ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

電話をかけるのも大変。

2016-04-21 | 義母98歳
毎度おなじみ流浪のブログ、ひさへワールドへ
今日もよーこそいらっしゃい!!

先日、義母に電話をかけました。
とゆーか、夫にかけてもらった。
本当は私がかけても良いのですが、文明の利器、電話での
義母とのコミュニケーションとなると、今ひとつ自信がナイのです・・・。


お義母さん、歩くのがスローなので電話に到着するのに
時間がかかります。


お義母さん、やっと電話口に登場!


「もしもし~」夫が呼びかけます。


応答、ナシ。



すると、

かすかに聞こえる義母の「聞こえない・・・、聞こえない・・・」の声。






夫の大音量ボイスは終わる事なく・・・。



夫の叫びも届かず。










何とか、耳に当ててくれて、会話が出来ると思ったのに
「あぁ、ここを押すのね」
と、意味不明なセリフ。


夫の切なる願いも空しく。



で、電話切られました(涙)
再度電話をチャレンジしたけど、「元気かい?元気だよ」のやり取りだけで、
本当に伝えたい事を伝える事は出来ませんでした・・・。

施設の数名の入居者さんが感染症にかかり、
面会が出来なくなったのが先週末。
入居者さん達も食堂での集団での食事も出来ないそうで、皆さん自室でのお食事だそうです。

とゆー事は、お義母さん、介護士さん以外の、誰とも会話をしていない?
  
私が最後に訪問したのは先週の木曜日。
その時、私が最強に恐れている言葉!
「砂糖を持って来て」
と義母から言われ、 (((((( ;゜Д゜)))))ガクガクブルブル
あぁ、認知症がまた進むのかなぁ、とドンヨリしていた矢先の面会謝絶。
そしてこの電話事件。

受話器を耳に当てないんですよ。
耳の上あたりに押し当てる。
何度も教えても、当ててくれない(泣)。
しかも、がっちり握って頭に押さえつけている。
義母は昔のごっつい黒電話を愛用していたので、
現在の電話の受話器は小さくて、どう当てて良いのか見当が付かないようです。

義母は文明の利器を使いこなせないだろうと思ったので、
こうなるだろうなぁと予想はついていました。
なので、夫に電話をかけてもらったのです。
もう、笑うに笑えない事件でしたが、
怒る事も出来ないので、「もう、しょーがないね~」と娘と笑った。
何だか、コントのようでした。

今回の感染症による面会謝絶、義母は理解出来ているのだろうか?
説明した所で、理解は出来ないと思うんですけどね・・・。
会いに来ないから、子供達から見放された、と誤解しているかも・・・。
以前働いていた所の利用者さんがそんな誤解をしてショックを受けていたので。
心配です。が、砂糖の事、忘れているかも!
何より、誰とも会話をしないのって、認知症が進みそう・・・。





コメント (2)
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