れいわ新撰組山本太郎代表の11月1日参議院予算委員会質疑の模様を女性自身の記事から一部抜粋しました。
「なぜ日本が30年も不況が続くんでしょうか? 総理ご自身が非常に冷静な分析、所信表明でなさってくだ
さいました」と岸田首相の所信表明の抜粋をパネルで紹介した。
《この三十年間、日本経済はコストカット最優先の対応を続けてきました。人への投資や賃金、さらには未来
への設備投資・研究開発投資までもが、コストカットの対象とされ、この結果、消費と投資が停滞し、更なる悪
循環を招く。低物価・低賃金・低成長に象徴される「コストカット型経済」とも呼び得る状況でした。》
山本代表はこの表明について”全くの他人事”とバッサリ。「あなたたちがやったことでしょ? あなた含め自
民党が。自民党が経団連の要望をしっかりと受けて、組織票と企業献金で買収されながら政策を売っていった。
非正規などいつでも首を切れる不安定な安い賃金の労働者を大量に増やして資本家がより儲かるような法律を作
ったのが自民党じゃないですか? ずいぶん他人、どっかのよその国で起こってるかのような所信表明だったん
ですよ」とこれまで自民党政権によって行われてきた政策を非難した。
続けて、90年以降非正規労働者が増え続け、それに反比例して実質賃金が低下しているグラフを示し、「30年
かけて日本を貧しくさせたのが自民党と経団連ですよ」と強調。消費税が増税されるたびに、法人税が引き下げ
られているというグラフを示し、「庶民には増税、社会保障負担上げまくり。資本家がより儲かるよう法律を作
る、法律を変える」と政策は“金持ち優遇”であると批判した。これらの政策によって、大企業の内部留保が522兆
円に膨らんでいるという。(女性自身 11/2(木)
山本代表は小泉政権から現在に続く自民党が行ってきた政治の結果を的確についている。大手メディアも今の日
本のままでいいとは思っていないはずだ。日本の問題に正面から取り組み、キチンと伝えてもらいたい。
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