1巻目だけが在庫なしで注文もムリな状態。
「2巻と3巻があるのに、1巻だけが無いなんて~」と
「ムキーッ」の私でした。
なので札幌駅の隣の大型書店に探しに行こうと思っていました。
が、ダメもとで車で10分の所にあるイオンの書店に行ってみた。
そして、勇気を振り絞り店員さんに蚊の鳴くような声で聞いてみた。
「あのぉ~、探している本があるのですが・・・」
「はいっ、何でしょう!?」
「ピアノのムシというマンガなんですけど・・・」
「あぁ、ピアノのムシね」と店員さんもご存じの様子。
「あのぉ~、1巻目が欲しいんです・・・」
すぐにパソコンで在庫を調べて「少々、お待ち下さい」と本棚の方へ行ってしまった。
という事は・・・あるのかもしれない?
「これですねー、最後の1冊です~」
「あぁ~!良かった~、出版社に注文しても在庫なしって言われたんですよ~」
と喜びの声を伝えたら「そうなんですよねー、売れてるんですよね、コレ」と
店員さんも嬉しそう。
「ありがとうございました」と心の底からお礼を伝え、心の中でガッツポーズをしました。
普段の行いがいいから?なんて少し勘違いもしちゃったりして。
3巻もあります。
全て揃って、ものすごいスピードで読み、昨日からまたじっくりと読み返して楽しんでいます。
この調律師さんの様に本当の事を嫌味ったらしく言えたらスッキリするだろうなぁ。
マンガ内でのアマギってヤ〇ハ?
イースタインはディアパソンとその前身のオーハシの事かな?
ピアノを作る人、売る人、買う人、調律する人、弾く人、どれをとっても
興味あるお話しばかり。
あ、私と似たような恥ずかしい事やってる~という様なお客さんのお話しも。
主人公の調律師・蛭田さんも口も悪くて嫌味ったらしいけど
事実を突いてくるので小気味良い。
ピアノの考古学、推理のようなマンガで面白いです。
ピアノ系マンガといえばピアニストを目指すとか、弾く側が主人公で
裏方の調律師さんはあまり登場しません。
なので違う視点からのピアノマンガでフェチにはたまらない内容です。