小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取した人に、腎疾患などが確認された問題で、3月22日
時点で、小林製薬は6人が腎疾患などで入院したと発表していましたが、その後、新たに20人が入院して
いたことがわかりました。 腎疾患などで入院した人はあわせて26人になります。
小林製薬は22日、紅麹原料が入った機能性表示食品、「紅麹コレステヘルプ」を摂取した13人から、腎
疾患などの症状が確認されたとして、商品の自主回収を発表しました。
小林製薬には2月上旬までに、複数人から腎疾患の症状について申告がありましたが、調査などに時間が
かかり、1カ月以上経ってからの回収となりました。
小林製薬は、22日時点で、腎疾患などの症状がみられた13人のうち6人が入院し、このうち2人は、一時
的に人工透析が必要な状態になったと発表していました。 しかし、その後、新たに20人が同様の症状で入
院していたことがわかったということです。(関西テレビ 3/25 月)
2月上旬に申告を受けながら、調査を理由に発表を遅らせたことで、被害者が増えてしまったということ
はないのだろうか。今、サプリメントの類は手軽に摂れることもあって、利用している人は多いと思うが、
ずっと摂取して本当に人体に悪い影響がないか、分からない。以前、某医師がメディアで自然界で食物何
個分とか一気に体内に入れる事は無い。と語っていた。安易に「手軽さ」を求めてはいけない気がする。