「日々悩み、考えながら走っている」 菅首相

　菅義偉（よしひで）首相は2日、記者会見し、新型コロナウイルス対策として11都府県を対象に出し

ている特別措置法に基づく緊急事態宣言について、栃木県は7日に解除し、東京都や大阪府など10都府

県は3月7日まで延長することを表明した。


　会見で、菅首相は「新型コロナウイルスの発生から1年以上経った。わが国でも世界でも、なおウイ

ルスとの闘いは続いている。私も日々悩み、考えながら走っている。国民のみなさんの不安を少しでも

解消するために、あらゆる方策を尽くし、私の全ての力を注いで取り組んでいく。いま一度のご協力を

国民のみなさんにお願いします」と語った。(THE　PAGE 2/2　火)


新型コロナ対策、自党議員の銀座会食と菅総理の謝罪の場面を何度も目にする。昨日の菅総理の延長表

明後の街頭インタビューでは町の人々の「仕方がない」というあきらめに似た声が多い。そして中小企

業の厳しい声が続くが、総理には届かないようだ。日本の新型コロナ対策は後手後手に回り、あまりに

も場当たり的だ。台湾の水際立った政策とは対照的で（勿論人口とか単純に比較できないが）何故参考

にできないのか疑問だ。（台湾はコロナをほぼ抑え込みプラス成長に経済を導いている）


自民党や公明党の2世、3世議員達では問題山積みの日本のかじ取りは難しいと思う。あまりにも既得権

益に縛られ過ぎていて、科学的な見地に基づいた思い切った政策を実行できない状態だ。今度の総選挙

は今年中に必ずある。投票し民意を示すことだ。