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【馬場】Aコース2週目。両発表だが、前日の雨の影響でパンパンとは行かず。
12.6 - 11.0 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 11.1 - 12.2=1:34.4
【展開】アドマイヤホクトが好発を決めるも、ガンガン行かず。押し出されるようにオースミダイドウがハナ。折り合いに専念のため、下り坂でもそれほどペースアップせず馬群はひと塊。たっぷり息を入れて直線で11秒1と急激にペースアップ。最後の急坂で止まったところを大外から勝ち馬の強襲。
ゴール前の急坂、大外からまるで別の生き物のような脚で一頭の馬が突っ込んできた。416㌔と小柄なドリームジャーニーが驚異の末脚で2歳チャンプに輝いた。道中はスッと最後方に控えて脚をタメる作戦。これは折り合いを欠いた前走の敗戦を生かしたもの。残り3ハロン地点で外目を通って進出を開始すると、楽な手応えで前を射程圏内に入れる。直線を向くと、一頭だけ違う脚色で一完歩毎に急追。全身を目一杯使ったフットワークで、測ったようにゴール前で差し切った。切れ味の凄まじさには驚きの一言。テンションが高く、折り合いに課題を残すが、クラシック最有力候補に躍り出たことは間違いない。それだけに、骨折は残念無念。
2着のローレルゲレイロは好発を決めて好位から流れに乗る。前で折り合いに専念するオースミを目標に三分三厘で早めに仕掛けを開始。だが、そのライバルが早々失速したため一頭で抜け出す形に。鞍上の懸命のステッキに応え、踏ん張りを見せるも、ゴール前で勝ち馬にあの脚を使われては仕方なし。正攻法で強い内容だった。
3戦無敗で圧倒的1番人気に支持されたオースミダイドウ。11番枠からそれほど出は良くなかったが、スピードの違いで前へ。ペリエJとしては好位に控えたかったところだが、逃げ馬不在に加え、外からマイネルに突っつかれる最悪の展開。押し出されるようにハナへ。これは鞍上も誤算だったろう。その証拠に道中はガッチリ手綱を抑え、4ハロン目から11秒9-12秒1-12秒2とペースは上がらなかった。タメるだけタメて4角で仕掛けを開始。だが、追われてからの反応は今ひとつでローレルにアッサリ交わされる。そこから粘りを見せたものの、勝ち馬と比べるとあまりに地味。折り合いに不安があり、コーナーで口向きの悪さも覗かせた。まだまだ若い。現状ではスピード力を生かしたほうがいいか。
フライングアップルはマイルGIの流れに戸惑うことなく抜群の手応えで中団のイン追走。前の有力どころを見ながら絶好の位置。4角で馬群のなかを通って進出するも、追われてからジワジワとしか脚を使うことができず。ワンパンチ足りない。
マイネルレーニアはプラス8㌔とやや太めが残った。道中は3番枠から無理せず好位へ控える。折り合いもスムーズで流れに乗っているかのように見えたが、如何せんこの馬には流れが遅すぎた。追ってから切れる脚を使えるタイプではないだけに、レースのラスト2ハロン目11秒1はきつかった。渋太さを生かせる展開で。
マイネルシーガルは後方で末脚を温存し、直線でスムーズに外目へ持ち出せたものの、追われてからの伸び脚が今ひとつ。プラス10㌔が響いたか。
ゴールドアグリは「返し馬から左手前の走りが今ひとつだった」と鞍上。本調子に一息だったか。
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【展開】アドマイヤホクトが好発を決めるも、ガンガン行かず。押し出されるようにオースミダイドウがハナ。折り合いに専念のため、下り坂でもそれほどペースアップせず馬群はひと塊。たっぷり息を入れて直線で11秒1と急激にペースアップ。最後の急坂で止まったところを大外から勝ち馬の強襲。
ゴール前の急坂、大外からまるで別の生き物のような脚で一頭の馬が突っ込んできた。416㌔と小柄なドリームジャーニーが驚異の末脚で2歳チャンプに輝いた。道中はスッと最後方に控えて脚をタメる作戦。これは折り合いを欠いた前走の敗戦を生かしたもの。残り3ハロン地点で外目を通って進出を開始すると、楽な手応えで前を射程圏内に入れる。直線を向くと、一頭だけ違う脚色で一完歩毎に急追。全身を目一杯使ったフットワークで、測ったようにゴール前で差し切った。切れ味の凄まじさには驚きの一言。テンションが高く、折り合いに課題を残すが、クラシック最有力候補に躍り出たことは間違いない。それだけに、骨折は残念無念。
2着のローレルゲレイロは好発を決めて好位から流れに乗る。前で折り合いに専念するオースミを目標に三分三厘で早めに仕掛けを開始。だが、そのライバルが早々失速したため一頭で抜け出す形に。鞍上の懸命のステッキに応え、踏ん張りを見せるも、ゴール前で勝ち馬にあの脚を使われては仕方なし。正攻法で強い内容だった。
3戦無敗で圧倒的1番人気に支持されたオースミダイドウ。11番枠からそれほど出は良くなかったが、スピードの違いで前へ。ペリエJとしては好位に控えたかったところだが、逃げ馬不在に加え、外からマイネルに突っつかれる最悪の展開。押し出されるようにハナへ。これは鞍上も誤算だったろう。その証拠に道中はガッチリ手綱を抑え、4ハロン目から11秒9-12秒1-12秒2とペースは上がらなかった。タメるだけタメて4角で仕掛けを開始。だが、追われてからの反応は今ひとつでローレルにアッサリ交わされる。そこから粘りを見せたものの、勝ち馬と比べるとあまりに地味。折り合いに不安があり、コーナーで口向きの悪さも覗かせた。まだまだ若い。現状ではスピード力を生かしたほうがいいか。
フライングアップルはマイルGIの流れに戸惑うことなく抜群の手応えで中団のイン追走。前の有力どころを見ながら絶好の位置。4角で馬群のなかを通って進出するも、追われてからジワジワとしか脚を使うことができず。ワンパンチ足りない。
マイネルレーニアはプラス8㌔とやや太めが残った。道中は3番枠から無理せず好位へ控える。折り合いもスムーズで流れに乗っているかのように見えたが、如何せんこの馬には流れが遅すぎた。追ってから切れる脚を使えるタイプではないだけに、レースのラスト2ハロン目11秒1はきつかった。渋太さを生かせる展開で。
マイネルシーガルは後方で末脚を温存し、直線でスムーズに外目へ持ち出せたものの、追われてからの伸び脚が今ひとつ。プラス10㌔が響いたか。
ゴールドアグリは「返し馬から左手前の走りが今ひとつだった」と鞍上。本調子に一息だったか。
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