中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

小倉記念(GⅢ)展望・1

2005-08-12 22:00:01 | 見解
【メイショウカイドウ】
前走の北九州記念1着は最内枠発走から好スタートを切ると、道中は5、6番手のイン。
1~2角で掛かり気味に追走し、勝負どころの3~4角では手応えが今ひとつ。
万事休すかと思われたが、そこから渋太く伸びて差し切り勝ち。
マイナス20キロも関係なかった。
前々走、3走前はともに急坂のあるコースで見せ場すら作れなかった。
小倉7勝で3冠も達成。まさに小倉の鬼。
平坦コースと滞在競馬というのがこの馬にマッチするのだろう。
今回の課題は2000mになる点とトップハンデの58.5。
昨年の同レースを制しているものの、メイショウバトラーの引っ張る縦長の展開と離れた3,4番手からスムーズに折り合えた。
前走や今冬の小倉大賞典を見る限り、テンに折り合いを欠いていた。
1ハロンの距離延長はプラスとは思えない。
昨年は56.5。今年は2キロ増の58.5。楽な条件ではない。


【ツルマルヨカニセ】
前走の北九州記念2着は抜群のスタートを切ると、馬なりで3番手へ。
平均ペースの流れを終始、スムーズな競馬で直線を向くと、一旦は先頭に並びかける。
だが、一瞬のうちに勝ち馬の決め手に屈した。
相変わらず詰めの甘さはあるものの、小倉では行きっぷりが違う。
この馬も8戦4勝、2着3回、3着1回と小倉では必ず馬券対象にないっている。
無類の小倉巧者である。
今回は1ハロンの距離延長になるが、実績もあるし、折り合いの不安もない。
前走でカイドウと1キロ差だった斤量が2.5キロ差になる。
これなら逆転も十分ありえる。


【スパルタクス】
前走の北九州記念4着は道中、内枠から積極的に2番手を追走。
3角でステッキが入ると、4角で早め先頭に立つ。
最後は筒一杯になって脚が止まってしまった。
決め手がないだけに早めに先頭に立って押し切る競馬を図ったが、惜しかった。
この馬も小倉巧者。
今回も前走同様、早めに先頭に立つ競馬で挑む。
できれば、テンにゆったりと追走して自分のペースで抜け出したい。
3キロ減の56キロはいい材料。


【セフティーエンペラ】
前走の金鯱賞5着はタップダンスシチーの作るスローの流れを2番手。
終始、スムーズな競馬で直線を迎えるも、決め手勝負に劣った。
2着馬とは0.2秒差だが、展開の恩恵を考えれば手放しに喜べる内容ではない。
メンバーも強かった。
今冬の小倉大賞典2着では中団から控えて外からマクる競馬で0.1秒差。
本来の先行策で巻き返す。
輸送競馬に弱く、滞在競馬のここなら本領を発揮できる。


【チアズメッセージ】
前走の北九州記念7着は行き脚がつかず中団からの競馬。
向こう正面で早くも手が動くと、4角でアラアラ。直線も抵抗ができなかった。
スパっと切れる脚に欠ける。ジリ脚タイプ。
ダービー卿CT2着のように最後方で脚を温存する競馬が合っている。
使い詰めで疲れが出てきているのは気になる。


【ニホンピロキース】
前走の玄海特別1着は道中、3,4番手のインを追走。
3~4角にかけて鞍上とケンカして折り合いを欠く。
万事休すかと思われたが、4角で先頭に立つと、渋太い末脚で凌いだ。
鞍上に反抗、ゴール前で尾を振っているように気難しい面がある。
それが解消されれば将来が楽しみ。
前走から4.5キロ減の53キロで出走できるのは面白い。
現状では切れる脚はないが、軽量を生かした積極的な競馬ができれば。


【ベストタイクーン】
2年ぶりの出走となった前走の北九州記念11着。
スッとハナへ立つと、平均ペースの逃げに持ち込む。
4角で筒一杯となってさすがにバテてしまったが、長期休養明けでもその逃げ脚に陰りは全く見えなかった。
今回は叩き2戦目で幾分、上積みが見込める。
4キロ減の52キロまでどこまで粘れるのか。


【メモリーキアヌ】
前走のマーメイドS6着はやや重で時計の掛かる馬場。
だが、3番手から競馬するも、ダイワエルシエーロの作るスローの流れで見せ場を作れず、勝ち馬に大きく引き離されてしまった。
今の小倉は馬場が荒れているものの、時計は依然として速い。
51キロを利してどこまで応戦できるか。


【ワンモアチャッター】
前走のフィリピン特別1着は中京競馬最終週を迎えて極悪馬場。
それに降雨が加わり、スタミナを要する馬場。
58キロを背負った同馬にとって辛い条件。
道中は最後方でジッと末脚を温存。
勝負どころで内目を避けて通る他馬を余所目に、同馬は最内の経済コースを通る。一見、無謀とも思える作戦だったが、鞍上の「どこを通っても同じ」という見事なまでの好騎乗であった。
直線でグイグイと力強く伸びての圧勝であった。
前々走の小牧特別1着も道中は最後方で我慢。
先行馬の息が入った勝負どころで、外目をマクって前へ進出。直線入り口で先頭に立つと、そのまま粘り強く押し切った。
しかも、タップダンスシチーの作ったレコードを更新するおまけつき。
高速馬場、不良馬場、兼用というのは心強い。
今回も最後方でジッと我慢して、展開が向くのをジッと待つ。
54キロのハンデと勢いならこの相手でもやれる。


【アグネスシラヌイ】
前走の天の川S1着は道中、中団のインを追走。
終始、経済コースを通って長い直線を迎える。
前が塞がったものの、開いてからはスッと反応して差し切った。
鞍上によれば「2000mはピッタリ」とのこと。
2キロ減の54キロと調子の良さを生かせれば。
【グリーンプレジャー】
前走は11ヶ月ぶりの実践ながらB着用でテンは軽快な逃げを打った。
今回は同型のベストタイクーンとの兼ね合いがポイントとなる。



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
8月から更に予想充実 (■ スーパー競馬 ■)
2005-08-12 22:14:42
8月から平場レースの予想も開始。

更に予想が充実し、

より自信のあるレースのみ提供いたします



馬連  32週連続的中

3連複 21週連続的中



http://blog.livedoor.jp/superkeiba/



現在会員募集中!!



 

■ スーパー競馬 ■

返信する
Unknown (GK)
2005-08-13 09:57:49
セフティーエンペラ、私の友人が配合した馬ですわ。

返信する
おはようございます。 (のり)
2005-08-14 08:03:02
GKさんおはようございます。

そうなんですか!

身近な馬が重賞競走に出走されるのはすごいことです

当日輸送のないここで注目ですね
返信する

コメントを投稿