればもっと伸びていただろう。デキ自体は決して悪くない。気分次第。

エムオーウィナー】◎ テンから飛ばし、ラストもしっかり
坂路を単走で。2F目から12秒0-11秒8とグングン加速。ラストはステッキがビシビシ入る。頭は高かったが、ピッチが利き、前脚をピンと前に張り出した脚捌きで12秒8と踏ん張った。中2週でも攻めを強化。

【オレハマッテルゼ】△ 頭が高く、全体の迫力今ひとつ。
坂路を単走で。ラスト1Fは前の馬が邪魔になり、左へ進路を変更すると共に左手前に。多少口向きの悪さはあったが、これはいつものこと。頭が高く、全体の迫力は今ひとつ。

キングストレイル】◎ 引っ張りきりの手応えで追走先着
北村宏を背に南Wでサンデーストリーム(古馬1600万下)の内追走。直線は抑え切れない抜群の行きっぷりで楽々と先着。脚捌きも迫力満点で文句なし。充実一途。

クーベルチュール】◎ 闘争心に溢れた活気ある動き
坂路で併せ馬の予定が、直線でアッサリ交わしてしまい、単走に。全体の時計が48秒2と破格で、尚且つ余力が残っていたのだから恐れ入る。グイグイと鞍上を引っ張る感じで闘争心に溢れていた。文句なし。

コイウタ】◎ 四肢を目一杯伸ばした迫力ある動き
吉田隼を背に南Wの2分どころをシャーベットトーン(古馬オープン)の外追走。目一杯の相手に対し、馬任せのまま並びかけると、四肢を目一杯伸ばした迫力ある動きで突き放した。米遠征以来、3ヶ月ぶりの実践でもデキは万全。

【サンアデュ】○ 馬任せで脚捌き軽快
生野(レースは川田)を背に坂路を馬任せで。前脚を突き刺すフォームからラスト1Fできっちり左手前に替え、回転の速いフットワークでフィニッシュ。ラストは13秒2を要したが、馬任せで問題ない。あとは長距離輸送でのイレ込み。

スズカフェニックス】◎ 弾む弾むGI馬の底力
坂路を単走で。チップを蹴り上げ、弾むようなダイナミックなフォームで抜群の動きを披露。馬インフルエンザで帰厩が遅れ、急仕上げは否めないが、この動きなら力は出せるはず。

【タマモホットプレイ】△ 攻め不足懸念
馬インフルエンザの影響で9月10日に帰厩。時計を出したのが22日と最終追いの2本。しかも、57秒3-12秒6と終い重点。軽い。

【プリサイスマシーン】○ 四肢を目一杯伸ばし、併走馬を圧倒
南Wで2頭併せの外追走。直線でスッと左手前に替え、抑え切れない感じで並びかける。そこから追われると、四肢を目一杯伸ばした動きで突き放した。久々でも仕上がっている。

【ペールギュント】○ 左ステッキに応え、グイッとひと伸び。
DWで2頭併せの外追走。楽な手応えのまま並びかけ、ラスト1Fで追い出されると、鞍上の左ステッキに応えてグイッとひと伸び。併走馬を突き放した。脚捌き自体はシャープだったが、もう少し首を使えるといいが。

【メイショウボーラー】△ 終い重点もラストの伸び、今ひとつ
坂路を単走で。終い重点でラストを伸ばされたが、追われてからの反応は今ひとつ。終い重点だけに不満大。

ローエングリン】◎ 顎をグッと引き、脚捌きシャープ
北Cコースで2頭併せの外追走。直線で馬任せのまま顎をグッと引き、シャープな脚捌きで併走馬を圧倒。1週前にも7ハロンからの長目を追われ、馬インフルエンザの影響で帰厩が遅れた分を取り戻している。


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