タパスとは?
ウィキペディアで調べると、
「スペイン料理の様々なアペタイザーである。」
と書いてありますが…
今日は、そちらのタパスの事ではなく(^^;;
ヨガの教え、ハ支則の中にある五戒五訓の一つ、
タパスの事を少し。
ヨガとはポーズを取ることだけではないんです。
※
過去のブログ「体が硬い人ほど…」でもご紹介してます
八支則という八段階の教えのベースとして、五戒五訓があり、生活の中であらゆるものに対する考え方として、精神の行法があります。
それらの上の段階に、アーサナ(ポーズ)を取ることが、入っています。
【五戒五訓】
ヤマ/五戒=禁戒(やってはいけない事)
・アヒンサ(非暴力)
・サティア(嘘をつかない)
・アスティーヤ(盗まない)
・ブラフマチャリヤ(禁欲)
・アパリグラハ(執着しない)
二ヤマ/五訓=勧戒(やった方がいい事)
・シャウチャ(清浄)
・サントーシャ(知足)
・タパス(苦行)
・スヴァディヤーヤ(読誦)
・イーシュヴァラプラニダーナ(祈り)
この
二ヤマ/五訓の中に含まれる、
タパスは、苦行と言われていますが、ヨガの練習でも、日々の生活や仕事でも、自分の決めた事を熱心に行い、努力を続けることで、精神を鍛えていく、という意味です。
先日参加したヨガのレッスンで、最後のシャバーサナ中に先生がこの「タパス」の事を話されていました。
----------------------------------------
ヨガの練習でも、苦手なポーズよりも好きなポーズの練習や出来る範囲での練習で満足してしまったり、普段の生活や仕事でも、自分の慣れてしまった環境にいることは居心地も良くて楽だけど、そこから更に新たな領域に踏み出したり、挑戦をし続ける事で、今後の自分の幅が広がり、何に対しても動じない適応能力がついていく。
そして、そのためには、辛いことも必要かもしれないが、辛いと捉えずに、今後の自分にとって成長するためにプラスになる努力と捉えて、楽しみながら行ってみてはどうでしょう…。
----------------------------------------
といった内容でした。
ちょうど、私自身も今現在、何かを模索するように、勉強も兼ねて、様々なヨガのレッスンに参加している毎日なので、その言葉がとても響いて、シャバーサナ中に涙が溢れてきました。
ヨガを長年続けてきたからか、年齢を重ねるごとに、大変な事もラクに感じる事が多くなり、何事も楽しみながら生活しているなぁと実感することがとても多いです。
その中でも、やはり何かを手放したり、努力も続けていけるようにしよう…と改めて思わせてくれた言葉でした。そんな素敵な先生に出会えた事にも感謝です(^人^)
この気持ちを忘れないように、ツラツラと長文を綴ってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございますm(_ _)m
皆さまも、ぜひ生活の中にヨガを取り入れて、人生を楽しんでみませんか?
ヨガレッスンのご予約、ご質問などはお気軽に下記メールアドレスまでご連絡くださいませ。
メール:hsatoyoga@gmail.com